1、ハットトリックの語源
サッカーで、1試合に1人で3点以上入れることをハットトリックといいます。
決めた選手は、さぞかし気持ち良いことでしょうね。
さて、このハットトリックの語源は、なんでしょうか?
ハットトリックは、クリケットというイギリス発祥の野球に似たスポーツの用語です。
1つの回で3球で3人の打者をアウトにすることをいいます。これを達成した選手には、
賞として帽子(ハット)が贈られたため、ハットトリックと呼ばれています。
この言葉がサッカーにも使われるようになったのです。
違うスポーツの用語だったんですね。
ちなみに、ハットトリック連続世界記録は4試合連続で、これは、ゴン中山こと、
中山雅史選手がJリーグで記録しました。国際試合における最短時間でのハットトリックの世界記録も中山選手です。
2000年2月16日のアジアカップ予選ブルネイ戦において記録しました。時間は、
試合開始3分15秒です。これらの世界記録はギネスブックに掲載されました。
2、土俵入りの雑学
横綱の土俵入りの型は「雲竜型」と「不知火型」の二つがあり、
どちらも過去の横綱の名前から付けられているが、
雲竜型をあみだしたのは第十一代横綱「不知火」で、
不知火型をあみだしたのは第十代横綱「雲竜」だといわれている。
ちなみに理由はその当時の錦絵に二人の横綱を間違って描いたためらしいです。
ただ、今から150年ほどまえの江戸末期頃のことなので
本当はどちらがあみだしたものなのかは微妙なようです。
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3、プロ野球球団のチーム名の由来
ドラゴンズ
親会社である中日新聞社の杉山虎之助社長が辰年生まれだったため。
ジャイアンツ
ニューヨークジャイアンツ(後にサンフランシスコに移転)に所属したことのあるフランク・オドゥールという人が球団の顧問のときに命名したため。
スワローズ
当時の親会社国鉄(現JR)の、特急つばめからとったもの。
ちなみに現在はもうありませんが、ベイスターズの前身のホエールズ
というチームの由来は、親会社が捕鯨をしていたため。
4、優勝するとなぜビールかけをするのか?
プロ野球の優勝チームは、祝勝会の席でなぜビールかけをするのか。
これを最初に行ったチームは、昭和34年(1959)に
パ・リーグで優勝した南海(現・ソフトバンク)です。
もともとはメジャーリーグの優勝チームがロッカーでシャンパンを
かけ合うシャンパンファイトを真似したものだといいます。
この年の日本シリーズで、これまで何度対戦しても勝てなかった、
宿敵の巨人を4勝0敗で下して念願の日本一になりました。
これから、優勝チームのビールかけが慣例化するようになりました。