【衝撃】クズの俺に、女「授かった」俺『』→数年後、リリ~ン!「※ちゃんのお父さんですか?保育園です」→園に迎えにいくと、息子「ポカーン」俺『』→結果・・・・・・
そうだよな。
まあ随分昔だし、
社会経験の少ない俺はそんなことすら考えつかなかったよw
続き
で元に戻るけど、
嫁と顔を合わせば喧嘩ばかりで、イライラする。
自分の居場所なんてなかった。
家に帰る意味なんかあんの?そう思ってた。
そんな時、息子の寝顔を見ると癒されてたんだ。
それと同時に、自分が惨めになるんだ。
最悪最低の父親だって。
自分を受け入れてくれる世界なんてない。
とうとう俺は家に帰らなくなった。
俺は本当にクズなんだ。
親を早くから亡くしたせいか。
唯一肉親の息子のことだけは気になっていた。
嫁からの連絡はシカトし続けた。
そんなある日、
知らない番号から電話がかかってきた。
「はい?どちらさん?」
「○○保育園の佐々木と申します。
ハルちゃんの担任の。」
言ってなかったけど、ハルは俺の息子の名前だ。
俺
「え?保育園?」
佐々木
「はいそうです」
知らなかった。ハルが保育園に行ってたなんて。
「保育園が何で俺に電話してくんの?」
佐々木
「あのー、
ハルちゃんのお父さんで間違いありませんよね?」
俺
「あー…はい。で何で俺に連絡してくんの?」
佐々木
「いつもお母さんがお迎えに来られるんですが、
今日はまだ来られないんです。」
佐々木
「延長の場合は事前に連絡をもらうようになってまして。
本日はお母さんからまだ連絡はありません。
園も8時には閉めますので、
どうかお父さん迎えにきて頂けますか?」
嫁には何度も連絡したらしい。
で繋がらないから、
緊急連絡先の俺に連絡があったわけだ。
なんて無責任で親の自覚がねーなんて
思われても仕方がない。
読んでて不快な気分になった方は許してくれ。
そして続けさせてもらう。
門の前には電話をくれた佐々木先生と、
息子のハルが手を繋いで立っていた。
佐々木
「ハルちゃんのお父さんですか?」
俺
「あっ…はい、そうです」
佐々木
「初めましてw佐々木と申します。
ハルちゃん泣かずにお利口に待ってましたよーw」
ニコッと微笑む佐々木先生をチラ見し、
久しぶりに会う息子の顔を覗きこんだ。
まあ誰だけ分かってないのかもしれん。
佐々木
「帰ったら沢山誉めてあげて下さいねw
ほらハルちゃんパパだよw」
ハル
「‥‥」
佐々木
「きっといつもお母さんが迎えに来てるから
恥ずかしがってるんですよw」
と言いハルの手を俺に預けた。
「お母さんと連絡とれました?」
俺
「あの、いや。」
佐々木
「そうですか?
お母さんの職場に連絡したら
4時で帰ったって言ってたんで、
きっとお家にいますよw」
俺「はー。。。
あの、迎えにくるの遅くなってすみませんでした。」
佐々木
「いいえw
良かったねハルちゃん、
パパ迎えにきてくれてw
バイバーイ」
そう言って先生は園内に戻った。
ハルを見ると、
まだポカーンと口を開けたままだ。
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