サンサーラ速報❗️

【ありえない】え~~ウソでしょwww40独身男が恋人もいないのに友人の子を養子に!?その子とキスしていい雰囲気に→それ以上のドキドキ展開に!?

40独身男が恋人もいないのに、友人の子を養子に!?

こんなことってあるの?

嘘のような、ホントの話

 

 

「あのさ・・・お前に相談があるんだけど・・・」

 

職場の同期で、悪友とも言える早野からの電話を受けた。

 

「どうしたんだ?金ならねぇぞ。」

 

「ばかっ!金なんかじゃねぇよ。木下(俺)じゃなきゃ、相談出来ねぇんだ・・・」

 

「あー・・・分かったよ。じゃ18時に・・・」

 

俺は時間と場所を設定して、電話を切った。

 

俺は本社の経理部で課長をしている40歳。

 

早野は営業所の所長で、俺と同じ40歳。

 

俺は結婚経験がなく、早野は×1。

 

早野の営業所と本社は近く、時々飲みに行ったりはしてたが、そんな

 

に切羽詰った感じで相談なんて、早野らしくないな・・・

 

一抹の不安を覚えながらも、俺は待ち合わせの場所に向った。

 

 

「なんだよ、相談って?」

 

待ち合わせ場所のすぐ側にあった、今まで行ったことの無い居酒屋の個室

 

で、俺と早野は向き合ってた。

 

「うん・・・あのな。俺・・・結婚するんだ。」

 

「なにっ!俺が一度も結婚出来ないのに、

 

お前は2度も?相手はどこのどいつだ?」

 

「いや・・・あの・・・サンシャインのアケミちゃん・・・」

 

「は?あのパブの?マジ?」

 

「うん・・・子供出来ちゃって・・・」

 

「アケミちゃんって、確か22歳じゃねぇか?18歳下だぞ。

 

お前、そりゃ犯罪だぞ!」

 

「いや・・・あの・・・でもさ、出来ちゃったモンは仕方ねぇだろ?」

 

「ってかお前、いつ口説いたんだ?いつの間にだ?」

 

俺は声を荒げて尋ねた。

 

「いや・・・あの・・・口説いたって言うか・・・なんか流れで・・・」

 

「ふ~ん・・・それで?22歳の奥さんに、

 

14歳の娘?そしてすぐにまた子供が出来て?」

 

実は早野には、前妻との間に14歳になる娘がいて、

 

男手一つで育てている。と言えば聞こえはいいが。

 

若葉ちゃんって言う娘は、「ホントに早野の娘か?」

 

って位、しっかりとしたよく出来た子で。

 

小学生の間は、流石に早野の母親が面倒見てたが、

 

中学に上がると、何でも自分でやるようになった。

 

グレたりもせず、学校の成績もいいと聞く。

 

今時珍しい、本当に出来た子だ。

 

「実は、相談ってその事なんだ・・・」

 

早野は重い口を開いた。

 

「バカじゃねぇか!お前は!」

 

俺は早野を怒鳴りつけ、グラスのビールを早野にぶちまけた。

 

早野は俯きながら、「でも・・・本気なんだ・・・」と呟いた。

 

早野が言った事を要約すると・・・

 

アケミとは結婚したい。

 

本気で愛してる。

 

アケミもまた・・・

 

ただアケミは、若葉ちゃんの存在を気にしている

 

若葉ちゃんの母親には、なれる気がしないと。

 

だから、若葉ちゃんがいるなら、結婚はしないと。

 

「そんな女、やめちまえ!」

 

俺は怒鳴った。

 

が、早野は、「アケミと腹の子はどうなるよ?」と聞いてくる。

 

「んなもん・・・勝手にするだろうよ!」

 

「アケミはさ・・・俺がいないとダメなんだ。それに俺も・・・」

 

「じゃ何か?お前、若葉ちゃんをどうすんの?殺す?養女にでも出すんか?」

 

 

 

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俺は呆れて尋ねた。

 

「殺せはしないけど・・・養女に・・・」

 

そして俺は、ビールをぶちまける事になった。

 

 

その後早野とは、喧々諤々となった。

 

早野のだらしなさに、俺は情けなく、そしてかなり苛立っていた。

 

「分かったよ、このバカ!お前は若い女と好き勝手したらいいさ。

 

若葉ちゃんは、俺が面倒見るよ!」

 

「ホントか?」

 

早野の嬉しそうな顔を見て、俺は「しまった・・・」と思った。

 

「お前ならさ、安心して若葉を任せられる。

 

良かった・・・ありがとう木下。頼んだからな。」

 

「いや・・・早野、ちょっと待て・・・今のは・・・」

 

「口が滑ったのか?取り消すのか?武士に二言か?」

 

「いや・・・だから・・・あの・・・」

 

一気に形勢逆転。

 

「お前から断られたらさ・・・若葉ってどうなるんだろ?

 

どっかのエロじじいに囲われてさ・・・悲しい末路かな・・・」

 

って、誰のせいやねん!

 

「だから・・・その・・・早野さ~」

 

 

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「頼む、木下!この通りだ!若葉もお前の事は慕ってる。

 

これで皆が丸く収まるんだ。だから・・・頼む!」

 

拍子抜けしたって言うか・・・

 

俺は早野に、返す言葉がなかった。

 

 

早野の行動は早かった。

 

その週の土曜日には、と言っても夕方になって、

 

若葉ちゃんをウチに連れてきた。

 

「ほらっ、若葉。お前の新しいお父さんだ。ちゃんと挨拶して。」

 

「若葉です。お久しぶりです。いつも父がお世話になってます。

 

あの・・・よろしくお願いします。」

 

って、若葉ちゃんも可哀想だ・・・

 

「えっと、木下。ちゃんとした父娘になるんだったら、養子縁組した

 

がいいな。若葉は14歳だから、俺が代理人になってやるから。」

 

「あのな~早野・・・」

 

「えっと・・・ちゃんと家裁に行ってから・・・それから・・・

 

家裁には、来週の・・・そうだな。水曜日はどうだ?」

 

「いや・・・だから・・・」

 

「水曜日だぞ!分かったか?じゃ、俺、色々と忙しくてな。

式の事もあるし・・・じゃ、若葉をよろしくな。」

 

 

 

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そう言うと、さっさと帰ってしまった。

 

取り残された、俺と若葉ちゃん。

 

「ふーーーーっ」思わず大きなため息をつく。

 

「あの・・・」

 

若葉ちゃんが口を開いた。

 

「あたし・・・迷惑ですよね・・・
 

あの・・・帰りますから・・・」

 

「帰るって?どこに?」

 

「いや・・・あの・・・友達のウチとか・・・お婆ちゃんの家でも・・・

 

「友達のウチに、いつまでいるの?お婆ちゃん?入院してるでしょ?」

 

早野の母親は認知症を発症し、今施設に入ってる事は、

 

早野から聞いて知っている。

 

「でも・・・木下さん、迷惑でしょ?」

 

「いや・・・早野には腹立ててるけど、若葉ちゃんには罪はないから・・・」

 

「そうですよね・・・父には、怒って当然ですよね・・・」

 

「ああ」

 

 

 

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俺は相槌を打った後、再度ため息をついた。

 

若葉ちゃんも同時に、大きな大きなため息をついた。

 

それが何だかおかしくて、二人で笑い合った後、またため息をついた。

 

 

俺は独り身だから、大きな部屋には住んでない。

 

2DKの安アパートを借りている。

 

早野がこの日に来るのは知ってたが、気乗りしなかった為、

 

部屋は何も片付けてない。

 

つまり、若葉ちゃんの部屋がない。

 

それを言うと、「大丈夫です。あたし、気にしませんから。」って言うが

 

、俺は気にするってば。

 

娘(まだ娘ではない)とは言え、年頃の娘と、同じ部屋には寝る事は出来

 

ないだろ。

 

そう思い、奥の間を片付けようと思ったが・・・

 

パソコンはあるし、体を鍛える為のトレーニングマシンもある。

 

釣り竿もあるし、ゴルフバッグに野球道具も・・・

 

おまけに掃除をさぼってるせいで、埃まみれ・・・(汗)

 

「いいですよ、私・・・こっちで寝ますから」

 

若葉ちゃんは早々と荷物を置き、「この辺」と指さした。

 

ん?ちょっと待て・・・若葉ちゃん、布団は?

 

 

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「へ?」って顔の若葉ちゃん。

 

「持って来てないですよ・・・持てる訳ないし・・・」

 

だよね・・・

 

俺、今夜布団なしだな。

 

でも、とりあえずは今夜を乗り切らないとな・・・

 

俺はそう思い直し、若葉ちゃんを夕食に誘った。

 

歓迎会と称して。

 

 

「木下さ・・・いや、お父さんですね。」

 

「別に、どっちでもいいよ。」

 

「いや、お父さんです!えっと・・・お父さん?お父さんはどうして結婚

 

してないんです?」

 

「そりゃ・・・もてないから・・・」

 

「ウソですよ!あたしのお父さん・・・いえ・・・前のお父さんよりも、

 

絶対・・・」

 

俺だってこの年齢だ。

 

結婚を考えた女が、今までいなかった訳ないじゃん。

 

でも、中学生の若葉ちゃんに、そんな話しをマジになってしたってね・・

 

「ありがと」

 

 

 

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そう答えて、その話しを俺は締めた。

 

その夜は、外食と言ってもファミレスで。

 

俺、ファミレスなんか殆ど行った事がない。

 

もしも結婚してて、若葉ちゃんみたいな娘がいたら、もっと行ってるんだ

 

ろうな・・・

 

でも結婚する前に、娘が先に出来てしまったよ。

 

そう思うと、不思議と笑えてきた。

 

 

夕食後、家に帰って風呂を沸かす。

 

若葉ちゃんに勧めると、「スミマセン・・・」と先に入る。

 

やがて上がった若葉ちゃんが、台所で着替えるのだが・・・

 

台所と部屋の間の戸は閉まってる。

 

だが、戸はすりガラスになっており、裸体の陰が・・・

 

生で見るより想像力が増し、余計に興奮してしまう。

 

見ないように、見ないようにと心がけるが、気にすると余計に。

 

「お父さん、どうぞ・・・」と若葉ちゃんが入って来たが、恥ずかし

 

くて顔を見れない。

 

参ったな・・・

 

風呂に入ると、軽く勃起していた(汗)

 

 

若葉ちゃんに布団を与え、俺はコタツで寝る事にした。

 

 

 

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だが夜中に、寒くてくしゃみが出る。

 

すると若葉ちゃんが起きてきて、俺に布団をかける。

 

いい子だ・・・

 

「ありがと・・・でも、若葉ちゃん、寒いだろ?」

 

「いえ・・・」

 

「眠れない?」

 

「はい・・・枕が変わると・・・」

 

「だよね。」

 

「あたしも、ここで寝ていいですか?」

 

「えっ?」

 

「ダメです?」

 

だが若葉ちゃんは、俺が返事をする前に、俺の横に潜り込んできた。

 

「あったか~い・・・」

 

若葉ちゃんは、俺に身を寄せてきた。

 

俺・・・恥ずかしながら・・・鼓動が高鳴っていた。

 

だが若葉ちゃんが、「ふぇっ・・・ふぇっ・・・」と、突然すすり泣

 

き出した。

 

無理もない・・・

 

父親から、捨てられた子だから。

 

 

 

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俺は思わず、若葉ちゃんの細い肩を抱き寄せた。

 

若葉ちゃんは俺の胸に顔を埋め、尚も泣き続けた。

 

なき疲れたか、程なく若葉ちゃんは寝息をたてはじめた。

 

だが俺は、一睡も出来ぬまま朝を迎えた。

 

「明日、やっぱ早野に話して・・・若葉ちゃんはやっぱり引き取れない。

 

俺はそう決めていた。

 

空が白み始めたのは気付いてたが、いつの間にか俺も寝ていた。
 

気付いた時、若葉ちゃんはまだ寝ていた。

 

俺の腕を枕にし、俺の胸に顔を埋めたまま・・・

 

足を俺に絡み付け、まるで恋人のそれのように。

 

時計を見ると、10時を少し回っていた。

 

俺が起きたのに気付いたか、若葉ちゃんも目を覚ました。

 

顔は俺の胸の中のまま、顔だけを上げて、「おはようございます」と言った。

 

俺が「おはよう」と返すと、「今・・・何時ですか?」と尋ねてきた。

 

「10時を・・・少し回ってるね。」

 

「えっ?」

 

 

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若葉ちゃんが顔を上げる。

 

「た、大変・・・ご飯、すぐ作りますね。」

 

体を起こそうとするが、狭いコタツに入ってる為、なかなか起き上がれない。

 

「いいよ!いい・・・俺、朝飯食わない人だから。それに・・・慣れ

 

ぬ環境で、あまり寝れてないでしょ?ゆっくりしてていいよ。」

 

「そ・・・そうですか?」

 

若葉ちゃんはそう言うと、また俺の腕を枕にし、足も絡めてきた。

 

おいおい・・・

 

「あの・・・お父さんともですね・・・一緒に寝た事なくて・・・」

 

「お父さん、あたしの事放ったらかしで・・・」

 

「14歳で、何だか・・・子供みたいですよね?でも・・・ホント言うと・・・」

 

「だから昨夜、ちょっとドキドキしたけど、ちょっと甘えてみようかなっ

 

て・・・」

 

「お父さんとは、なんだかうまくやっていけそうです。甘えん坊の娘です

 

けど、よろしくお願いします。」

 

俺は言葉がなかった。

 

だが若葉ちゃんは、尚も俺にぎゅっと抱きつくと、こう続けた。

 

 

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「もうあたしを捨てないで・・・お母さんも、お父さんも・・・だからも

 

う、あたしを捨てないで・・・」

 

そう言うと、また泣き出した。

 

俺は昨夜の決意をきっぱり忘れる事にした。

 

昼頃に起き出して、とりあえず奥の間を片付ける事にした。

 

「ここは若葉ちゃんの部屋にするから・・・そうだな。箪笥と机を揃えな

 

きゃね。」

 

「机ですか?」

 

「うん・・・学生は、きちんと勉強しなきゃ。」

 

「コタツでもいいですけど・・・」

 

「だめだめ!机じゃなきゃ、身が入らない!」

 

「は~い」

 

「それから・・・ベッドもいるな。パイプベッドじゃ・・・ダメ?」

 

「ベッドは・・・要りません!」

 

「ん?布団を上げ下ろしするの?」

 

「いえ、そうじゃなくて・・・お父さんと、一緒に寝ちゃダメですか?」

 

「はぁ?」

 

「ダメ・・・ですか?」

 

 

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俺はどうも、若葉ちゃんの上目遣いに弱いようだ。

 

片付けが済んで、箪笥と机を買いに行った。

 

かなりの出費だったが、可愛い娘の為だ、仕方が無い。

 

それから・・・

 

やはりベッドを買う事にした。

 

パイプベッドではなく、ちゃんとしたセミダブルを。

 

それに合わせ、布団も購入。

 

やっぱ毎晩一緒に寝るわけにはね・・・

 

「たまにならいいから」と言うと、若葉ちゃんは不服そうだったが、

 

「は~い・・・」と頷いた。

 

本当に、可愛い子だと思う。

 

 

養子縁組が済むまで、若葉ちゃんを前の中学まで送るのが日課となった。

 

新学期までは、前の中学に通わせようと思ったから。

 

「縁組は春休みまで待ってやれ」と、早野を説得した。

 

突然転校とか、突然名前が変わるとかは、いくら何でも可哀想だ。

 

若葉ちゃんの日課は、「いいよ」と言うのに、炊事洗濯をきちんとこ

 

なした。

 

どんなに遅く帰っても、いつも起きて待っていた。(勉強しながらね)

 

 

 

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いい奥さんになると思う。

 

そして春休み・・・

 

晴れて若葉ちゃんは、「木下若葉」となった。

 

転校の手続きも無事に済んだ。

 

若葉ちゃんは、本当に成績優秀だった。

 

公立ならば、この辺の高校はどこでも受かるって感じ。

 

だが当の若葉ちゃん、俺に気遣って、中学卒業したら働くつもりだったら

 

しい。

 

「娘がね・・・親に気を使うもんじゃない!娘なんだから甘えなさい!」

 

そう言うと、若葉ちゃんは目にいっぱい涙を溜め、「ありがとう」と抱き

 

ついてきた。

 

正直ね・・・いい父娘関係を気付けてると、俺は感じてた。

 

ちと・・・少しだけね・・・ドキドキするが・・・

 

 

GWは休みが取れず、可哀想な思いをさせたが、夏休みは1度だけ、

 

海に連れて行った。

 

「受験生だから・・・」

 

最初はそう断ってたが、目は嬉しそうだった。

 

冬休みは流石に、受験直前って事で・・・

 

 

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正月に、「生まれてはじめて」と言う振袖を着せてやり、一緒に初詣。

 

腕を組んで参道を歩く姿は、今時珍しい、仲の良い父娘だった。

 

そして受験・・・

 

見事に志望の公立にパスし、4月から女子高生となる娘。

 

「よし。合格したご褒美に、何か買ってやろう」と言うと・・・

 

「物はいいから・・・春休みに、お父さんと一緒に旅行に行きたい。」と

 

言った。

 

 

TDLとか、TDSとかを俺は言ったが、「温泉がいい」と若葉ちゃん。

 

熱海の温泉に、2泊3日の二人旅。

 

3日休むなんてね・・・

 

かなり職場にはムリを言った(汗)

 

何はともあれ、行けば勝ち(笑)

 

携帯の電源はオフにしたままね(爆)

 

手を繋いだり、腕を組んだりと、ずっとくっついてた二人。

 

この頃になるとようやくね・・・娘として受け入れてて、ドキドキ感もな

 

くはないがね。

 

ところが宿で、「一緒にお風呂に入りたい」と言われた時は・・・

 

 

 

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「あのね~・・・若葉ちゃんも年頃なんだから・・・それはね・・・」

 

軽くいなすが、「ダメですか?」と、例の上目遣いにね(汗)

 

結局貸切風呂に、入る事になったが・・・

 

 

臆す事無く、浴衣をスルリと脱いだ若葉ちゃん。

 

背を向け、ブラもショーツも脱ぎ去って・・・

 

「じゃ、先に入ってますね」と、早々と浴場へ消えていった。

 

反面俺は・・・

 

モタモタと、そしてドキドキしながら・・・

 

意を決し、タオルで前を隠して浴場へ行けば、若葉ちゃんは、露天の

 

縁の岩に座って、こちらを見ていた。

 

何も隠さずに・・・

 

その姿は、絵画の人魚のようだった。

 

思わず立ち尽くす俺。

 

「お父さん・・・あたし・・・お父さんのお陰で、無事に中学も卒業

 

出来たし、4月から高校生になります。」

 

「生んでくれた親よりも、お父さんに感謝しています。本当にありがとう

 

ございます。」

 

「少しだけ、大人に近付きました。来年、そして再来年と、若葉は少しづ

 

つ大人になります。あの・・・」

 

 

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「毎年少しづつ、大人になる若葉をご覧下さい。これからもずっと、若葉

 

をよろしくお願いします。」

 

そう言うと、自分の体をわざと見せるかのように胸を張り、手を後ろ

 

に回した。

 

俺はまだ、1年とちょっとしか若葉ちゃんと接してないのに、「生んだ親

 

より感謝する」なんて・・・

 

涙が溢れてきて、止まらなかった。

 

感涙に咽ぶ俺に若葉ちゃんは近付くと、胸に抱きついてきた。

 

若葉ちゃんもまた泣いていた。

 

 

「お父さん?」

 

若葉ちゃんから声をかけられ、その顔を見る。

 

若葉ちゃんは抱きついたまま、例の上目遣い。

 

ん?こりゃ、何かあるぞ?

 

「あの・・・お父さん?」

 

「なに?」

 

「あの・・・言いにくいんですけど・・・その・・・大きく・・・」

 

はっとして、若葉ちゃんから逃れ、股間を確認したら・・・

 

俺とした事がね、こんな感動の場面で、いくら娘のおっぱいが体に当たっ

 

てるとは言えね(汗)

 

 

 

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自分自身に幻滅した。

 

慌ててお湯に浸かった俺。

 

若葉ちゃんは笑いを堪えながら、「お父さんったらもうっ・・・可愛

 

いんだからっ」とからかう。

 

「ご、ごめん・・・」と謝る俺。

 

「あたしもお父さんに見せちゃったけど、代りに貴重な物を見せてもらい

 

ました。」

 

若葉ちゃんはそう言うとお湯に浸かり、俺にくっつくように身を寄せてき

 

た。

 

「お父さん・・・大好きっ!」

 

そう言って、俺の頬にキスをした。

 

俺は黙って俯いていた。

 

 

照れ臭くて、何度も断ったが、若葉ちゃんに背中を流してもらった。

 

風呂から出る時は、背中も拭いてもらった。

 

情けない事に、その度にドキドキする俺。

 

部屋に戻る時も、若葉ちゃんは腕を絡めてきた。

 

石鹸とシャンプーと温泉の匂いが、かすかに漂ってきた。

 

旅館の仲居さんからも、「仲がいいんですね~」と羨ましがられる。

 

 

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若葉ちゃんは、「あたし、お父さん大好きですから」と臆す事無く言う。

 

 

 

俺はただ照れるだけ・・・(汗)

 

 

その日の夜、若葉ちゃんと、狭い布団で一緒に寝た。

 

上目遣いにやられてね(汗)

 

俺に腕枕され、胸に顔を埋める。

 

「この格好・・・落ち着くんです・・・」と若葉ちゃん。

 

俺は落ち着かないけどね。

 

「お父さん?」

 

でた!例の上目遣い・・・

 

「いい子いい子・・・してほしいな・・・」

 

それ位なら・・・

 

俺は若葉ちゃんの頭をくしゃくしゃと撫でた。

 

「若葉は、本当にいい子だ・・・」と言いながら・・・

 

 

若葉ちゃんと、セ◯クスする夢を見た。

 

俺は細い若葉ちゃんの体を、折れんばかりに抱きしめていた。

 

若葉ちゃんも、俺に抱きついていた。

 

そして気付いた時、俺は胸元が肌蹴、殆どショーツ1枚の若葉ちゃんを抱

 

いていた。

 

 

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俺自身の胸元も肌蹴ていた。

 

見ると若葉ちゃんは目を開け、俺を見ていた。

 

「ご、ごめん・・・」

 

俺は慌てて、若葉ちゃんから離れようとしたが、「まって!」と止められ

 

た。

 

「お父さん?」

 

「(でたっ!上目遣い!)な、なに?」

 

「どんな夢見てた?」

 

「えっ?」

 

「正直に言って!」

 

「・・・」

 

「突然あたしに抱きついてきて、好きだとか、愛してるとか・・・」

 

「お、俺・・・そんな事言った?」

 

「もしかしてお父さん・・・好きな女性がいますか?」

 

「はぁ?」

 

「あたしがいるから、その女性と一緒になれないとか・・・それならあた

 

し・・・」

 

「ちょ、ちょっと待って・・・俺が見てた夢は・・・」

 

「えっ?違うの?じゃ、どんな?」

 

 

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「いや・・・その・・・」

 

「何です?教えてよ。」

 

「いや・・・あのね・・・その・・・」

 

「もうっ!教えてよ。」

 

「だから・・・その・・・若葉とね・・・」

 

「えっ?あたし?何?どんな夢?」

 

「いや・・・その・・・抱き合う・・・」

 

キャハハハハと笑う若葉ちゃん。

 

「お、お父さんったら・・・もうっ・・・よりによって、あたしだなんて

 

・・・キャハハハハ」

 

「そんなに笑わなくても・・・」

 

「昨日の温泉が、刺激強すぎた?」

 

「そうかも・・・女の子の裸見たの、久々だったし・・・」

 

「お父さん、かわいいっ!」

 

若葉ちゃんはそう言うと、俺の唇に唇を重ねた。

 

「あたしのファーストキス・・・お父さんにあげちゃった・・・」

 

「大好きっ!お父さんっ!」

 

そう言うと、胸を肌蹴たまま、俺にきつく抱きついてきた。

 

俺も少しだけ力を入れ、若葉ちゃんを抱きしめた。

 

「大好きだよ・・・」

 

 

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若葉ちゃんはそう言うと、また俺にキスをした。

 

2度目のキスは1度目とは違い、長いキスだった。

 

俺は自制するのが精一杯だった。

 

 

4月になり、若葉ちゃんは高校生となった。

 

熱海の夜、自制心を失いそうになった俺だが、親子の関係は保ってた。

 

そんな時、早野から電話を受けた。

 

若葉を養女として以来、俺と早野の関係は遠ざかっていたのだが・・・

 

「あのさ・・・お前に相談があるんだけど・・・」

 

「どうしたんだ?金ならねぇぞ。」

 

「ばかっ!金なんかじゃねぇよ。木下に、大事な話しがあるんだ・・・」

 

「あー・・・分かったよ。じゃ18時に・・・」

 

俺は時間と場所を設定して、電話を切った。

 

 

某居酒屋の個室にて、早野と向き合って座る。

 

「あのさ、俺・・・アケミと別れたんだ。」

 

「ふ~ん・・・そっか・・・」

 

「娘もな・・・アケミが連れて行っちゃって・・・今俺、一人なんだ・・・」

 

 

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「ふ~ん・・・それで?」

 

「今、すっごく寂しくてな・・・そしたらな・・・若葉の顔がちらつ

 

いてな・・・」

 

「勝手なもんだ。若葉ちゃんをすてといてさ。」

 

「それでだ!お前に勝手は承知で頼みがあるんだが・・・若葉を返してく

 

れねぇか?」

 

「馬鹿野郎っ!」

 

俺はグラスのビールを早野にぶちまけてた。そう、あの時のように。

 

「怒るお前の気持ちはよく分かる。若葉といた頃、俺は全然父親じゃ

 

なかった。でもさ・・・心入れ替えて父親するから・・・頼む!この通り!」

 

「ふざんけなっ!」

 

俺は席を立ち、早野を残して店を出た。

 

しかしその後、早野はしつこかった。

 

何度も何度も電話をしてきた。

 

そして・・・

 

とうとう早野はウチに来た。

 

若葉と俺が、くつろいでる時に。

 

 

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「勝手な・・・」

 

若葉は震えながら、早野を睨みつけていた。

 

「あなたが・・・あたしにした事・・・理解してますか?」

 

「だから・・・ゴメン・・・申し訳なかった・・・」

 

「それだけじゃないっ!」

 

若葉が怒鳴った声、俺は初めて聞いた。

 

「あたし、ずっと寂しくて・・・それで、あなたに認められたいと、

 

あなたが望むことは何でも・・・」

 

「あなた、あたしに何をさせました?その汚いもん舐めさせたり、体触っ

 

たり・・・」

 

えっ?

 

「あたし、そんな事までしたのに、好きな人が出来たら、さっさと捨

 

てられて・・・」

 

「それで別れたから?寂しいから?ふざけんなっ!」

 

若葉はそう言うと、早野を殴りつけた。

 

「帰って!帰ってよ!2度とあたしの前に来ないで!あたし・・・今

 

、お父さんと、すっごく幸せなのっ!」

 

そう言うと早野を追い出し、鍵をかけた。

 

扉の前にしゃがみこむと、声をあげて泣き出した。

 

俺は黙って、若葉の頭をなでた。

 

 

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若葉はずっと泣いていた。

 

 

「若葉は・・・お父さんの娘ですよね?」

 

「ああ、そうだよ。」

 

「ずっとここにいていいんですよね?」

 

「ああ」

 

「ここがあたしの家ですよね?」

 

「ああ」

 

「あたしは・・・木下若葉ですよね?」

 

「そうだとも!」

 

泣き止んだ若葉の問いに、俺はそう答えた。

 

若葉はまた泣きながら、「ありがとう・・・お父さん・・・」と言った。

 

 

外で何か音がした。

 

もしかしたら、まだ早野がいたのかもしれない。

 

俺と若葉はその日、本当の父娘になった。

 

 

5月16日、若葉16回目の誕生日。

 

仕事を早く切り上げ、ケーキを買って家に帰る。

 

若葉は家にいて、笑顔で俺を迎えてくれた。

 

「お父さん、お帰りっ!」

 

 

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そして、頬にキス(それって普通じゃないよね・・・)

 

部屋を暗くして、ロウソクに火を灯す。

 

それを一息で消す若葉。

 

灯りをつけようと立ち上がると、いつのまに側に来たか、若葉が身を

 

寄せる。

 

「大好き・・・お父さん・・・」

 

長い長いキス(汗)

 

その後、若葉が作ったすき焼きを食べ、ケーキを食べて・・・

 

「一緒にお風呂に入ろうっ!」と、あの上目遣い・・・(汗)

 

狭い風呂場に、身を寄せ合って入る。

 

「また一つ、若葉は大人になりました。ありがとう・・・お父さん。」

 

この言葉は、何回聞いても涙が出る。

 

 

翌年の5月16日は、若葉の為に某ホテルを予約した。

 

17才となった若葉にドレスを着せてやり、アダルトな雰囲気で祝う。

 

未成年の若葉に、シャンパンはまずかった・・・

 

酔ってしまった為に、混浴と、あの感動の言葉はナシで(汗)

 

翌日、青い顔をしながら、「ありがとう・・・おとう・・・

うぇっ・・・」じゃ、感動はないね(笑)

 

 

 

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そんな反省もあってか、18才の誕生日は自宅で、ノンアルコールで。

 

感動の言葉の後に、抱きついてきた若葉を抱きしめ、長いキス。

 

そしてとうとう・・・

 

 

布団に入ってからも、若葉は何度もキスをせがんだ。

 

「どうしたの?」と聞きたくなる位。

 

そして・・・

 

俺の胸に顔を埋め、「お父さん・・・抱いて・・・」って。

 

「どうしたんだい?若葉?」

 

「だって・・・好きなんだもん・・・どうしようもない位、好きで好きで

 

・・・誰よりも、お父さんの事が・・・」

 

俺の中で、何かがはじけた。

 

俺は若葉にキスをする。

 

首、肩、胸へと移行。

 

「お父さん・・・もう、お父さんなんてイヤ・・・お父さんって呼び

 

たくない。何でお父さんなの?」

 

若葉はそんな事を言い続けた。

 

「若葉・・・俺も、若葉が好きだ。この世で一番、大切な女性だ。」

 

「う、嬉しいよ・・・お父さん・・・」

 

そして俺は、若葉の一番奥深い所に達した。

 

若葉の細い体を、折れんばかりに抱きしめて。

 

若葉もまた、俺にきつく抱きついてきた。

 

 

高校を卒業後、若葉は木下若葉となった。

 

娘としてではなく、俺の妻として。

 

だが俺の勧めで、大学だけは行く事に。

 

妻と大学生の、2足のワラジは大変だろうと思うが、努力家の若葉ならい

 

けると思う。

 

今ではもう、すっかり縁が切れた早野だが、俺は早野に感謝する。

 

よくぞ若葉に、生を与えたと・・・

 

44歳となり、間違いなく俺は、若葉より先に鬼籍に入るだろう。

 

一人残った若葉が困らないように、手を尽くすつもり。

 

そして俺は、このちっぽけな生涯をかけて、若葉一人を愛するだろう。

 

 

引用:http://エ◯チ体験談話.com/%e7%94%b7%e6%80%a7%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%83%83%e3%83%81%e3%81%aa%e8%a9%b1/%ef%bc%94%ef%bc%90%e6%ad%b3%e7%8b%ac%e8%ba%ab%e7%94%b7%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a9%e3%81%b2%e3%82%87%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a8%98%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%81%9f/