24時間テレビ出演の障害者が『感動ポルノ』のやりざまを大暴露!
その「絶対放送されない部分」とは・・・
絶対放送できない部分
NHK・Eテレ『バリバラ』が中々チャレンジングな放送をやってくれました。
日テレの『24時間テレビ』にぶつけるように
「障害者×感動」の方程式というテーマで放映したのです。
「障害者×感動」の方程式とは、
健常者が上から目線的に障害者がこうリアクションをすれば
世間が感動するだろうと決め込んでいくことです。
このような健常者が障害者を感動の道具にする行為を
『感動のポルノ』と言われています。
24時間テレビは感動のポルノに則った番組
日テレの24時間テレビはほぼこの
『感動のポルノ』に則った番組と言われています。
そして今回の『バリバラ』で話題を呼んだことが
両番組に出演した障害者がいたということです。
その人は、多発性硬化症などを患う大橋グレース愛喜恵さん。
24時間テレビの方では『イッテQ』の特別企画に出演しました。
勿論こちらの番組のテイストは「感動」です。
そして『バリバラ』の方は
24時間テレビの感動的な障害者象を再現ドラマでパロディーかしたのです。
そしてグレースさんがドラマに出演したことが更に話題を読みました。
大橋さんが出演するこのドキュメンタリー風映像では、
「それらしい」音楽やキーワードで、
いかにも「健気な」障害者として大橋さんが描かれているのだが、
それをぶち壊すように
「病院の先生がイケメンでテンション上がった」
「(立ち直ったきっかけを聞かれて)
まあ時間が解決したみたいな」と、
「使えない」発言を連発し、
そのたびにスタッフが「その話いらないっす」
「いやそこ大変な感じで行きましょ」などと軌道修正する。
要するに、24時間テレビを完全に
パロディー化したコントなのである。
「放送する部分」と「放送しない部分」はコチラ↓↓
「放送する部分」と「放送しない部分」
パロディードラマは「放送する部分」と「放送しない部分」の
落差をユーモラスに表現しています。
悲壮感が漂う前者と、その雰囲気をぶち壊すようなテンションの後者で
「感動のポルノ」がどのように演出されているか視聴者に裏を見せています。
グレース氏は口からご飯を食べることができないため、
胃に開けた穴にパイプを差し込み
直接栄養を摂っていると伝えられるのだが、
そこでディレクターが「大変ですよね」と声をかける。
当然、ここでテレビが欲しいのは苦労の言葉だが、
グレース氏はとくに表情も変えず
「いや、意外と食べる手間も作る手間も省けるので、
そんなことはないですけどね」と返答。
「いや、大変でしょ」とディレクターは畳みかけるが、
グレース氏は「楽ですよ、むしろ」。
このグレース氏のあっけらかんとしたコメントは、
感動ポルノでは「放送しない部分」だとテロップ解説が入る。
放送しない部分のディレクター氏とグレースさんのやり取りが爆笑ものです。
多発性硬化症を発症したときのことを回想するシーンでは、
ディレクターが「相当ショックだったでしょうね」と、
発症して柔道もできなくなってしまった当時のことを質問すると、
やはりグレース氏は
「いや、でもその病院にめっちゃイケメンの先生がいて、
めっちゃテンション上がりまくりでした」。
もちろん、これも「放送しない部分」だ。
『感動ポルノ』ではイケメンにときめく障害者の本音トークは必要無く、
お約束の演出に乗ってもらいたいのですね。
障害者だって健常者と同じ人間、感情の表し方だって同じですから、
一緒に感動を味わいたいですよね。
ネットでの反応
・さすがNHK大阪。悪意満載なブラックユーモアですなwww
・NHK受信料 払いたくなった
・必要悪と言ったら言い方悪いが、24時間テレビもあっていい番組ではある
・『バリバラ』また見たくなった
重度の障害者にスポットを当てる
24時間テレビのような番組があっても良いと思います。
『バリバラ』が主張する内容をよく理解した上でなら。
24時間テレビで虐待疑惑、続きはコチラ↓↓
24時間テレビで虐待疑惑
両足に障害を抱えた男の子が富士登山に挑戦するといった企画で、
虐待と受け取られる映像が流れてしまったからだ。
虐待を疑うコメント
この映像を観た人たちでTwitterには
「虐待では?」といったコメントが次々に投稿されている状態に。
・悪天候で台風接近の中なぜ富士山に登山するのかよくわからない。
両足麻痺の少年をこんな危険な企画にさらす日テレ頭おかしいだろ
・24時間テレビで障害児への虐待が放送される
・どうして子供が嫌がることをするのか。
大人の自己満足に巻き込むんじゃない。
問題の部分を観るだけだと確かに虐待のように見えなくもないが、
親が励ましている可能性もあるため真相は不明。
ただ、登山に適しない天候で富士山を障害者に1合目から登らせる時点で
企画として問題がないのかという声も見受けられた。
お涙頂戴はもうウンザリ?
また、登山以外にも毎年障害を持つ人たちの頑張る姿を映して
「お涙頂戴」をする事に対して疑問を持つ人は、年々増えているようだ。
なかには「障害を持つ人が明るく楽しんでいる企画も多くなってきた」
というコメントもあるが、
やはり否定的な意見が現状は多かった。
かなり無茶な企画でもトラブルが起きないのは、
テレビ局が最大限の配慮をしているからだと思われるが、
視聴者としては心配になってしまうのだろう。
障害を抱える人が頑張る姿は感動的に思えるかもしれないが、
演出をやりすぎて嫌悪感を抱かれては元も子もない。
引用元:https://vipper-trendy.net/24tv-bakuro/