海外Amazonでも日本に発送してくれるお店が増えていますし、eBayやEtsyのような、個人売買をサポートしてくれるプラットフォームも盛況です。これまでは手に入らなかったこだわりの品も、海外から取り寄せられるように!
ネットショッピングの世界では、日本と海外の垣根がますますなくなってきています。
でも、海外サイトでの買い物は、日本のそれとはちょっと違うところもたくさん。あらためて、注意したいことをまとめました。
01.
まずは国内サイトでも、
検索してみること!
海外限定品や日本未発売品が海外サイトで安く売ってる。喜び勇んでクリックする…ちょっと待って!
海外からの発送になる場合、当然のことながら、送料がかなりかかります。
場合によっては、商品自体の価格が多少高くなっても、並行輸入で日本で販売しているものを購入した方が結果として安い場合もあります。
まずはそもそも輸入しないといけないものなのか、ちゃんと調べてみましょう。コレ、意外と忘れがちです。
02.
送料はスピードと重量で
かなり変わってくる。
前述の通り、商品自体の値段がそれほどでもなくても、送料を含めると、とんでもない値段になってしまうことも。送料がいくらかかるのかをちゃんと確認するのは海外サイトで買い物する時の常識です。
「そんなの当たり前でしょう」と思った人、あるいは海外サイトで買い物をした経験がある人も注意を。いくら取引経験があっても、油断は禁物です。
商品が届くスピードや重さによって、同じ場所からの発送でも送料が違ってくることも。例えば、大きく分けて、国際郵便(EMSなど)と国際宅急便(FedExなど)がありますが、後者のほうがスピードが早い分、高くつきます。
発送方法によってかなり金額は変わってくるので、よくチェックしましょう。
03.
納期は遅めに考えるのが正解!?
もうひとつ気をつけなければいけないのが、注文から商品が届くまでの期間。日本国内だと表示されている期間より早く届くことが多々ありますよね。1週間って書いてあるのに、3日以内で届くことも。
でもこの感覚が当たり前だと思ったら大間違い。
海外からの発送だと、当然時間がかかります。お店や商品にもよりますが、そもそも距離があるのと、税関の混み具合なども関係してきます。また、日本と海外では休日なども違うので、そこらへんが影響してくることだってあります。早ければ数日で届く場合もありますが、「一ヶ月近くかかった…」なんて話もあります。
プレゼントやすぐに必要なものの場合、きちんといつ届くかを確認して注文しましょう。そして、その期間を「長め」に考えることが重要です。
04.
全角数字は使用しない!
海外サイトで買い物する際、住所を記入しますよね? それ自体はローマ字で打ち込めばいいだけなので、さほど問題ではありませんが、注意したいのは番地などの数字です。
日本国内では数字入力に関して、全角を指定される場合もありますし、普通に使用されていますが、海外では半角数字が一般的です。PCによっては全角数字が文字化けしてしまうこともあります。
ゆえに、海外サイトで数字入力を行う時は、必ず半角英数!
これを覚えておいてください。
05.
評価のチェックは、より念入りに。
最近のショッピングサイトでは、レビューシステムが必ずと言っていいほど付いていますよね? 国内サイトでのショッピングだとあまり気にしないという人もいるかもしれませんが、海外サイトの場合は、このレビューをちゃんとチェックするのがオススメです。
例えば、個人と個人を繋ぐCtoCのショッピングサイトでは、あくまで個人売買のマッチングをしているだけで、トラブルが起きてもサービス側で対応してくれるとは限りません。いざというときは自分でなんとかしなければならないと思っておきましょう。
事前にトラブルを防ぐために大切なのは、取引をする相手の評価をきちんとチェックしておくこと。悪い評価やコメントが多かったら、避ける方が無難かもしれません。
06.
使用するカードの補償内容って気にしてる?
海外からの購入は、基本的にクレジットカードでの決済になります。今まで手に入らなかったものが買えて楽しみな反面、お金のやり取りはちょっと心配。何かあったときにちゃんと補償がされるのがいいですよね。
例えばアメリカン・エキスプレスのカードなら、万一商品が破損・盗難にあっても、購入日から90日間なら最高500万円まで補償してくれます。
もし商品を返品したいとき、日本ならすぐに受け付けてくれますが、海外だと突っぱねられることも。もし購入店が返品を受け付けなくても、アメリカン・エキスプレスに返却すれば、ちゃんと購入代金(年間最高15万)がカードの口座に戻されるんです!
もちろんセキュリティも万全。ワンタイムパスワードによる本人認証に加えて、インターネット上での第三者による不正使用が判明した場合は、利用金額の負担はしなくてOK。
憧れだったあんなモノやこんなモノ、安心安全に手に入れちゃいましょう。