鼻先と耳を削ぎ落とされた犬・バロン
アメリカ・ミシガン州で保護されたのは鼻先と耳がナイフのようなもので削ぎ落とされ、尻尾がちぎられたロットワイラー犬。
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明らかに人間の手で虐待されたその姿はあまりにも痛々しいものでした。
シェルターを運営している動物愛護団体・Michigan Humane Societyの職員が駆け付け、この犬を保護しました。
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呼吸器官に影響が出るほどの重傷だったため、シェルターで緊急手術となります。
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2時間以上の長時間の手術となりましたが、鼻の傷と尻尾が縫合されました。
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そしてこの犬はバロンと名付けられます。鼻の傷は見事に縫合されたことで、バロンは回復に向かいます。
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Michigan Humane Societyの職員の看病もあり、バロンの体重も日に日に増え、体力の回復は目に見えて表れました。
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このような虐待行為は許せません。Michigan Humane Societyの職員は次のように訴えています。
「このような残酷な行為は決して許されるべきものではありません。このようなことが二度と起こらないよう、私たちは被害に遭った動物たちの代弁者として、またコミュニティーとしての断固とした態度で訴え、立ち向かっていくつもりです」
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Michigan Humane Societyでは加害者に関する情報をネットで呼びかけるとともに、この活動に関する募金も募りました。
それがメディアにも取り上げられ、バロンは多くの人に知られるようになります。
メディアでバロンを知ったの中から、バロンを引き取りたいと申し出てきた人がいました。
申し出たのはローラさんとトッドさんの夫妻。
夫妻は直接シェルターを訪れてバロンと対面した時に懐いてきたバロンをすぐに好きになり、引き取ることを決めました。
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「あの時バロンが見せた態度や、僕らと顔を合わせたときの反応などからわかりました。彼もまた私たちのことを選んでくれたのだと」
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トッドさんはこう話し、バロンとは運命の出会いだと感じでいるようです。
残念ながら、バロンを虐待した犯人はまだ捕まっていません。バロンのような被害者が再び出ないことを祈ります。
酷いことをするもんですね・・・
ネットの反応
・一体何のために、こんなひどい事するんだ!? クズすぎるわ
・バロンはいい夫婦に引き取られたね
・残酷な人間が多くて嫌になるね
・ここまでする人間はいつか人をやりそう・・・
日本での連続殺人事件の前に猫の死体がありました
犬の虐待も犯罪ですが、より大きな犯罪にならないと良いですね・・・
↓日本でもたくさんの方が虐待された動物を引き取っています。次ページ↓
生きていてくれて感謝 虐待犬引き取った芳賀の手塚さん
上三川町で飼い主の男に虐待され、県に保護された犬のうち、オス1匹を芳賀町西水沼の手塚ちづるさん(46)が引き取った。
劣悪な環境で育ち人間を怖がる犬を、子どものように大切に育てている。
動物好きなちづるさんは、自宅でほかにも3匹の犬を飼い、真岡市内の動物病院で働く。
事件はちづるさんの周りでも話題になっていた。
「子犬はまだいいけど、成犬は幸せにはなれないわよ」。
偶然耳にした言葉が、頭から離れなかった。
動物病院には、車にはねられた野良猫を連れてくる人がいた。
「そういう方を見てきたので、私も1匹ぐらいは助けてやりたかったんです」と明かす。
夫の光明さん(62)に相談し、犬が保護されている県動物愛護指導センター(宇都宮市)と県南ドッグセンター(栃木市)に何度か足を運んだ。
「どの犬を引き取ればいいいのか」。決められないちづるさんに代わり、光明さんが選んだのは、ドッグセンターにいた「5番」と書かれた犬だった。
職員は「コミュニケーションが苦手で、エサをあまり食べない」と言った。
「なんで選んだのか夫は言いませんけど、残ったらかわいそうだと思ったんでしょうね」。
「5番」は「なると」と名づけられ、今年1月に手塚さん宅にやってきた。
最初は体が震え、カラスの鳴き声ですら怖がった。
世話をするうち少しずつ警戒心が解けていった。
「ただいまー」と仕事から帰ると鳴くようになった。トイレは、ちづるさんが歌をうたうとするようにしつけた。
「ひどい環境で育った犬ですからある程度は覚悟していたんですが、物覚えがよくておとなしい。
けなげで、かわいくてしょうがないんです」
夜は隣で横になり、寝かしつける。
「うちは夫と2人だから、息子が1人増えたようなものですね」とちづるさんは話す。
今でも知らない人が来ると体が震え出し、まだ外を散歩することはできない。
少しずつ慣らしながら、いつかは一緒に出かけたいという。
「生きていてくれて、うちに来てくれてありがとうという気持ちです」(長谷川陽子)
<上三川の犬虐待事件>
上三川町で昨年9月、トラック運転手の男が、犬8匹をフンの大量にたまった狭いオリに閉じ込めて飼育していたとして動物愛護管理法違反の疑いで逮捕され、罰金10万円の略式命令を受けた。
県動物愛護指導センターは男の飼っていた成犬計10匹を保護。
うち1匹が産んだ子犬5匹と合わせて新しい飼い主を募集した。
成犬7匹はまだ引き取り手が見つかっていない。
(朝日新聞 2014年5月6日掲載)
↓虐待を受け狂暴化したネコを引き取ったその後の話は次ページ↓
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彼女は今から4年前、地元のシェルターで殺処分される予定だった一匹の猫を引き取り、家族として迎えました。
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「Ludde」と名付けられた彼は、シェルターにいた頃は完全に心を閉ざし、職員や他の動物が近づくと牙を剥いて威嚇しました。
話によると、彼は以前の飼い主から何度も投げられたり、車で轢かれたり、尻尾を焼かれたりといった虐待を受け、それが原因で心に深い傷を負ってしまったそうです。
「この子は狂暴過ぎて手が付けられません」
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「この子は狂暴過ぎて手が付けられません。恐らく、ペットとして飼うのは困難でしょう。」
「私は何と言われようがこの子を引き取ります。」
Luddeを自宅へ
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この時、Luddeは恐怖を感じてケージの中で排便し、家に到着するまで暴れまわったそうです。
「近づいたらまた傷つけられるかもしれない」
Luddeの頭の中は、そんな不安と恐怖でいっぱいだったに違いありません。
心を開いたLudde
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なんと、彼は家に来て3日後には同じ家に暮らす他の猫と遊び始め、その4日後には自らCayさんやその家族に近づき、匂いを嗅ぐようになったのです。
どうやら、Cayさんの諦めない心、そして愛情が奇跡を起こしたようです。
現在
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その姿からは、”ペットとして飼うのは困難”と言われていた頃の面影は感じられません。
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Cayさんは言います。
辛い過去を乗り越えて
しかし、彼は今、Cayさんやその家族との新たな暮らしに幸せを感じているようです。
しかし、彼にはこれからは過去を忘れるほど明るく、幸せな人生を歩んでいってもらいたいと思います。
引用元;http://like-channel.info/article-LE8W4isI、https://sippolife.jp/article/2015052600001.html、http://petbiyori.com/article/8112