トヨタ・スターレット「KP61」に、200馬力のスズキ・ハヤブサのエンジンを搭載して爆走する動画を紹介します。
それでは早速その爆走ぶりをご覧ください。
これは驚きました!!!
エンジン音が完全に「ハヤブサ」です(@_@;)
それにしても凄い加速ですね!!!
引用元:http://iinee-news.com/post-17065/
この動画に出てきたトヨタ・スターレット「KP61」は言わずと知れた往年の名車である。世代を問わず世界中に多くのファンがいるが、下の画像を見てほしい。
このスターレット軍団を見て魂を揺さぶられ、熱狂する多くの人は「オヤジ世代」だろう。
トヨタ・スターレット(KP61型)
トヨタ・KP61型スターレット、いわゆる「KP61」。最終モデルでも、気がつけば既に30年以上前のクルマだ。トヨタ・AE86型カローラ/スプリンター(以下、ハチロク)と、このKP61型スターレットが21世紀となった今もなお愛されている要素のひとつに、FR=後輪駆動車であることは間違いないだろう。また、後継モデルがFF=前輪駆動に置き換わった点も、ハチロクと同じだ。
ここに並んでいるKP61型スターレット軍団には、オーバーフェンダーが取り付けられ、エンジンはチューニングされ、背後に回るとステンレス製の排気管が鈍く輝いている。そして車内は内装が取り払われ、バケットシートと追加メーターが奢られ、ロールケージが張り巡らされている。そう、まさに「オヤジ世代の魂が震える」佇まいそのものなのだ。かつて自身の愛車にこの種の改造を施したことを思い出し、懐かしさがこみ上げてきた人もいるはずだ。
思い出してみてほしい。念願だった運転免許を取得し、人生初の愛車を手に入れた日のことを。
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食費を切り詰め、睡眠時間を削り、仕事が終わると仲間たちといつものステージに繰り出し、連日連夜、明け方まで走り込む。そしてほぼ徹夜状態で仕事場へ…。ただただ、クルマで走ることが楽しくて仕方がなかったオヤジたちの青春時代。このスターレットたちを見るにつけ、当時の熱い想いが甦ってきた人もいるのではないだろうか。
仕事、家族、そして自分の将来。大人になるにつれて忘れていった、いや、忘れたフリをした人も多いだろう。きっと「忘れるしかなかった」のだ。それが大人の階段を登る、ということなのかもしれない。
エンジンに火が入り、地に轟くサウンドは、演出された現代のスーパーカーのそれよりもはるかに迫力があり、同時に官能的ですらある。まさに「奏でる」という表現がしっくりくる。
もはやクラシックカーの領域に足を踏み込んだと言って良いKP61型スターレットが、21世紀となった現代でもこうして快音を轟かせているのには理由がある。「このクルマでなければならない」と考える熱狂者たちが少なからず存在したからだ。
ポルシェ社は「クラシック部門」を設立し、かつて製造・販売したモデルのパーツを再生産しているという。また、ドイツ本国にポルシェを送り、大金を払うことでラインオフした状態にフルレストアすることも可能だ。そういった状況に比べれば、日本車の旧車と呼ばれるクルマたちの延命はたやすいことではない。年々、欠品パーツが増える一方だからだ。知恵と気合いと根性で乗り切る「スポ根」を地で行くしかない現状だと言える。そんな、並々ならぬ愛情が注ぎ込まれたクルマたちだからこそ、理屈抜きに人を惹きつけるオーラがあるのだ。
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オヤジたちの青春時代のエピソードを、ぜひ身近な若い世代に伝えてほしい。職場の部下でも、飲み仲間の後輩でもいい。そして、日本には昭和の時代から「こんなカッコイイクルマがあったんだぜ!」と。この際、少々暑苦しいと思われてもいいではないか。10人に1人は、真剣に耳を傾けてくれる若者がいるに違いない。仮にそれが自身のご子息であれば最高だ。
「カッコイイクルマ」の定義は人それぞれだろう。それは否定しない。しかし、間違いなくこのKP61型スターレット軍団も「カッコイイクルマ」だと断言したい。それを幅広い世代に伝えたい。そう強く感じたのだ。
引用元:https://gazoo.com/ilovecars/vehiclenavi/160621.html