彼からプロポーズされて彼実家にご挨拶に行った時
彼父に「本当にこいつでいいのかい?」と何度も何度も
確認され、あまりにも確認するので彼が怒って
「いったいなんだよ!?親父は結婚に反対なのかよ!?」
ときれた。
彼母がちょっと落ち着きなさい!
と彼をなだめるために外にタバコを吸いに出した。
母「お父さんもあんな言い方したら彼男も怒るわよ~。
私ちゃんびっくりさせてごめんね?
あの子私ちゃんに言ってないみたいだから私が言うんだけど。
あのね私ちゃん。実はあの子、
ピンポイントフィックスやってるの。
つまりハゲかかってるの。
お父さんもやってるんだけどね。
私ちゃんハゲでも大丈夫?
ハゲに嫌悪を抱かない?
ハゲでもずっと愛してくれる?
私が言うのはあれだけど、お父さんもあの子も
ハゲかかってるけどすごく優しい人間よ。
ハゲかかってるけど卑屈でもないし。
まぁ、料理に海藻系を多めに出してって毎日注文されるのと、
一晩で枕に髪の毛が信じられない
量付いてるのが面倒と言えば面倒だけど。
今はまだハゲかかってるレベルだけど
将来的にはたぶんツルツルになると思うの。
お父さんのおじいちゃんがすごく綺麗にツルツルだからね。
それでも一緒に生活していける?
毎日頭を見ることになるのよ?」
と真剣な眼差しで聞かれた。
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