サンサーラ速報❗️

【ムフフな事態に】独身の俺が隣のカワイイ奥さんのよがり声にそそられて自宅を訪ねた結果。。。

俺はフリーのライターで、一度も結婚歴のない独身の中年男です。

最後に女性と交際したのは29歳のときですから、

およそ16年間も恋人がいないことになります。

もともと俺は小説家志望だったのですが、現実はとても厳しいもので、懸賞に応募しても落選続き。

貧乏のどん底状態で、知り合いのつてでライター仕事を紹介してもらい、それなりの生活ができはじめたころには四十の坂を越えていました。

今は生活のために、小説よりも弱小週刊誌のライター仕事が中心になっており、女性にアタックするような気力や体力もなくなっていたんです。

仕事場はもちろん自宅のアパートで、将来のことを考えると、不安感に押しつぶされそうでした。

そんなある日、隣の部屋にひと組の夫婦が引っ越してきました。

二人はすぐに挨拶に来てくれたのですが、奥さんを見たとき、私は一瞬にして心ひかれてしまいました。

歳のころなら三十代前半でしょうか。

ぱっちりとした大きな目、小さな鼻、ぷっくりとした唇と、ベビーフェイスにもかかわらず、彼女はとても豊満な体つきをしていました。

セーターの胸元からいまにもこぼれ落ちそうなバストや、腰回りも横にパンと張り出していて、まさに私好みの愛くるしい女性でした。旦那さんのほうは異様に若く、好きなときに彼女を抱ける彼を私はうらやましと思うとともに、今の自分の状況と比較し、すっかり落ち込んでしまったんです。

表札から、奥さんの名前は『秀美』 だと分かりましたが。

私はその日から彼女の淫らな姿を妄想するようになりました。

いちばんきっかけになったのは、

夜な夜な隣の部屋から

夫婦の営みが聞こえてくることでした。

 

今住んでいるアパートは壁がとても薄いんですが、

二人はそのことにまだ気づいていないようで、

最初は旦那さんが大人のビデオでも

観てるのかと思ったんです。

 

なぜなら喘ぎ声に混じり、

女性の卑猥な言葉が

ときおり聞こえてきたからです。

『あぁ、あなた。もっと奥まで突いて』

『オチンチン、硬いぃぃぃっ』

『オマンコいい、オマンコいいの』

男の性欲だけを刺激するようなセリフが

バンバン聞こえてくるのですから、

勘違いしてしまうのは無理はありません。

喘ぎ声が秀美さんのものだとわかったのは、

旦那さんが放った、

『秀美、もう勘弁してくれ。

明日は早朝から会議があるんだから』

という言葉からでした。

こうして週に4日は秀美さんの

喘ぎ声が洩れてくるのですから、

こちらはたまったものではありません。

可憐な容姿とのギャップに新鮮な刺激を受けた私は、

仕事そっちのけで年甲斐もなく、

何度もオナで欲求を発散してしまいました。

ところが秀美さん夫婦が

引っ越してきてからふた月も経たず、

とんでもない事態が発生しました。

いつもは夜しか聞こえてこない女性の喘ぎ声が、

平日の午後2時ごろに聞こえてきたんです。

もちろんその声が大人のビデオなどではなく、

秀美さんの声であることは

はっきりとわかっていました。

 

私は、てっきり旦那さんが何かの理由で

会社を休んでいるのではないかと考えたのですが、

その日の夜、夕食を買い出しにいったとき、

駅の方角から歩いてくる旦那さんの姿を見かけたのです。

まさかと思いながらも、

あの奥さんが旦那の留守に男を連れ込んでいるとは、

とても信じられませんでした。

秀美さんは私のなかで、

一種のアイドル的存在となっていましたし、

どうしても認めたくなかったんだと思います。

それから週に二日は、昼間に彼女の喘ぎ声を

聞く日々がひと月ほど続きました。

そして仕事の打ち合わせから夕方に帰宅した際、

私はついに秀美さんの決定的な

浮気現場を目撃してしまったのです。

階段を昇って自分の部屋に向かう最中、

突然秀美さんの部屋の扉が開き、

私は回り込むようにして横を通り過ぎました。

当然、秀美さんが買い物にでも出かけるのだろうと

思いながら会釈をしたんですが、

彼女はなんと扉の裏側で見知らない男と

熱い抱擁を交わしていたんです。

ドアが遮断幕になっていたので、

誰にも見られてないだろうと思ったのかもしれません。

男は背中を向けており、

私の存在には気づかなかったようですが、

秀美さんとは視線がしっかり合ってしまい、

私はあわてて自分の部屋へと逃げ込みました。

 

秀美さんは、やはり夫の目を盗んで不倫をしていた。

あまりのショックに打ちひしがれ、

私は全身から力が抜けていくようでした。

食べ物ものどを通らず、

その日は着の身着のまま、

布団をかぶってふて寝をしていたんです。

午後7時過ぎぐらいでしょうか。

部屋のインターホンが鳴り響き、

やや甲高い女性の声が聞こえてくると、

私はハッとしました。

『平山さん、います?ちょっといいですか』

その声は、間違いなく秀美さんでした。

『いったい何の用だろ?ひょっとして、

言い訳でもしにきたんだろうか。

それとも旦那さんへの口止めを頼みにきたのかな』

不貞の現場を隣の部屋の住民に見られたわけですから、

普通の女性ではとても顔を合わせられないはずです。

なんにしても、私はすぐさま玄関へ向かい、部屋の扉を開けました。

『ごめんなさい。こんな時間に。迷惑ですか?』

『いえ、そんなことは…ありませんけど』

『平山さんて、パソコンには詳しいですか?』

『は?』

『実は、メールが突然使えなくなって。 もし時間がありましたら、ちょっと見てもらえないかと思いまして』

『パソコンは仕事で使用しているのである程度なら分かりますが…』

秀美さんはいつもと変わらぬ明るい笑顔で、

夕方の一件などすっかり忘れているかのようでした。

私も拍子抜けしながらも、

固い表情は少しも崩しませんでした。

 

『で…でも、旦那さんは?』

『今日は主張で、帰ってくるのは明日なんです。 知人にどうしても緊急のメールを送らなくちゃいけなくて。 お願いします!』

夫が主張という話を聞き、

彼女は男と会っているいるときは油断したのだなと、

私はピンときました。

それでも密室の中であこがれの人妻と

二人きりになれるのですから、

こんなチャンスはめったにありません。

『わ、分かりました』

旦那さんが留守ということで、

ようやくホッとした私はサンダルをはき、

秀美さんに導かれるまま、

お隣の部屋へと向かったんです。

ほんのちょっぴりだけ期待しながら…。

メールの不具合は、

単にアカウントがオフラインになっていただけだったんですが、

秀美さんは後ろから抱きつくように体を寄せ、

巨◯を肩にグッと押しつけてくるんです。

この時点で、私は頭がカッと熱くなり、

久方ぶりに激しい性欲に衝き動かされていました。

『助かりました。ありがとうございます』

『メ、メール、知人に送っておきますか?』

『お願いします』

メールを送った直後、秀美さんは耳元に唇を近づけ、

ささやくように言ったんです。

『さっき…見ましたよね?』

『な、何のことでしょう?』

心臓をドキドキさせながら、私はとぼけました。

もちろん最初から旦那さんに告げ口など

するつもりはなかったですが、

秀美さんはかなり心配していたようです。

私の太ももに温かい手のひらを這わせてきて、

しなを作りながらつぶやいたんです。

『あの人、昔の彼なんです』

『そ、そうなんですか』

『最近の主人は仕事のほうが忙しくてあっちほうも昔から淡白なんです。 私、さびしくてさびしくて』

秀美さんが嘘をついていることは分かっていました。

こちらは、週に何度も

夫婦の営みを聞かされているのですから。

いくら若いとはいえ、あれほど求められたら、

どんな男でもインターバルがほしいと思ってしまうでしょう。

秀美さんは旦那さんの営みでは我慢できずに、

元カレを呼び出したのでしょう。

外見の愛くるしさからは想像もつかないまさかの

性格にショックを受けながら、

私の股間は激しくいきり勃っていました。

私にとっては悩ましい女性で

あることには違いないのですから、

心臓はドキドキと鼓動を打ち、

全身の筋肉はガチガチに硬直していたんです。

『夕方見たこと、主人には内緒にしてくれますか?』

『も、もちろんです!人の家庭を壊すようなマネはしません』

汗だくになりながら返答すると、

秀美さんはニッコリ笑いながら私の手を取り、

たわないバストへと導いたんです。

『ありがとうございます。お礼とはいってはなんですけど…』

潤んだ瞳、上気した頬、濡れた唇を

舌先でなぞり上げた瞬間あまりの強烈な

セッ◯スアピールに私の頭の中は真っ白になりました。

気がつくと、私は椅子から立ち上がり、

秀美さんを床に押し倒して首筋に

キスの雨を浴びせていたんです。

『あぁん。あわてないで』

私のほうが年上でしたが、

生身の女性を抱けるなんて久しぶりのことです。

まるで童貞のときのように胸が昂り、

まさしく飢えた獣そのものでした。

ふんわりとしたふくよかな体の感触に夢中になりながら、

スカートをまくり上げると、

秀美さんは自ら唇を重ね合わせてきました。

むさぼるように舌を吸い、

唾液を絡め合わせているだけでこらえような

狂おしさが突き上げてくるんです。

秀美さんの股間の中心は、

生温かい湿った空気が充満していました。

指先でショーツの布地の上から縦筋をなぞり上げると、

『あンっ』 というかわいらしい声をあげます。

私は中指で、小刻みな回転を与えました。

みるみるうちに愛液が布地からしみ出し、

指先にねっとり絡んでくると、

秀美さんも負けじとばかりに股間の

膨らみを撫で上げてくるんです。

『うっ!』

『ふふっ』

全身をこわばらせた瞬間、

秀美さんは妖しげな含み笑いを洩らし、

体を反転させながらのしかかってきました。

その顔は、まさに淫乱そのもの。

彼女は私のズボンのホックをはずし、

ゆっくりと引き下ろしていきました。

ただそれだけの行為でトランクスの

前部分は凄まじいばかりの勃起を示し

体の中では性欲の嵐が吹きすさんでいるような状況です。

『平山さんの…大きいわ』

秀美さんは上目づかいでつぶやくと、

パンツのウエストに両指を添え、

ゆっくりと引き下ろしていきました。

硬くなったペ◯スは、

自分でもビックリするほど昴っていました。

茜色の亀頭はがっちりとえらが張り、

胴体には太い血管が何本も浮き上がって、

いまにも破裂しそうです。

『凄い。平山さんって、おいくつなんですか?』

『よ、四十五です』

『四十代半ばで、こんなにカチカチになるんですか?信じられない』

そう言いながら、秀美さんが右手で

ペ◯スをシュッシュッとしごき上げると、

私は早くもあごを天井に向けていました。

『あ…くぅ』

『ふふっ』

秀美さんはよほど好色なのか、

よがる男の表情を見るのが好きなようです。

私の顔をじっと見つめながら、

半開きになった唇の

すき間から◯ニスに唾液を滴らせ、

私は恥ずかしさで腰をくねらせていました。

『あぁぁぁっ』

人妻の放った透明な粘液が、

亀頭から根元に向かって滴り落ちていくのですから、

淫靡なことこのうえありません。

ハチミツを塗りたくったようなペ◯スが

ビクビクと震えた瞬間、

秀美さんはまたもやささやくようにつぶやきました。

『しゃぶってほしい?』

『あぁ…しゃぶって、しゃぶってくださ…あっ!?』

言い終わらないうちに、

秀美さんはがっぽりと◯ニスを

のどの奥までくわえ込んだんです。

いきなりのディープスロートに、

私は目をひん剥いていました。

頭をゆっくりと上げてペニスを引き抜いていくと、

さらに大量の唾液が胴体にまとわりつき、

蛍光灯の反射してヌラヌラと輝いていました。

『…おいしい』

秀美さんはうれしそうに言い放つと、

本格的に腰を動かしはじめました。

そのフエラチオがまた凄まじくて、

頭を左右に振りながらペニスに舌を絡ませ、

頬をすぼめて強烈に吸い上げてくるんです。

バーベキューフェラというんでしょうか。

こんないやらしいフェラは、

交際していた恋人はもちろんのこと、

風◯嬢でさえ体験したことはありません。

これが人妻のテクニックというものでしょうか。

ジュッパジュッパと、

卑猥な音が室内に反響し、

その音を聞いているだけで、

私の性感はあっという間に頂点へと導かれました。

『あ…あ。

そ、そんなに激しくされたら』

『うンっ!うンっ!』

射精の兆候を告げても、

秀美さんはピストンをまったくゆるめようとせず、

さらに顔の打ち振りを速めてきました。

当然のことながら、

このままでは秀美さんの口の中に発射してしまいます。

もちろん口内発射など、

私は一度も経験したことがありませんでした。

『だ、だめです!出ちゃいます!!』

相手が人の妻だということもあったのですが、

さすがに口戯だけで射精しては情けないと、

私は必死の形相で訴えました。

その直後、秀美さんはようやく口からペニスを抜き取り、

右手で怒張を激しくしごきたててきたんです。

『あ…あ』

彼女はとても楽しそうでした。

私の顔とペニスを交互に見ながら、

ペニスをなぶりたててきます。

私には、とても我慢できる余力は残っていませんでした。

『あ…出ます…出る!』

『きゃっ!』

精液は秀美さんの頭の上まで一直線に跳ね上がり、

放物線を描いて私のセーターの上へと降り注ぎました。

『すっごーい』

秀美さんは無邪気に笑いながら、

さらに手を上下にスライドさせました。

そのたびに、ポンプに吸い上げられるように

尿道口を搾り上げられました。

ようやく放出が終わると、

私はまるで百メートルを全力疾走したかのように

肩で喘いでいました。

『こんなに出るなんて信じられない。溜まってたんですか?』

頭の中が朦朧としていて、

とても答えることなんてできません。

驚いたことに、秀美さんはそのあと、

口で私のペニスを清めてくれました。

敏感になっている先端に柔らかい舌が這ってくる感触に、

私は熱い溜め息を洩らすとともに感動さえしていたんです。

さらに信じられないことに、

やや萎えはじめていたペニスは、

再びムクムクと大きくなっていました

どうやらあまりの刺激的な状況に、

盛りがついてしまったようです。

『嘘っ!平山さん、ホントに四十五歳なんですか?うちの旦那なんか二十五歳なのに、一回出ししたら全然勃ちませんよ』

これには、さすがの秀美さんも目を丸くしていました。

そしてうっとりした顔つきをすると、

その場で立ち上がり、

セーターとスカートをゆっくり脱いでいったんです。

私はまだ寝そべってたままの状態だったのですが、

下から見上げる豊満な肉体は

凄まじいばかりの迫力でした。

秀美さんは、セーターの下に

ブラジャーを着けていませんでした。

まだ型崩れしていないバストのふくらみがプルプル震え、

腰回りに食い込むようにまとわりついた

布地面積の小さなショーツが、

中年男の性感をより刺激していました。

やや後ろを向き、

前屈みになってショーツを剥きおろすと、

桃のようなヒップがさらけ出され、

なめらかな肌ととろけそうな脂肪がたぷたぷと揺れています。

ペニスがピクピクと頭を振ると、

秀美さんはさっそく私の顔に跨がってきました。

『平山さん、私のも舐めて』

大開脚された股間の中心部は、

厚みのある陰唇が外側にめくれ、

赤い粘膜が剥き出しになっていました

割れ目からは大量の愛液が溢れ出し、

熱気とともにふしだらな匂いが

プンプンとただよってくるんです。

『あぁぁっ』

まるで物の怪に取り憑かれたように、

私は夢中になってむさぼりついていました。

『いやンっ!あぁぁぁっ』

秀美さんがヒップをくねらせるたびに

陰唇が唇から鼻を上すべりし、

私の口の周りは瞬く間に愛液だらけになりました。

甘ずっぱい味覚に頭をじんじんとしびれさせながら、

溢れ出るヌルヌルの愛液を啜り上げていると、

いよいよもって私は我慢できなくなりました。

牡の本能が、そして体が女の肉体を欲し、

もう一刻も早く挿入したくてたまらないのです。

中年男の心境など先刻お見通しなのか、

秀美さんは潤んだ瞳を向け、

そのまま体を後方へとずらし、

私の腰に股がりました。

避妊具を着けるような気配は、

いっさいありません。

『まさか!?生で、生でするのか』

私は期待感に胸を躍らせながら、

その瞬間を待ち受けていました。

肉の切っ先が割れ目に押し当てられ、

大ぶりのヒップがググッと下りてきた瞬間、

私はあまりの快感に息をのんでいました。

とろとろにとろけた肉の壁が、

まったりと前後左右から適度な力で

ペニスを包み込んできます。

こんなに気持ちのいい感触は、

これまで交際してきた女性からは

とても得られませんでした。

『あ…あ。なんだよ、これ。チンポが溶けちゃいそうだ』

口を半開きにした直後、

秀美さんが甘ったるい声を放ち、

やがてゆっくりと腰を動かしはじめました。

『ふぅンっ、平山さんの、大きくて気持ちいいわぁ』

大股開きの状態で両膝を立て、

全体重を乗せるようにヒップを打ちつけてくるのですから、

受ける圧迫感は凄まじいものでした。

息が詰まるような腰の動きに全身を硬直させながらも、

ペニスだけは膣の中でもみくちゃにされ、

再び射精感が否が上にも上昇していくんです。

『あぁっ、いい!オチンチンいい!!』

激しく腰を振る秀美さんの声は、

紛れもなく自分の部屋で

聞いたあの事とまったく同じものでした。

そして私は残るありったけの精液を、

彼女の膣の中に発射したのです。

事が終わったあと、秀美さんは、『また会いたい』

と言ってくれ、私は二度目の逢瀬を

いまかいまかと待ち受けていたんです。

ところが連絡もないまま、

二週間後には引っ越し業者が来て、

隣の部屋はものけの殻になってしまいました。

これは私の大失態で、

隣の部屋から聞こえてくる夫婦の営みに

何度も興奮していたと、

うっかり口をすべらせてしまったんです。

秀美さんにとっては、

確かに最初は口止めのつもりで私を誘ったのでしょうが、

壁が薄いことを理由に引っ越しを亭主に懇願したんでしょう。

私は後悔しながらも、いまでも彼女との

セックスを思い出してはオナニーを繰返しているんです。

【ムフフな神展開】15歳の時、家出したら赤髪の美人お姉さんに拾われた!女「私の家に行こう」男「行きます( ̄Д ̄; )ノ」その結果。。。

家出した理由はそれなりに家庭の事情だった
両親不仲で毎日喧嘩してて嫌になって家飛び出した
十五歳だった

親の財布から抜いた一万円で全く知らない街に行った
自分の財布ぐらいしか持ってなかった
携帯は電話鳴ると鬱陶しいからおいてきた

夜の十時過ぎに電車降りた
それなりに都会だった
とりあえずどうしようと駅前の広場にあるベンチに座って考えてた

家出した高揚感が次第に収まっていった
だんだん都会が恐く思えてくる
まあガキだったし

歳上の男や女が凄く恐く思えた
だいそれたことをしてしまったんだと思って悲しくなった
半泣きだった

俯いてると声をかけられた

「なにしとん?」

顔をあげるとにやにやと笑う三人がいた
歳上の男と男と女だった

凄く不快な笑みだった

玩具を見つけた、みたいな

逃げ出したくて仕方ないのに体が動かない
蛇に睨まれたカエルみたいな?

「なあなにしとん?」

目をまた伏せて震えた
今から殺されるんだぐらいの勢いで恐かった

「大丈夫やって、なんも恐いことせんから」

悪役の台詞だと思った
けど今にして考えれば悪役じゃなくてもいいそうな台詞だ

とにかく当時の俺には恐怖に拍車がかかった

また震えた

ごめんなさい、と呟いた

「つまんね」

開放されると思った

「お金ある?」

すぐにこれがカツアゲだとわかった
産まれて初めての経験だ
恐い恐い恐いって

あの時の俺はとにかく臆病だった

財布には親から抜いた一万円(電車代でちょっと減ってる)と
自分のお小遣い数千円があった

けどこれを失くしたらもうどうしようもなくなる

金がなくても警察に行けば帰れるとか、当時の俺は思いつかなかった
だからそのままホームレスになって死ぬんだと思った

ないです、と答えた。。。

次のページに続く!!

「嘘はあかんて。な? 財布だせや」

駅前の広場は他にもたくさん人がいたけど
誰も助けてくれる人はいなかった

ドラマじゃよく聞く光景だ
誰も助けてくれない

でもそれは本当なんだな、と思った

「なあ?」

男が俺の頭を鷲掴みにする

言っておくがこの三人はただの不良だ
けどまあ、この三人のお陰で俺はお姉さんに拾ってもらえた

「なにしとん?」

それが初めて聞いたお姉さんの声だった
といっても

俺は向こうの仲間が増えたと思ってまたびくついた
けど三人の対応は違った

次のページに続く!!

「なんやねんお前」

「いやいや、自分らなにしとん? そんなガキ相手にして楽しいん?」

「黙っとれや。痛い目見たなかったらどっかいかんかい」

「流石にガキ相手に遊んどるのは見過ごせんわ。ださ」

「あ?」

まあ、会話はおおよそだから。
でもこんな感じだったと思う。

恐くてってどんだけ言うんだって話だけどやっぱり恐くて上が向けず
お姉さんがどんな人かもわからなかった

「調子のっとるな、しばいたろ」

三人組の女の声だ
他の二人も賛同したのか視線はそっちに向いた気がした
少なくとも俺の頭を掴んだ手ははなされた

次のページに続く!!

「ちょっとそこの裏路地こいや」

とか、そんな風なことを言おうとしてたんだと思う
けど、それは途中で終わった

「うそやん」

妙に驚いてた気がする
声色だけでそう思ったんだけど

「シャレにならんわ。ほな」

関西弁の人ってほんとにほなって言うんだ
とか調子の外れたことを思った

それから暫くして
俺の肩に手が置かれた

びくっと震える

たっぷりの沈黙の後

「なにしとん?」

さっきまでの三人組みたいな声じゃなくて
ちょっと優しい雰囲気があった
おそるおそる顔をあげると
綺麗なお姉さんがそこにいた

次のページに続く!!

髪は長くて
真っ赤だった

化粧もしてて
大人のお姉さんだと思ったけど
今にして考えてみればあれは多分、V系だったんだろう

なんにせよ綺麗だった

同級生の女子なんてちっさく見えるぐらい綺麗だった

「ありがとうございます」

と、つっかえながらもなんとか言えた

「んなもんええけど、自分アホやろ? ガキがこんな時間うろついとったらアホに絡まれんで」

家出したと言ったら怒られると思って下を向いた
お姉さんは大きな溜息を吐いた

「めんど、訳ありかいや」

やけに言葉が汚いお姉さんだと思った

次のページに続く!!

お姉さんスペック

身長170越(自称)
外だと厚底履いてるから175は越えてる

スレンダー
Dカップ
赤髪ロング
耳にピアスごじゃらら
関西人っぽい
年齢不明(見た目18~21)

綺麗だと思う

暫く沈黙が続いた

というかお姉さんタバコ吸ってるみたいだった
タバコの匂いがやたら甘かった

「ああ……腹減った」

お姉さんが言う
言われてみれば俺も腹が減っていた

次のページに続く!!

家出してかれこれ五時間
電車の中でポッキー食べたくらいだった

「ファミレス行こか」

「?」

「ファミレス。ほら、行くで」

近くのファミレスに行く
着いて適当に注文する

お姉さんは凄く目立つ
赤髪、ロング、黒服、ピアス

綺麗だし、目立つ

「自分なんも喋らんな。病気なん?」

「ちが、ちがいます」

「ああ、あれ? 恐い? そやな、よく言われるんよ、恐いって」

「い、いや」

なんて言おうとして否定したのかは知らんが、

まあだれでもそう反応するだろ?

次のページに続く!!

俺はハンバーグ
お姉さんは野菜盛り合わせ

「んで、なんで家出したん?」

驚きすぎてむせた
なんでわかるんだこの人は、超能力者か
とか考えたかは知らんが驚いた

でも今にして考えれば解ることかもしれん

夜の十時すぎに家に帰らない子供
思いつくのは塾帰りで家に帰りたくないか
夜遊びするガキか
家出か

なのにその時の俺は塾に行くような鞄持ってなかったし
遊んでそうなガキに見えなかったろうから家出

カマかけてきたんだろう

でも当時の俺はただただ
大人のお姉さんすげーって思うだけだった

次のページに続く!!

「家が……色々」

「ふうん、そっか」

「まあその歳やといろいろあるわな」

「で、どないするん? いつかえるん?」

「……帰りたくないです」

「そりゃ無理やろ。仕事もないし、ってか仕事できる歳なん?」

「15です」

「ギリやな。家もないし金もないやろ?」

「……」

それでも帰りたくなかった
俺にとってあの当時の家はかなり地獄だった
まあ、もっと酷い家庭はあると今ならわかるけど

次のページに続く!!

「一週間もしたら帰りや」

「……はい」

「ほんじゃ、飯食ったら行こか」

「?」

「うち、ヒト部屋空いとるから」

こんな経緯で俺はお姉さんに拾われた

お姉さんの家は都会の駅から四つ
閑散とした住宅街だった

見た目とは裏腹な場所に住んでるなと思ったけど
住んでるのは高層マンションの最上階だった

お金持ちなんだと思った

「片付けてないけどまあ歩けるから」

「おじゃまします」

次のページに続く!!

玄関入ると左手に一部屋
右手にトイレ、浴室
奥にリビング
リビングの隣に一部屋

「ここ、物置みたいなもんやから使って」

俺は玄関入って左手の部屋に案内された
ほんとに物置だった

「衝動買いしてまうんよね、はは」

お姉さんが照れくさそうに笑う
知れば知るほど見た目とのギャップに困惑した

でもそのギャップに惹かれた

「とりあえず風呂でも入ってきたら?」

「はい」

初めて女の人の部屋に泊まるわけだけど
だからどうだって緊張感はなかった
ガキだったから

次のページに続く!!

そりゃエロ本も読んだことあったけど
そんな展開になるわけないって思ってたし

シャワーを浴びて体を拭く

「洗濯機の上にパジャマと下着出しとるから」

見るとそれは両方とも男物だった
なんで男物があるんだろうと考える

以前同棲してたから?
ありうる
だから一部屋余ってるんだと思った

こんな綺麗なお姉さんだ、彼氏がいない方がおかしい

下着とパジャマを着てリビングに行く

「サイズちょうどええみたいやな、よかったよかった」

「やっぱうちとおんなじくらいやねんな」

「……?」

「それ両方うちのやねん。男もんの方が楽でな」

途端に俺は恥ずかしくなった
いつもお姉さんが着ているものを着てるのだ

次のページに続く!!

下着も

不覚にもおっきした
いや不覚も糞もないか
ガキだし

でもそれはバレないようになんとか頑張った
中腰で

「ん? んん? なーんや、お姉さんの色気にあてられてもたん?」

「ははっ、若いなあ」

速攻でバレた
恥ずかしさが一気にヒートする

「ええよ気にせんで、なんし男の子やねんから。ほら、そこ座り。コーヒー……は飲めんか」

「飲めます」

「おお、君飲む口か」

嘘だ、コーヒーなんて飲めない
苦い

でも子供扱いされたくなかった

次のページに続く!!

お姉さんに一番気になっていたことを聞く

「どうして、その、泊めてくれるんですか?」

「そりゃもちろん」

なんだそんなことかと言わんばかりに
お姉さんは興味がなさそうに携帯に視線を戻して

「暇潰し」

「暇潰し、ですか」

「うん」

「そうですか」

「なんやとおもったん?」

「……?」

「お姉さんが君に惚れたとでも思った?」

「いえ」

「そこは嘘でも頷いたらいいボケになんねんけど、ってあ、君こっちの子ちゃうんよな」

「はい」

次のページに続く!!

「ほんじゃせっかくやねんから関西のボケとツッコミを勉強して帰りや」

「はあ」

「そしたら家のことも大概どうでもよくなるわ」

それは嘘だと流石に思った

コーヒー
目の前にブラックな飲料が差し出される

「砂糖は?」

首を横に振った
湯気だつコップを持つ
覚悟を決めて口につける

うげえ

「はっはっは! 梅干食っとうみたいなっとうやん!」

お姉さん爆笑
俺は俯く

「無理せんでええて。ミルクと砂糖持って来たるから」

「うちも自分ぐらいん時コーヒーなんて飲めんかったし」

その言葉で救われた気がする

次のページに続く!!

お姉さんも子供の時があったんだな、

なんて当たり前なんだけど

「あの」

「ん?」

お姉さんは頬杖をついて携帯をいじっていた
話しかけると綺麗な目を俺に向ける

まっすぐに向ける
心が囚われる

「どないしたん?」

「あ、えと」

俺自身口下手な方だし
お姉さんは自分の世界作ってるような人だし
特に会話は続かなかった

お姉さんの部屋から流れる音楽
フィーリング音楽?
が心地よくて
時間が過ぎるのを苦もなく感じられた

次のページに続く!!

「そろそろ寝るわ」

「はい」

「明日はうち夜から仕事やから」

「はい」

「夜からの仕事、ついてこれるように調節してな」

「……はい?」

「やから仕事やって。自分、もしかしてタダで泊めてもらえるおもたん?」

「いや、そんなことは、ってかその僕、大丈夫なんですか?」

「平気平気。うちの店やから」

お姉さんは自分の店も持っていた
先に言っておくとそれはBARなわけだけど
やっぱりお姉さんかっけーってなった

まさかあんな格好させられるとは思わなかったけど

夜から仕事で起きるのが夕方だったから

次のページに続く!!

俺は結局朝まで起きてた
それ事態は物置にある本棚に並べられた本を読んでれば問題なかった

夕方に起きる
リビングに行くと机の上に弁当があった
メモで食べるようにと書かれている
そして五時に起こすようにと書かれている

お姉さんは寝ていた

まだ四時すぎだったので先に弁当を食べた
食べ終わってお姉さんの部屋の扉を開ける

やけにいい匂いがした
凄く緊張した

手に汗がにじむ

「おねーさーん」

扉から声をかけるもお姉さんは起きない
意を決して中に入る
ベッドの上ですやすやと寝息を立てるお姉さんがいた

次のページに続く!!

「お姉さん、おきてください」

お姉さんは起きない
薄暗い部屋で目を細めてお姉さんの寝顔を覗く

起きてる時に比べればブサイクだった
化粧をしてなくてブサイクとかじゃなくて
枕で顔が潰れててブサイクだった
でもどこか愛嬌があって

いうなればぶちゃいくだった

間近で見てると胸が高鳴った
今ならなにをしてもいいんじゃないか、なんて思い始める
そんなわけないのに

そんなわけがないのに手が伸びる

ゆっくり
静かに

鼓動がどんどん大きくなる
あわや心臓が口から飛び出しそうになる

次のページに続く!!

やめておけ、と誰かが言うが
やっちまえ、と誰かが言う

俺はお姉さんの頭に手を置いた

見た目より痛んでない髪に手を通す

撫でる

「ふにゅ」

それは形容しがたい寝声だった
ってか多分これは美化されててふにゅなんだろうけど
なんだろう

文字にできない可愛らしい言葉ってあるだろ?
お姉さんはそんな声を出した

優しく
愛でるように撫でた

お姉さん、可愛いな

とか思いながら撫でた

だから気づかなかった
お姉さん、もうとっくに起きていた

次のページに続く!!

「なにしてんの?」

怒っている風ではなく
優しい寝起きのぼやけた声色だった

「す、すみませんっ」

逃げ出そうとした

「ええよ」

「撫でててええよ。気持ちいいから」

了解を得たので再び座り込んでお姉さんの頭を撫でる

「うん、君撫でるの上手いな」

「今日はうちが寝る時撫でててもらおかな」

「はい」

十五分くらいか
お姉さんの頭を撫で続けた

お姉さんは心地よさそうにしていた
俺もなんだかとても心地よかった

「さて、支度しよか」

それの終わりがきたのはやっぱり少しだけ残念だった

次のページに続く!!

「……なにしてるんですか?」

「ちょ、動かんといて」

「いやほんと、なにしてるんですか?」

「やから動かんといて」

「……はい」

俺は化粧をされていた

「んー、まあこんなもんか」

「なんで化粧されたんでしょう」

「化粧するとな、年齢がわからんくなるんよ」

「ほら、それに君うっすい顔してるし。めっちゃ化粧映えするわー」

「はあ」

「んで、そやなーふふふーん」

「楽しそうですね」

「あんまないからなーこんな機会」

「あ、これでええな」

「……冗談ですよね」

「冗談なわけないやん。その顔で男もんの服着る気?」

「その顔ってか俺は男です」

「どこがあ。鏡みてみ?」

そこにはとても可愛らしい女の子がいました
なんて流石に言いすぎだが

確かに女の子がいた

次のページに続く!!

化粧こええ

「君若いし、女装すんなら今のうちやって」

「……」

俺はいろいろと諦めた

可愛らしい化粧をされて
可愛らしいスカートはかされて
可愛らしい服を着せられて
タイツもはかされて
俺なにやってんだろう

もちろんヅラも被されて

お姉さんの店はあの都会の駅だ
電車にも乗った

派手な二人組だった

「お姉さん、流石にこれは」

「喋らんかったらバレんから大丈夫やって」

俺は喋れなくなった

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BARにつく
普通のBARだった
普通の、といってもなにが普通かわからんが
イメージ通りのBARだった

要はちょっと暗くてお洒落

小さな店だった

カウンターが七席にテーブルが一席

「なにしたらいいですか?」

「とりあえずトイレ掃除から。あ、上着は脱いでな」

ってなわけで俺は店の掃除を始めた

トイレ掃除
床の掃き掃除
テーブル拭き掃除
グラス磨き

「お客さんが来たらこれ二つずつ乗っけて出すんよ」

とそれはチョコとかのお菓子

「あとはそやな。これが~」

冷蔵庫の中のメニューを三つ教えてもらう
(お皿に盛り付けて出すだけ)

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「んでお客さんが帰ったらグラス回収やらしてテーブル拭いてな」

「は、はい」

「今日はそんな客多くないから緊張せずに慌てずに、やで」

「頑張ります」

「まあ自分の一番の役目はそんなんとちゃうけど」

お姉さんが悪い笑みを浮かべた気がした
その意味は後に知ることとなる

開店から三十分、二人組の女性が来る

「おねーさんこんちゃーってなにこのこ! ちょーかわいいやん!」
「おねーさんどこで誘拐してきたん!?」

「誘拐なんかせんでもほいほいついてきまうんよね」

「あかんで、あのお姉さんについていったら食われてまうでー」

「いや、あの、そんな……これ、どうぞ」
言われてた通りお菓子を出す。
女性二人は目を丸くしていた

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「……男の子やん! うわあうわあうわあああああ!」

二人の女性のテンションが上がる。

その後は落ち着いた女性客とお姉さんやらが話して
その日は計七組のお客さんが来た

入れ替わりがあったから満員にはならなかったけど

「はい、お疲れ」

お姉さんがジュースを出してくれる
なんだかんだで疲れた
主に精神的に

「いやー大盛況やったね、君」

「……はあ」

俺はようするにマスコットキャラクター代わりだった。
来る客来る客珍しいものを見る風に
ってか本当に珍しいんだろうけど
わいのわいのと騒ぐ

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「あの」

「ん?」

「真っ青な髪の男性客の人、今度ホテル行こうとか言ってましたけど、冗談ですよね」

「ああ、あれな」

「ほんまにホテル付いてってくれたらラッキーってなぐらいちゃう?」

世間は広い
俺は色んな意味でそう思った

閉店作業をして家に帰る
もう朝だ

家に着くなりお姉さんはお風呂に直行した

「一緒に入るか?」

とか言われたけど盛大に断った
恥ずかしくて無理

お風呂から出てきたお姉さんは凄くラフだった

次のページに続く!!

どっからどう見てもノーブラで
薄いパジャマを着ていた
前のボタンを途中までしか締めてなくて
胸元が思いっきり露出している

「熱いわー」

思いっきり乳首がががががががが

目を逸した

「ああ、そや、化粧落としたるわなー」

この間、服もどうすればいいのかわからないので
俺はずっと女の子である

化粧を落とすためにお姉さんは凄く近くに寄ってきた
勘弁してください

「玉の肌が傷んでまうからなー」

優しく化粧を落とすお姉さん
乳首が見せそうで見えない角度

次のページに続く!!

胸の横っかわはずっと見えてて
俺はそれに釘付けだった

息子も釘付けだった

「よし、顔洗ってき。そのまま風呂入ってき」

「はい」

急いで俺は浴室に直行した
もう性欲が限界だ

やばい、本当にやばい

そりゃしたさ
うん、そりゃするさ
だってガキだもん 猿だもん

そんなわけですっきりした俺は風呂から出て
またお姉さん下着パジャマに身を包む

コンビニ弁当を食べて
またコーヒーを頼んだ

次のページに続く!!

「飲めんやろ?」

「飲めます」

「はいはい」

出されたコーヒーにやっぱり梅干の顔をした

「はははっ、懲りんなあ」

暫く時間が流れて

「はあ、そろそろ寝よか」

「おやすみなさい」

「なに言うとん。一緒に寝るんやろ?」

目が点になった

なにを言ってるんだろうと思った
そんな約束はしていない

「なに驚いとん。髪撫でてくれるって言うたやん」

あれってそういう意味だったのか

「丹精込めて撫でてやー」

丹精込めて撫でるってなんだろう

次のページに続く!!

「ほら、寝るで。明日も仕事やねんし」

小さく頷く

お姉さんの部屋に入る
あの落ち着くBGMが流れてた

「奥はうちやから」

「はあ」

ベッドに誘われて入り込む
お姉さんの匂いがした
もうそれだけで眠れそうだった

「はい」

「?」

「ぼうっとしとらんで、ほら」

「あ、はい」

お姉さんの髪を撫でる
俺よりもずっと身長の高いお姉さんの髪
綺麗な髪
赤い髪

撫でる度にいい匂いがする

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「なあ」

「はい」

「彼女おるん?」

「いや、いないです」

「の割に髪撫でるの上手いな」

「多分、犬飼ってたから」

「犬? 犬とおんなじか」

「すみません」

「それも悪くないかなあ」

「はあ」

「だって撫でてくれるんやろ?」

別にお姉さんだったら犬でも猫でもワニでも蛇でも撫でる

「なら犬も悪ないな」

「お姉さんは」

「ん?」

「お姉さんは、その、彼氏、とか」

次のページに続く!!

「おらんよ。おったら流石に連れ込まんわ」

「ですよね、はは」

嬉しかった

「でも、好きな人はおるかな」

言葉が詰まる
息が苦しくなった

そのお陰で

「そうですか」

と噛まずに言えた

なんでだろう
凄く夢見た光景なのに
男の夢って具合なのに

なぜだか辛かった
きっとお姉さんに好きな人がいると聞いたからだ

理由はわかってた

次のページに続く!!

胸は苦しい
なのに心地いい

お姉さんを独り占めしている気がした
お姉さんの好きな人にだってこんなことはできないだろうと思った

けど俺はお姉さんの好きな人には成り代われない

結局、お姉さんはその内に眠っていた

泣きそうだったけど
俺もなんとか眠ることができた

起きると横にお姉さんがいた
頭を撫でて、起きてくださいと言う

お姉さんは寝返りをうって抱きついてくる
心臓が一気に跳ね上がる

もうずっとそのままでいたい

でもお姉さんはその内に目を覚ました
抱きついていることに気づくと、より深く顔を埋めた

次のページに続く!!

「ごめんな、ありがとう」

お姉さんの言葉の意味がわからなかったけど
とりあえずお姉さんが喜んでくれるならと
俺はお姉さんの頭を撫でた

店について開店作業

とりたてて難しいことがあるわけじゃないので忘れてはいない

その日も疎らにお客さんが入っていた

何組目のお客だったか
中盤ぐらいでその人はきた

「よお」

やけにいかつい顔の人だった
ってかヤクザだと思った

「なんやねん」

少なくともお姉さんはその人を嫌っているようだった

次のページに続く!!

「この前の借り、返してもらいに来た」

「自分が勝手にやったんやろ」

「でも助かったろ?」

席に座ったのでいらっしゃいませと通しを出す

「おお、この前のガキンチョか? 随分変わったなあ」

「?」

「なんだ覚えてねえのか。助けてやったろ?」

なにを言ってるのかさっぱりわからなかったのでお姉さんを見やる。

「不良に絡まれとった時、こいつが追い払ってん」

なるほど、それであの三人は逃げたのか。
そりゃこんな顔に睨まれたら逃げたくもなる。

「ありがとうございました」

「気にすんな。お陰でこいつにいいことしてもらえるからな」

「誰がするか」

「本気だ」

次のページに続く!!

ガキでも解る三段論法

俺を助けるお姉さんを助ける強面

それをネタにお姉さんを脅迫

原因は俺

「あの」

「ん? どうした、坊主」

「……困ります」

「……あ?」

「そういうの、困ります」

「おいガキ」

強面が俺の胸ぐらを掴んで引っ張り上げる
なんでこんなこと言ってるんだろう俺はと後悔した

「おいオッサン、その手離さんとキレるで?」

お姉さんがドスの低い声で強面に言う
でもそれもこれも嫌だった

次のページに続く!!

俺が子供だからこうなったんだ

「あの」

強面がこっちを向く
それに合わせて思いっきり手をぶつけてやった

平手で

多分、グーで殴ることが恐かった
そういう経験がなかったから
だから平手で殴った

強面は鼻血を出した

「ガキ……調子に乗りすぎだなあ?」

強面の恫喝に身が震えた
殴るなんてことはついやってしまったことに近くて
それ以上のなにかなんて無理だった

次のページに続く!!

外に連れ出された俺は
五六発ぶん殴られた

こんな痛いことがあるんだと知った
もう人を殴るのはよそうとか考えてた

お姉さんが後ろから強面を止める
強面がお姉さんを振り払うと、壁にぶつかった

お姉さんが痛そうな声をだした

なにを考えたわけでもなく強面に突撃する
なにもできないけど許せなかった

振り払われて、また殴られて

「気分悪い、二度と来るか」

捨て台詞を吐いて、強面は帰った

お姉さんが中の客を帰して
意識の曖昧な俺を看病してくれた

どう看病してくれたかは覚えてないけど

お姉さんは泣いていたような気がする

次のページに続く!!

ごめんな、ありがとう

と言っていた気がする
でも、俺にはやっぱり意味がわからなかった

殴られたからか、わからなかった

お姉さんが泣いているのは見たくなかったから
泣かないで、と手を伸ばした

お姉さんの頭を優しく撫でた

気づくとお姉さんの部屋にいた
いつの間にか気を失った俺はお姉さんに運ばれたらしい

寝起きだからかぼうっとする
でもおでこがひんやりと気持ちいい

「おはよ」

お姉さんはベッドの横にある勉強机みたいなやつのイスに座ってた
パソコンを触ってたらしい

次のページに続く!!

「おはよ、ございます」

起き上がろうとしたけど体が痛くてうめき声が漏れる

「あかんて、今日はゆっくりしとき」

「でも、仕事」

「なに言うとん。そんな面じゃお客さんびびるし、あの鬱陶しい客が二度と来ん言うてんから、うちとしては充分や。ほんまにありがとう」

「君はうちの幸運やな」

「役に立てました?」

「充分やって。あの客な、前から鬱陶しかってん。ああやって誘ってきてて。でも多分、ほんまに二度とこんやろ。なんせ、十五歳の子供に鼻血出されてもうたからな。メンツが立たんで」

にやりとお姉さんは笑う。

「凄いな、自分。恐かったやろ、痛かったやろ」

強かったけど、痛かったけど
それどころじゃなかった
そんなことどうでもいいぐらいに怒っていた

次のページに続く!!

「別に」

「かっこつけんなや。でも君」

「かっこよかったよ」

嬉しいよりも照れくさい
俺は布団の中に顔を隠す

「なんか食べられそうなもん持ってくるわ。口ん中切れとるやろうけど、ゼリーなら食えるやろうから」

ゼリーは確かに食べられたけど
口の中は切れてて痛かった
でもまあ

「はい、あーん」

「自分で食べますよ」

「ええから」

「いや」

「はよ口開けろや」

「はい」

次のページに続く!!

お姉さんが食べさせてくれたからなんでも食べれた
お姉さんが食べさせてくれるなら納豆でも食べれそうだった
納豆嫌い

「なんか欲しいもんある?」

「欲しいもの?」

「漫画でも食べ物でも用意するから。高いもんは勘弁してほしいけどな」

「じゃあ」

俺はこの時も知らなかったけど
殴られすぎると熱がでるらしい
だから思考があやふやになって
突拍子もないことを言ってしまうようだった

「お姉さん」

言ってから後悔した
なんてことを言うんだ俺は、って

「な、なんでもないです」

「うちは奥やからな」

お姉さんがベッドに潜り込んでくる

次のページに続く!!

一緒に眠った経験もあるわけだけど
その時とは雰囲気が違って
俺は借りてこられた猫のように固まった

「こんな」

お姉さんの手が頭に触れる
いつも俺がそうするように
優しく髪を撫ではじめる

「こんなぼろぼろになってもうてな」

「ごめんな」

別にぼろぼろになるのもぼこぼこになるのも
お姉さんを守れたならそれでよかった

お姉さんが喜んでくれてるし
ちょっとでも役に立てたみたいだし

お姉さんが頭を撫でる
それはとても心地いい

次のページに続く!!

「ほんで」

「どないしてほしいん?」

それに答えられるわけもなく
恥ずかしくなって顔を反対側へ背けた

「なんてな、はは」

「それはちょっと卑怯やな」

お姉さんの手が首の下に移動する
それこそ犬猫のようにそっと撫でられて
くすぐったくて体が跳ねた

「こっち向いて」

耳元でそっと囁かれた甘い言葉に脳が痺れた

視界すらぼうっとしている中でお姉さんの方に振り向くと

唇が唇に触れる

ファーストキスだ

とか思う間もなく

次のページに続く!!

お姉さんの舌が口の中に入ってくる
生暖かい別の生き物が

滑りを立てて侵入する

動く度にそれは音を発して
俺とお姉さんがつながっていることを証明した

舌と舌が絡んで
お姉さんの舌が口の中の全てを這う

横も
舌の裏も
上も
歯も

口の切れた痛みも忘れて
ただ侵されることに集中した

これ以上ない幸福が詰まっているような気がした

次のページに続く!!

お姉さんの手が俺の右手に触れて
指先ですっとなぞる

それは手から全身に電流を流して
意識が更に拡散していく

手を握られる
俺も握り返す

お姉さんが手をどこかに連れていく

そこで離される

合図だと思ったから手を滑らせる

初めて触る、女性の胸

舌がすっと引いていって
お姉さんが視線を合わせる

「ええよ?」

小さな吐息に混ざった声で
俺の消し飛んでいたと思われる理性が外れた

次のページに続く!!

柔らかな、胸

手の平いっぱいに感触を確かめるため
ゆっくりと揉んだ

手の中心部分にお姉さんの突起があって
それは揉むとかイジるとかよりも
舐めたり吸ったりしたい気分が勝る

でも、揉む

だって揉むとお姉さんが

声を殺して息を吐く

「ん」

それを俺が見つめていると
恥ずかしそうに視線を逸した

「見んといてや、年下に感じさせられるんなんて恥ずいわ」

胸の内で想いが強まる
何度も何度も
お姉さん
って呟いた

次のページに続く!!

胸の内で
想いが深くなって

俺の方からお姉さんにキスをした

とても綺麗で
とてもかっこいいお姉さん

そのお姉さんが俺にキスをされて小さな声をあげる

とても愛らしくて
とても可愛いお姉さん

胸を弄られながらキスをされて
だんだんと体温が上がっている気がした

でも、どうしたらいいんだろう
俺はまだ経験がない

エロ本の知識しかない
それは基本的に間違っているとみんな言う
だから下手なことはできない

次のページに続く!!

突然だった
突然股間に衝撃が走った

お姉さんが握ってきたのだ
生で

「年下にやられっぱなしは性に合わんわ」

俺が覆いかぶさっていた体勢をぐるりと回して
お姉さんが俺を覆う

布団はずれてはだけたお姉さんの服
綺麗な胸があらわになっていた

「なあ、気持ちいい?」

お姉さんの細長い指が俺のを握って
微かに上下へと動き始めた

気持ちいいに決まってる
けど気持ちいいなんて言えるはずがない

次のページに続く!!

俺はどういう対応をしていたのだろう

気持ちいいけど恥ずかしくて
その顔を見られるのが嫌で背けてたのかもしれない

ちらりと横目でお姉さんを見ると
うっすらと笑みを浮かべて
楽しそうに俺を眺めていた

「なあ」

耳元で囁かれる声
俺はそれに弱いのか脳がくらくらと泳ぎだす

「気持ちいいやろ?」

問われて、答えられるはずがないのに
つい口を出てしまいそうになった

お姉さんは変わらず手を動かしていて
でもそこに痛みはなく
ただただ気持ちいい

次のページに続く!!

「言わんとやめるで?」

その言葉を聞いて凄く胸が苦しくなった
やめないでほしい
ずっと続けてほしいくらいだ

やめないでください

息も絶え絶えに発する

「なんかいった?」

お姉さんの手が止まる

「やめないで、ください!」

ええこやな、とお姉さんはつぶやいて。

俺の首筋をすっと舐める。

その右手はまた動き始めて
上下だけではなく
先端を凝らしてみたり
付け根を押してみたり
さっと指先でなぞってみたり

次のページに続く!!

性的な快楽以外のものを感じていたような気がした

「ぬるぬるしたのでとんで」

お姉さんの言葉に耳が犯されることは

「かわいいなあ、君は」

本来なら性行為の補助であるはずなのに

「ここ、こんなんにして、気持ちいいんやろ?」

それが快楽の全てである気がした

「気持ちいです」

「もっとしてほしい?」

「もっとしてほしいです」

「もっと気持ちよくなりたいん?」

「なりたいです」

「お願いは?」

「お願いします」

「足らんなあ」

「お願いします!」

次のページに続く!!

「どれをどないにしてほしいん?」

「僕のを、お姉さんの中に、お願いします」

「……なんかいうた?」

「僕のを! お姉さんの中に! お願いします!」

「ええこやな」

お姉さんの声が遠ざかっていく
どこに行ってしまうんだろうと不安になって目で追うと
お姉さんは

俺のそれを口の中に収める

じゅるり
と奇妙な音を立てながら
ぐじゅぐじゅ
といやらしい音を立てながら

「だ、だめ」

「ん? どないしたん?」

次のページに続く!!

「イキそう、です」

「ええよ」

俺が嫌だった
現時点で既に人生の幸運を全て使ってしまったような状況だけど
でも、一番の目的がまだだったから

「い、嫌だ」

「ほら、だしや」

お姉さんの涎に塗れたモノを手で上下に動かしつつ先を舌先で舐めながら
お姉さんは俺を嬉しそうに見詰めた

「嫌だ、でちゃい、ます」

言ってもお姉さんはやめてくれない。
嫌だと言いながらも俺は激しく抵抗しない、できない。

「お願い、お姉さん、やめて」

お姉さんはじいっと俺を眺める
俺をじいっと観察する

次のページに続く!!

声を殺して息が漏れた
下腹部に集まった大量の性欲が
意思と無関係に発射される

体の中心が割られたような衝撃だった
一人じゃ味わえない快感だった

お姉さんは俺の液体から顔を背けずにいた
快楽の余韻に浸りながらお姉さんを見ると俺の精液でどろどろになっていた

「いっぱいでたな」

言うと、お姉さんは再び性器に口をつけ
舐め取るように、吸い上げるように綺麗にしていった

それは気持ちよさよりもくすぐったさの方が上だったけど
なによりも心が満たされていった

「ほな、お風呂はいろか」

「先入っとって。すぐ入るから」

言われて、シャワーを浴びる。
湯船のお湯はまだ半分ぐらいしか溜まっていない。

次のページに続く!!

シャンプーで頭を洗っていると電気が消える。

「入るでー」

速攻で足を閉じてちむぽを隠した。

「さっきあんなんしたんに見られるの恥ずかしいん?」

けたけたと笑うお姉さん。

「髪洗ったるよ。手どかし」

言われるがままに手をどかし
お姉さんにシャンプーをお願いした。

内心未だにどきどきしっぱなしだったけど
それ以上に俺は後悔していた

だって、もうできるチャンスはないだろうから

お姉さんとできるチャンスを俺の逃したのだ

「流すでー」

人に頭を洗ってもらうのは気持ちいい
流されて、溜まった湯船に二人して使った

次のページに続く!!

「どやった?」

「なにがですか?」

「言わんでもわかるやろ」

「お姉さんってSですよね」

「君はMやろ?」

「みたいですね」

ごぼがぼごぼ
お湯に隠れたいけどそうもいかない

「一週間まであと四日やなあ」

「それは……」

それはお姉さんが決めたことじゃないですか、と繋げたかったけど
俺にそんなことを言う権利はなかった

なにせこのあともずっとここにいたら
それはとても嬉しいことだけど

俺は沢山のことでお姉さんに迷惑をかけるだろうから

「ま、また次があるやろ」

なんのことだろうと首を傾げる

次のページに続く!!

「ん? いや、したくないならええねんけど」

「え」

「うちは君みたいな可愛い子好きやからな、別にええよ、うん」

「は、はい」

男ってのは現金な奴だ
男、ってか
息子、ってか

次があると教えてもらってすぐにおっきくなりやがる

「ほんま、若いなあ」

にやにやとお姉さんが笑っている
恥ずかしくなって俯くけれど
それは同時に
嬉しくなって微笑んでしまったことを悟られたくなかったから

でも、お姉さんには好きな人がいる

風呂から出て、お姉さんの部屋へ

次のページに続く!!

俺は家にパソコンがなかったからお姉さんがパソコンで遊んでいるのに興味深々だった

「なに見てるんですか?」

「これ? 2ch言うてな」

因みに2chもお姉さんから知った

お姉さんと馬鹿なスレを覗いて笑っていた
お姉さんは話始めると話上手で
スレのネタに関連した話題をこっちに振ってくる

それに返すだけで話のやり取りが進む

そういうのはBARの店長だけあって上手だった

暫くして眠ることに
流石に翌日は仕事に行かなければならない

「僕も行きますよ」

「気持ちだけでええよ。辛いやろ?」

辛いとかそんなんじゃなくてお姉さんと一緒にいたいだけなのに

と思った

次のページに続く!!

「君はほんま可愛いなあ」

と思ったら口に出てた

「ええよ、やけど仕事はさせんで。それやと化粧できんし、まだ腫れとるからな」

二人で一つのベッドに寝転がる
このまま時が止まればいいのに

このまま日課にしてしまいたい行事
お姉さんの頭を優しく撫でて
お姉さんが眠るまで隣にいること

うとうとするお姉さんの横で
お姉さんが心地よさそうに震えるのを見てられること

「気持ちいいですか?」

「それさっきのお返し? 気持ちいいよ、もっとして」

撫でていると心が安らかになる
なんでか、お姉さんよりも優位に立った気がする

次のページに続く!!

「お姉さんも可愛いですよ」

「君に言われたないわ」

「ほんとに」

「はいはい……ありがと」

本当にたまらなく可愛いからいっそのこと撫で回して抱きしめ尽くしてむちゃくちゃにしたくなるけど
お姉さんはそのまま寝入っていくから

俺も暫くして眠った

店はその日繁盛していた
それもどうやら俺が原因らしい

「大丈夫やったん? なんか大変やったんやろ?」

そんな調子のお客様がたくさん来た
聞いてる限りだと
その時そこにいたお客様がmixiかなんかで呟いて
そっから馴染みの客が全員来たらしい

次のページに続く!!

だから満員で

「ほんまごめん、あとでお礼するから」

「いりませんよ、そんなの」

お姉さんは罰が悪そうにしてたけど
手が足りないっていうんで俺も手伝うことになった

俺の顔はまだ腫れてて
それを見ると女性客は慰めてくれて
男性客は褒めてくれた

「あいつも吹っ切れたみたいでよかったなあ」

気になる会話をしていたのはテーブル席の三人客だった

「吹っ切れた、ですか?」

お姉さんに渡されたカクテルを置く

「だって君を選んだんだろ? あいつ」

選んだ?

次のページに続く!!

「ん? 付き合っとんちゃん?」

お姉さんが俺と?

……男として見てくれてるかも怪しい。

「吹っ切れた、が気になるんですけど」

「ああ、それは……なんでもない」

お客様が視線を落としてはぐらかす。
肩を落として戻ろうとしたら、お姉さんが仁王立ちだった。

「余計なこといいなや」

とても怒っているようだった。
お姉さんは俺の頭にぽんと手を乗せて

「帰ったら話すわ」

と言ってくれた

そのあとも仕事は続いて
でもどことなく仕事に身が入らない
といっても、ミスをするような仕事内容でもないからいいけど

お客さんが話しかけてきてもぼうっと返事を忘れてしまうくらい

次のページに続く!!

家に帰るまで気が気じゃなかった
お姉さんの話っていうのは十中八九俺が知りたいことだろう

お姉さんが好きな人のことだろうから

家に帰って
お風呂にも入らずお姉さんは飲み物を用意する

もちろん俺はコーヒーを頼んだ

「飲めんくせに」

「飲めるようになります」

「ええやん、飲めんでも」

「嫌です」

「子供やなあ」

子供扱いされてついむくれてしまう

「はい、どうぞ」

差し出されたコーヒー

うげえ

「それで、話してくれるって言ってたことなんですけど」

「話逸したな」

ははっ、とお姉さんはいつものように快活に笑って
口を開く

次のページに続く!!

「好きな人おるって言うたやん? その人のことやねんけどな」

「手っ取り早く言うけど、もう死んどんねん、そいつ」

「なんつーか病んどったからなあ。死んでもた」

「ここで一緒に暮らしとった。BARはそいつと一緒に初めてんよ」

「親友やったし、同時に恋人やった」

「たったそんだけのありきたりな話や」

「なんで死んじゃったんですか?」

「さあな。遺言はあったけど、ほんまかどうかわからんし」

「まあ、そいつが言うには、恐かったんやて」

「うちを幸せにできる気がせんって」

「想像つくんかどうか知らんけど、うちもそいつもろくな家庭で育ってないねんよ」

「うちは親から虐待受け取ったし、そいつは親に捨てられてたし」

「十六ん時に会って、似たもの同士やからか気が合って」

「二人で金貯めて家借りて、店も出した」

「けっこう上手く行っとってん」

次のページに続く!!

「あいつはなにが恐かったんやろなあ……幸せにしてくれんでも、一緒におってくれるだけでよかったんに」

「あいつの保険金でこの家は買い取った。なんか、あいつが帰ってきたらって考えるとな」

「ありえへんのやけど」

「……まだ好きなんですか?」

「どやろな。うち残して勝手に死んだアホやから、まだ好きか言われたらそうでもないかもしれん」

「やけど忘れられへんねん。あいつのこと」

それは十五歳の俺には身に余る
とても重たい過去だった

「まあ、そういう話。たいしておもろないから話すのは好きちゃうんやけど」

「……君、うちのこと好いとるやろ?」

「あ……はい」

「やから、君には話とかななって」

「うちを狙ってもいいことないで、ってな」

「……関係ないですよ、そんなこと」

「俺はお姉さんのこと、好きですし」

次のページに続く!!

「お姉さんがこうしていてくれるなら、俺はそれだけで充分です」

「無理やん、それも」

「こうして大人になるとな、子供をそんな道に引っ張るんがアカン、ってことぐらい思うんよ」

「君にはどんなんか知らんけど家族がいるし、なにより未来があるからなあ」

「うちみたいな女にひっかかっとったらあかんねんって」

「引っ掛けたんうちやけどさ」

「お姉さんは俺のこと嫌いですか?」

「嫌いなわけないやん」

「じゃあ、いいじゃないですか」

「来年、というか暫くしたら高校生です。高校卒業したらこっちに来ます。それからじゃダメですか?」

「……」

お姉さんが口ごもる
なにを考えているんだろう
お姉さんが考えていることなんて一つもわからない

次のページに続く!!

俺が子供だったからなのか
お姉さんが特殊だったからなのか

お姉さんはたっぷりの間を置いて

ええよ、と答えた

けれどどうしてだろう、不安が拭えない
ええよ、と言ってくれるならどうしてお姉さんはそんなに

寂しそうだったんですか?

「今日が最期やな」

「最期じゃありません。暫くしたら会いに来ます」

「そやったな。ま、とにかく」

「今日は遊ぼか!」

「でもお店は?」

「自営業はな、融通聞くねん」

「どこに行きましょうね」

「映画なんてどない?」

「いいですね」

次のページに続く!!

「よし、じゃあ早速!」

「化粧はしませんよ」

「ええやん、あれ可愛いやん」

「俺は男ですから」

「今だけやで? 三年後はできんぐらい男らしゅーなっとるかもしれんで?」

「それでいいです」

「ったく、ケチやなあ」

なんとか化粧をされずに出かけることとなる
初めてのお姉さんとデート

映画を見て、ご飯を食べて、ゲームセンター行って
楽しくないわけがなかった

夜はお姉さんが料理を作ってくれることになり
帰りがけにスーパーで食材を買い込んだ

次のページに続く!!

「こう見えて料理には自信あんねん」

「楽しみにしてます」

「ほんまかいや。君どうも感情薄いからなあ。だいたい、いつまで敬語なん?」

「癖なんで」

「律儀な子がいたもんやわ」

慣れた手つきで食材を調理していく
野菜を切って、肉を切って
したごしらえして、炒めて

一時間ぐらいで料理が出された

「どないよ」

「おお……予想外」

「は? なんやて?」

「予想通りな出来栄え」

「それはそれでええ気分せんわー」

実際、料理は美味しかった
というか料理の美味さよりなによりも

次のページに続く!!

お姉さんのエプロン姿が一番刺激的でご飯どころじゃなかった

なんというか、お姉さんってほんと綺麗だなあ、と

「ごちそうさまでした」

「お粗末でしたー」

洗い物を手伝いながらふと思う
こんな風に生活できるのも、もう暫くはないんだと

三年
少なくとも三年は遠いところに居続けることになる

たまに会えてもそれだけだろう
なによりお姉さんは本当に俺を待っていてくれるんだろうか?

不安が顔に出ていたのか、お姉さんが後ろから乗っかかってきた

「な」

「はい」

「うち、好きな人できてん」

「はあ」

「気のない返事やな。告白されとんねんで?」

次のページに続く!!

「……嬉しいですよ」

「こっち向きや」

「はい」

触れるかどうかの小さなキス

「ほんまに、好きやで」

お姉さんと初めて会った頃のように
俺はまた動けなくなった

この人はどれだけ俺の知らないことを知っているんだろう

別々にお風呂に入ってゆったりとした時間を過ごす
何度でも挑戦するがやっぱりコーヒー

「さああ飲めるでしょうか!」

お姉さんはノリノリだ
因みにまだ飲めたことはない

ごくり、と喉を通す

あれ?

次のページに続く!!

「これ、飲めます」

「やったやん!」

「というかこれ、いつもと苦味が違います」

「うん、それについては謝らなかん」

「?」

「うちよう考えたら濃い目が好きでな。君が飲んどったんめっちゃ濃かってん。やから普通のお店レベルに薄めてみた」

「……はあ」

「ま、まあええやん、飲めたんやし。ほら、最初にきっついのん経験しとくとあとが楽やん? な? はは……怒った?」

「別に怒りませんよ。ちょっと、肩透かしな気分です」

「よかった」

時間は過ぎる
お姉さんといられる、短い夜

次のページに続く!!

「ほな」

寝よか

聞きたくない言葉は当たり前にやってきた

お姉さんは奥
俺は手前

七日間続いたお伽話も今日で終わる

明日、目が覚めたら
お姉さんが仕事に行くついでに俺は帰る

嫌だ
帰りたくない
ずっとここにいたい

そう考えても意味がない
言えない気持ち

言ってもお姉さんが困るだけだ

撫でる髪は今日も柔らかい
お姉さんの綺麗な髪は今日もいい匂いがする

次のページに続く!!

ずっと撫でていたい

ずっと傍にいたい

どうして俺は十五歳なんだろうなんて
どうしようもないことに苛立った

お姉さん、お姉さん

「なあ」

答えられなかった

今口にしたら、なにかを言葉にしたら

一緒に涙まで出てしまう

「この前の続き、しよか」

「目、つぶってや」

言われたままに目をつぶる

布団が浮いて、冷たい空気が入り込んできた

ぱさり、と

絹擦れの音が聞こえた

次のページに続く!!

「ええよ、開けて」

カーテンの隙間から通る傾いた月の光がお姉さんを照らしていた

それはとても幻想的で
物語の中だけでしか見られない存在に思えた

肌が白く輝いて
髪が淡く煌めいて

「綺麗です」

「ありがと」

「うちな、この前みたいなんも好きやけど、今日は普通にしたいかな」

「はい」

「やから、今日は君が頑張ってな」

「はい」

「ははっ」

「ええこやな」

キス

次のページに続く!!

お姉さんが上でこそあれ
重ねるだけの普通のキスをして

お姉さんは横になった

俺は興奮の中で混乱することなく
きっとそれはお姉さんのお陰なんだけど

自分からお姉さんにキスをする

感情をいっぱい込めてキスをする

好きという気持ちが伝わるように
伝えるようにキスをする

舌を入れて
お姉さんがしてくれたみたいに舐めあげていく

乱雑にすることなく
ゆっくりと
愛でるように

全ては愛でるために

次のページに続く!!

たまに、お姉さんが息を漏らす
たまに、お姉さんが体を震わす

舌と舌がもつれあい
唾液がお姉さんと行き交って
一つに溶けていく

「好きです」

離れて囁くと

意外にもお姉さんは呆気にとられて
恥ずかしそうに顔を背けた

「知っとるわ、アホ」

本当に、俺は心からお姉さんが好きだ

お姉さんの胸に手を伸ばす
触れるのは二度目
それでも喜びは尽きない

次のページに続く!!

男の喜びが詰まっているようだった
でもなによりも
お姉さんの胸だからこんなにも嬉しいんだろうと思った

触れると、それが丁度性感帯に当たったのか

「んっ」

お姉さんが喘ぐ

既に乳首は固くなっているように思えた
その判断がつかない辺り童貞だけど
そんな気のする固さだった

口を近づけていって、舌先で舐める

お姉さんがぴくりと跳ねた

嫌がられることがないと知って、気が軽くなる

突起を口に含んで小さく吸う

お姉さんの体が小さく喜ぶ

口の中で転がすように遊んだ
どうしてそうしたくなるのかわからなかったけど、すぐにわかった

次のページに続く!!

「んぅ」

お姉さんが喘ぐ
それはきっと感じてくれているからだ

俺はお姉さんが喜ぶことをしたい
もっと、お姉さんを感じさせたい

胸を触りながら、そこに意識する
全く未経験の、そこ

もっと下にある未知の領域

触っていいのだろうかと考えて、振り払う
ここまでしてくれていて、いけないはずがない

それをお姉さんに聞くのはきっといいことじゃない

右手をお姉さんの太ももにあてた
それだけで感じ取ってくれたのか、少しだけ

本当に少しだけど、お姉さんは足を開く

次のページに続く!!

緊張する
この上なく緊張する
色んな意味で爆発しそうだ

けれど理性で必死に抑えつけた
欲望のままに暴走したら、お姉さんを喜ばせられない気がした

けど、お姉さんはそんな俺はお見通しだと言うように

両手で俺の顔を引き寄せて、耳にキスをした後

「さわってええよ」

細く囁いた

いっそのこと一気に結合してしまいたくなったが
それを止めたのは理性というよりも

多分、愛情だった

太ももからなぞるように手を持っていき
そこに触れる

それだけでお姉さんが震えて

既に溢れた液に導かれるまま
俺はゆっくりと指を入れていく

次のページに続く!!

お姉さんの声が次第に膨らんでいく
声を殺すのも、億劫なほどに

指を埋めた肉厚のはずなのに
指に埋もれた肉厚と考えてしまうのは
それだけ女性器の中が神秘だからなのか

どこをどうすればお姉さんが感じてくれるのかわからず
ひとしきり指を動かしてみる

たまに、だけど

ちょうどいいところなのか
一際お姉さんが喜び震える場所があった

それを幾度も試して
どこなのか突き止めて
ようやく場所がわかって

次のページに続く!!

押し上げる

お姉さんの腰が浮く
明らかに違った声色が響く
気持ちよさのあまり綺麗から遠ざかった声を漏らす

だけど、俺にはやっぱり綺麗だった

とてもとても綺麗だった

綺麗という言葉しか思いつかないことが申し訳なるくらい

もう一本指を入れて
お姉さんが一番悦ぶところを押し上げる
救い上げるように
引っ張り出すように

「だ、めっ」

お姉さんが発した言葉は
あの日俺が発した意味と同じなのだと知って

次のページに続く!!

ああ、そうだね、お姉さんと俺は納得した

これはやめられない

あの時のお姉さんの気持ちがわかる
遅れて共感できたことが嬉しかった

お姉さんはこんな気持ちで俺を攻めていたのだろう
どこか嗜虐的な、歪んだ気持ちで

だけど
だけどきっと

今の俺と同じような気持ちだったと信じたい

もっと、もっと、喜んでほしいと願う心があったのだろうと

掻き回す指に連鎖してお姉さんが声を出す
偽りのない性的な声に興奮も高まっていく
気づけば汗でぐっしょりと湿っていた
指を動かす度に淫らな音が響き渡る

次のページに続く!!

自分の行いで快楽に身悶えるお姉さんが愛らしい
もっと、もっと愛でていたい
好きという気持ちに際限がないように
ずっとこのままでいたいと思う

強く、抱きしめて

「もうっ」

荒く、かき乱して

優しく、囁いて

「好きです」

「んんっ――」

糸切れた人形のようにお姉さんが固まる
腰を中に浮かせたまま、電気信号のように身体が跳ねた

くて、と横たわったお姉さんは顔を腕で隠して息を荒くしていた

「ははっ」

荒げた息の間でお姉さんは

「イカされてもたわ」

少女のように、照れていた

次のページに続く!!

「お姉さん」

「ん?」

「入れていいですか?」

「え、う、今? 今なあ……」

当時の俺にはお姉さんがなんで躊躇うのかわからなかった
それも、今、という限定で
今ならわかるけど

「よし、ええよ、入れて」

なにかしらの覚悟を決めたお姉さんに了承を得て
俺はパンツを下ろしてそれを出す

「ゴムだけはちゃんとしよな」

「もちろんです」

「つけれる?」

「授業で習いました」

冷静に答えてみるものの
渡されたゴムを上手くつけられない

次のページに続く!!

「ははっ、こういうとこはやっぱ初物やな」

「初物って」

「ええよ、つけたる」

「すみません」

膝立てをして性器を晒す
恥ずかしさが二乗して襲ってきた

お姉さんは俺からゴムを取ると

「これも男のこの夢やったっけ?」

と聞いてきた

なんのことだろうと思っていたら

お姉さんはゴムをはめるより前に俺の興奮したそれを口に含んだ

わざとだろうか
激しく音を立てて、寧ろそれが目的のように吸い尽くす
このまま続けられたまたイってしまう

次のページに続く!!

「お姉さん、やめ、て」

「わかっとるよ」

今回は素直に引いてくれたので安心する
お姉さんはゴムを取り出してなにかをしている

するとまた俺のを口に含んだ

気持ちよさに震えるがそれ以上に違和感があった

どうやっているのは不思議だけどお姉さんは器用に口でゴムをつけた

「ふう、上手くいった」

「どうやるんですか、それ」

「君は知る必要ないやろ、男やねんから」

「そりゃそうなんですが」

「まああれやな。男もアホなこと覚えとるように、女もアホなこと覚えんねん」

「そういうもんですか」

ちょっと雰囲気が外れてしまったかに思えるが
俺は童貞で、なんだかんだでしたくてたまらない猿だ

次のページに続く!!

お姉さんを押し倒す

「もう我慢できないです」

「そやな、ええよ」

自分のを持ってお姉さんの穴にあてがった
ここか?

「もうちょい下やな」

ずらすと確かにそれらしき窪みがある

「うん、そこ」

色んな感情が渦巻く中
俺はゆっくりと腰を落としていった

どんどんと沈み込んでいく中
入れる具合に反応してお姉さんの息が吐き出される

ゆっくり、ゆっくり
中はうねっていて奇妙だった
こんな快楽がこの世にあったんだと素直に感動した

次のページに続く!!

暖かくて心地よい神秘の世界
お姉さんの全てが詰まった、一つの秘境

さっと血の気が引いた
やばい

やばい

やばい

「うあっ」

冗談だったらやめてほしいけど
なによりも俺が一番冗談じゃないと知っている

きょとんとしたお姉さん
恥ずかしくて速攻目を逸した

お姉さんはそんな俺を見て笑うでもなく

「しゃーないしゃーない、初めてやねんから」

と言ってくれた

「したりんやろ? もっかいしよか」

その言葉だけで再び性欲の熱が沸点を目指す

次のページに続く!!

「あ……そのゴムラストや」

地獄に突き落とされる言葉ってこういう言葉かもしれない。

「ま、えっか。安全日やし。中に出したらあかんけど」

思考が固まった

「はい、抜いて」

言われるがままに抜くと、お姉さんが体を起こしてゴムを外す

「……生は恐い?」

「いや、あの、子供……」

「まあできんやろうけど、そやなあ。君って今なんのためにエッチしとるん?」

「それは」

単純に気持ちいいから
だけど多分、それ以上に
お姉さんとなにかを残したいから

次のページに続く!!

「子作りのためちゃうやろ? やから、子供は気にせんでええよ」

「それに、まあ、できんやろうし」

お姉さんはそれをとても悲しそうに呟いた
ガキとはいえ、なぜそんなに悲しそうなのかと聞く気にはなれなかった

嫌な想像しか浮かばないけど

「うちは君と、ちゃんと繋がりたい。やから、しよ?」

「はい」

お姉さんは再び横になって

二度目ということもあり、スムーズにその場所へと持っていき

先ほどとは打って変わって

一気に突いた

根元まで挿入されると様々な感情が浮かび上がる
喜び、悦び、期待

そして、不安

最期の感情を振り払うように
一心不乱で腰を動かした

次のページに続く!!

突くたびにお姉さんは喘ぐ
見られまいと顔を背けて

かなぐり捨てて動き続ける
お姉さんに全てを受け取って欲しくて

好きだから、ずっと一緒にいたい
けれど、お姉さんとずっと一緒にいられない

お姉さんはいつかまたと言ってくれたけど
お姉さんは本当にそう思ってくれたのだろうか

だとしても、お姉さんは綺麗だから
かっこいい男が現れたりするだろう

そんなの嫌だ
俺はお姉さんとこうしていたい

仕事して、遊んで、髪を撫でて

突く力が強まるのは、不安を吹き飛ばそうとする度合いだ
突くだけでなく、沢山キスをした

次のページに続く!!

これが夢じゃないかと疑いたくない
これは本当のことだったと、なによりも自分に覚えててほしい

なんの壁もなく一つになっている

お姉さんと一つになっている

なっていたい

お姉さん

性器に溜まる欲望が急速に炙る
限界が近い

「イキ、そうです」

「うん、イキな」

「お姉さん」

「ん?」

「好きです」

お姉さんは突かれながらも

「うちもやで」

と微笑んだ

次のページに続く!!

どくどくと溢れる熱量が
お姉さんのお腹にぶちまけられて冷えていく

疲れ果てた俺は倒れこむように横になった

「気持ちよかった?」

「はい……お姉さんは?」

「気持ちよかったにきまっとるやんか」

「よかった」

安心する
俺のしたことは喜んでもらえた

お姉さんに頼まれたのでティッシュを取る
ああ、そうか、こういうとこにも気を付けないと

お姉さんがティッシュで俺の精液を拭き取った

「こうせんと布団が汚れてまうからな」

「もう今日はこのまんま寝よ」

お姉さんが裸のまま抱きしめてきて
足も絡めてくる

次のページに続く!!

それはつまりお姉さんの胸があたり
太ももにお姉さんの性器があたり
俺の性器も擦れるということで

「おお、もう復活したん」

「いえ、大丈夫です」

「……ええよ、いっぱいしよか」

結局、寝るまでに後三回した

合計すると五回も数時間で出したってことになるわけだから
若いって凄いな、と思う

翌日

昼過ぎに起きた俺はお姉さんに黙って部屋の掃除を始めた
トイレ、お風呂、玄関、物置、キッチン、リビング

最期にお姉さんの部屋

次のページに続く!!

「……なにしとん?」

「掃除。お世話になったので」

「生真面目やな、ほんま。こっちおいで」

「はい」

寝転がっているお姉さんの横に行くと、頭を撫でられた

ええこやな、といつも口調で

嬉しかったからお姉さんの頭を撫で返す

ええこやな、とお姉さんを真似て

「……関西弁へったくそやな」

「そうですか?」

「なんかイントネーションがちゃうわ」

「難しいですね」

「今のまんまでええよ」

「君は君のまんまでええよ」

「はい」

お姉さんが仕事の支度を始めたら帰るのはもうすぐだ

家に帰ったら両親は怒るのだろうけど、どうでもいい

次のページに続く!!

それだけ価値のある人に出会えた

「行こか」

それには答えられずただ
引かれた手に連れられて外に出る

家を出て近くの駅へ
そこから都会の駅まで僅か十分

お姉さんはずっと手を繋いでてくれた
お姉さんの手はとても暖かった

白状するけど俺は既に泣いていた

声を殺して
俯いて
泣いていることを悟られずに泣いていた

きっとお姉さんはお見通しだったろうけど

都会の駅に着く

俺の家はここから本当に遠い

次のページに続く!!

「暫くのお別れやな」

「ありがとうございました」

「今度はいつ来る?」

「夏にでも来ます。速攻バイトして、お金貯めて」

「そっか。ほんじゃ、待っとくわ」

「あの、これ」

「ん?」

「携帯番号です。電話、くださいね」

「うん、電話するわ」

嫌な予感しかしなかった
今ここでお姉さんの手を離したら
二度と会えなくなるような気がした

「お姉さん」

「ん?」

「ごめんなさい」

「なに謝っと……」

俺よりも身長の高いお姉さんの
肩を掴んで引き下げて
無理矢理キスをした

次のページに続く!!

そこはまだ駅のホームで人目がつく

長い時間のように思えて
それは一瞬のことだった

「強引やな」

「ごめんなさい」

「嫌いちゃうけど」

「すみません」

「お返しっ」

今度はお姉さんの方からキスをしてきた
その時間は本当に長かった

二分、三分?

お姉さんは白昼堂々と舌を入れてきて
人目も気にせずに没頭した

俺もなんだかだんだんどうでもよくなってきて
人目よりもなによりも
お姉さんの気持ちに応えたくて

次のページに続く!!

だってお姉さんは俺よりもずっと大人で
お姉さんはとても綺麗な人で
BARの店長とか格好良い職業で

モテないわけがない

こんな一瞬、奇跡に違いない
夢でないことがいい証拠だ

だからきっとお姉さんは俺を忘れる

俺はいつまでもお姉さんを忘れられないだろうけど

「大好きです」

「うちもやで」

「また来ますから」

「うん」

「絶対に来ますから」

涙が止まらない

この約束が嘘になると思ってしまって
ずっと涙が止まらない

次のページに続く!!

電車が来る

お姉さんが微笑む
俺の頭を撫でる

俺は泣きじゃくったただのガキで
駄々をこねるただのガキだ

電車が扉を開ける

中に入る

泣くなや、男の子やろ?

扉を締める合図が響く

お姉さんが僕を抱きしめる

ほんまに

ぎゅうっと強く、抱きしめる

ほんまに

車掌の警告が響く

大好きやで

けたたましいサイレンが鳴る

次のページに続く!!

ありがとう

お姉さんが離れる

ドアが締まりかけた頃合で

お姉さんは快活に微笑んだ

目尻に込めた涙を無視して

「バイバイ」

別れの言葉を口にした

家に帰ると鬼の形相をした両親に迎えられた
がーがー怒っていたけど、なぜだろう
俺はそれがとても嫌だったのに、ふと思った

二人も子供なんだろうな、って

お姉さんがお姉さんだったように
お姉さんだけどお姉さんじゃなかったように

大人だって子供なんだな、って

「俺さ、二人が喧嘩するのが嫌で家出したんだよ」

そういうと二人は黙ってしまった

次のページに続く!!

喧嘩の原因ってなんだろう
考えてみれもどうでもいい

頭の中でお姉さんが離れない
お姉さんがいつまでもそこにいる

お姉さんは、そこにいるけど

俺の携帯はいつまでも鳴らなかった

高校に無事入学して、夏

バイトをしてお金を貯めて、お姉さんに会いに行く夏

だけど、相変わらずお姉さんから着信は来なかった

学校の友達もできた
好きな人はできなかったけど

というか
お姉さんを知って他に好きになれるとか、無理だろう

結局、俺はお姉さんに会いに行かなかった

臆病だったから?
不安だったから?

答えはまあ、三年後

次のページに続く!!

三年後

高校を卒業してそのまま働くと伝えたら両親は落胆していた
因みに俺の家出が切欠か、あれ以来二人は不仲が解消したようだ
少なくとも家で喧嘩はしていない

しかも勤め先を遠くに選んだから余計だ
理由を問われたけどその街が好きだからとしか言えなかった

就職はまあ、なんとかなった
高卒なためいいところとは言えんが選ばなけりゃなんとでもなる

家も決めて、一人暮らしの段取りをしつつ

三月に入って俺は学校に行くのをやめた
あとは卒業式以外どうでもいいわけだし

それよりもなによりも俺にはやることがある

家を探す時や就活の時に訪れているわけだが
改めて来てみると不思議な感覚に襲われた

次のページに続く!!

あの都会の駅の前にある広場はどうにも健在らしい

そこのベンチでぼうっと座っていると、お姉さんが

なんてことは流石にない

暫く佇んで、お姉さんを探すべく歩き出す

といっても行く先なんて決まっている
あのBARとマンションしか知らないんだから

夜の八時過ぎ
あのBARが開いている時間帯だ

こうして見ると怪しい雰囲気だな、と思った

お姉さんに連れられた三年前は気づかなかったが、これは一人で入れんと思った

ドアを開けるとベルが鳴る

店の看板とかなにもないから不安だったけど、BARはまだやっているらしい

中に入るとお客さんは一人もいなかった

でも、一人だけ、その人はいた

赤く長い髪の
綺麗なお姉さん

次のページに続く!!

「こんにちわ」

「らっしゃーい」

どうやらお姉さんは俺の存在に気がついていないようで
これはこれで面白いと俺は自分を明かさなかった

まあ、なんだかんだで
今ではお姉さんより身長も高いしなあ

三年経ってもお姉さんはお姉さんだった
綺麗ですっとしていてモデルみたいで

大人の色気が増したと言えばいいのか
しかし十八の俺に大人の色気はよくわからん

「お客さん、初めてだよね?」

「ですね」

「なんでこんな見つけづらいとこに」

「友達に聞いたんですよ。真っ赤な髪のマスターがいるBARがあるって」

「ああ、これ。ははっ、もういい年なんやけどねー」

次のページに続く!!

「でもとってもお似合いですよ」

「あざーす。いや、なんか照れるわー」

「どうして赤髪なんですか?」

「これ? これな、むっかあああああしの知り合いに褒められてなー」

死んでしまった人のことだろうか

「大切な想い出なんですね」

「いやそんなんどうでもええねんけどな、今となっては」

「?」

「ぷっ」

「どうしました?」

「いや、そんでなー」

「この赤い髪を綺麗ですね、って褒めてくれたガキンチョがおんねん」

「ガキンチョ」

次のページに続く!!

「そうそう。そいつな、うちに惚れとるとかいいよったくせにな、くせにやで? 携帯番号ちゃうの教えて帰ってん」

……うそん

「連絡ください言うた割に連絡通じへんやん? どないせーってのな」

「そ、それはそれは」

冷や汗が沸き立つ
まじで? それで連絡こなかったの?

「会ったらほんまどつきまわしたらなあかんなあ」

迂闊に名乗れなくなった

「そ、それと赤髪がどういう?」

「ん? やからさ、あのアホンダラが戻ってきた時、うちのトレードマークがなかったら気づかんかもしれんやん?」

「そんなこと……」

ありえて嫌だ
お姉さんの赤髪とピアスは凄い印象強いから

次のページに続く!!

「ところでお客さん、なに飲む?」

「おすすめのカクテルを」

「いや無理やわー」

とお姉さんはドン、っと机が揺れるぐらいの勢いでコップを置いた

「自分みたいなガキンチョにはこれで充分やろ?」

それはいつか出されたジュースだった

「……はは」

「ははっとちゃうわドアホ! いつまで待たせんねんおばはんにする気かおどれぁ!」

「あ……バレてました?」

「バレバレや言うねん! 君身長高くなっただけで顔つきほとんど変わってないやんけ可愛いわボケぇ!」

「可愛いなんて、もうそんな年じゃないですよ」

次のページに続く!!

「そこだけに反応すんなアホ! 首傾げる仕草もなんも変わってないいうねん……」

唐突にお姉さんは体を背けて顔を隠す
ああ、お姉さんも変わってないな

「どんだけうちが待っとったおもてんねん……」

ふるふると震える肩
いつもそうだった
お姉さんは弱味を俺に見せたがらない

恥ずかしい時も
哀しい時も
苦しい時も

顔を背けてそれを隠す

椅子を降りてカウンターの中に入っていく
土台が同じ高さになったため、俺はお姉さんよりも大きくなった

次のページに続く!!

「ほんま、背高くなったなあ」

「牛乳飲んでますから」

「……君ええボケ言うようになったやん」

「そりゃお姉さんと一緒になるの、夢見てたんで」

「タバコは?」

「身長伸びませんから」

「迷信やろ」

「プライバシー効果ですよ」

「プラシーボ効果やろ」

自分より小さくなったお姉さんをそっと抱きしめる
自分の腕の中に収まるお姉さんは、とても可愛らしくて愛くるしい人だった

「大好きですよ」

「あっそ」

「つれないですね」

「知るか、三年もほっとったアホ」

「どうしたら許してくれます?」

「そやな」

次のページに続く!!

「とりあえず、うちより身長低くなりや」

「はい」

「うん、ええ位置やな」

引き寄せて、お姉さんはキスをする
三年ぶりのキスは相も変わらず、優しくて、この上ない喜びが詰まっていた

「なあ」

「はい?」

「うち、ええ歳やねんけど」

「結婚とか興味あるんですか?」

「君とする結婚だけ興味あるな」

「そうですか。じゃあ、暫くしたらしますか」

「なんでしばらくやねん」

「まだ新入社員ですよ、俺。いやまだなってもないのか」

「就職したん? ここがあんのに」

「それも悪くないんですけど、やりたいこともありまして」

「へえ、なんなん?」

「秘密です」

次のページに続く!!

改めて席についてジュースを飲んだ

「一つ気になってたんやけど」

「はい」

「なんで夏にこんかったん?」

「……そうですね」

「連絡が来なくてムカついてたんで」

「君のせいやろそれは!」

「ですね。でもあの時の俺は本当にそうだったんですよ。恋人ができたのかな、って。だから三年溜めて、まずは社会人になって、もしダメだったら」

「ダメだったら?」

「ストーカーにでもなろうと思ってましたよ」

「どこまで本気やねん」

「半分。ストーカーは冗談ですけど、仮に彼氏さんがいるなら奪おうとは思ってましたよ」

「本気やな」

「そりゃまあ、お姉さんは僕の人生を変えた人ですから」

次のページに続く!!

「言いすぎ……でもないんかな」

「うちの人生を変えたんは、君やしな」

「それは意外ですね」

「君はあの一週間をどう覚えとる?」

「妄想のような一週間ですかね」

「妄想て。雰囲気でんわ。でもうちにしたって、ありえん一週間やった。だってそやろ、家出少年かくまって、いろいろあって、恋して」

「でもそういうの慣れてると思ってました」

「よく言われるけどなあ、そういうの。うちかてただの女やしな」

「……そうですね」

「そこは同意なんやな」

「もう十八ですからね。お姉さんが普通にお姉さんに見えますよ」

「なんやそれ。ってか君、いつまでお姉さん呼ぶん?」

「お姉さんって呼ばれるの、好きなんだと思ってましたよ」

次のページに続く!!

「嫌いちゃうけど、今の君に呼ばれるんは違和感しかないわ」

「でも」

「なんやねん」

「名前で呼ぼうにも名前知りませんし」

「……ほんまやな、うちも君の名前知らんわ」

「名前も知らない人を泊めてたんですか、いけませんよ」

「名前も知らんお姉さんに付いてったらあかんやろ、殺されんで」

「ほな」

「はい」

「○○ ○○です、よろしゅー」

「○○ ○○○です、よろしくお願いします」

「ははっ、なんやねんこの茶番」

「っていうかお姉さん、意外に普通の名前なんですね」

「君は古風な名前やな。しっくりくるわ」

そのあともお姉さん、基、○○との会話は続いた
お客さんが何組か来て、ついいらっしゃいませと言ってしまったりもしたけど

次のページに続く!!

俺はお姉さんの家に泊まることになった

「コーヒーお願いします」

「飲めるん? ってそや、薄くせなな」

「そのままでいいですよ。あれ以来濃い目のしか飲んでませんし」

「なんで修行しとんねん」

「○○と同じ味を覚えたかったから」

「……君、照れずにようそんなこと言えるな」

「鍛えましたから」

「それ絶対間違っとるわ」

差し出されたコーヒーに口をつける
強めの苦味が口の中でふんわりと滲んで、これはこれで嫌いじゃない

「ほんまや、飲めとる」

「三年も経てば飲めますよ」

「敬語はいつやめるん?」

「唐突ですね。やめませんよ」

「変な感じやな」

次のページに続く!!

「そうですか? これで慣れてしまってて」

「だってもううちら恋人やろ?」

「ああ、はあ、そう、ですね」

「なに照れとんねん、やっぱ子供やなあ」

「いやあの、今のは突然だったので」

三年前と違って会話はすらすらとできた
三年も会っていなかったからか、話したいことが山のようにあった

暫くして、変わらないあの言葉

ほな、寝よか

俺の腕に小さな頭を乗せて
縮こまるお姉さんは可愛らしい

優しく撫でると香るあの匂いに
急速に三年前を思い出す

「ずっと会いたかってんで」

「ごめんなさい」

「もうどこにもいかんよな?」

次のページに続く!!

「卒業式には帰らなくちゃならないのと、家を借りてるのでそれを解約するのとありますね」

「うん、ここにいたらええよ」

「家賃は払いますから」

「いらんよ、借家ちゃうし」

「結婚資金にでもしておいてください」

「お、おう」

こうして思えばお姉さんは照れ屋だったのだろう
三年前の俺はそんなこと全くわからなかったけど

その内にお姉さんはすやすやと寝息を立て始める
俺の腕の中で安らかに眠る

こんな日々がこれから一生続くのだろうと考えたら
俺はなんとも言えない喜びに包まれて

幸福の中で眠りについた

次のページに続く!!

それは春が訪れる
桜が咲く前のこと

ってなわけで悪いがエロなしで終わり

俺九時間も書いてたのか
そりゃどうりで頭が痛いわけだ

読んでくれてありがとう、お前らお疲れな

ここから質疑応答・・・

Q:この春から一緒に暮らすの?

A:ん、春からってから正確には再来月ぐらいになりそうかな

就職したばっかでばたばたするし、家の解約とかやることけっこうあるし
住民票とか、親の説得とかな

次のページに続く!!

Q:そいやまだ過去の男と子供の伏線が回収されてないからその話もあるわけか?

A:過去の男? それは寧ろ片付いたと俺が思いたいぞwww
子供のあれはな  まだ聞いてない
でも聞きたくもないし聞けない
聞くのはデリカシーがなさすぎ 今後聞く必要はあるだろうけど

Q:今どこにいるの?

A:いえないってwww
設定にフェイクは入れてるからなwww

Q:これで現在まで追いついたかんじ?

A:そやね。追いついた感じ

次のページに続く!!

Q:上手く言えないが、その後は幸せなのか?

A:もちろん!
こんないいお姉さん捕まえて幸せじゃないなんて奴、いないだろ?
もうお姉さんと再開できた時点で畳む話で
そっから先は蛇足だからな

悪いが終わりだ

Q:お姉さんに秘密でやりたいことってなに??

A:俺は物書きになりたいんよね
まあ、まだまだだけどさ
ほら、お姉さん自営業だし夜だし
物書きだったらそれなりに時間合わせられるし場所選ばないし

次のページに続く!!

改めてありがと
こんなスレ伸びるとは思わんかったけどさ

あ、最期にみんなに伝えておくことがあるんだわ

釣られたみなさま、本当にお疲れ様でした

と書こうと思ったけどやめた
まあいっか、お前らいいやつだし

んじゃ、おやすみ

【ムフフな実話】明らかに年下3人組の男の子にナンパされた→その結果→今でも忘れられない結果になった!!

いつも若く見られる私・・・

21歳の男の子3人組にナンパされたのは26歳の時でした。

その中のV6の岡田くん似の可愛い顔した男の子と仲良くなって食事したり、ドライブしたりする仲になりました。

初めての年下の男の子が新鮮で、かなり惹かれていく・・・

同い年だと思っている彼は、大人ぶるんだけど、5歳も年上の私には、可愛くて食べちゃいたい気分でいっぱいでした。

 

そんなデートを4~5回重ねていたある日。

とうとう彼が車をラブホの前に停めて「いい?」と聞いてきました。

もちろんOKだったけど、待ってました!!みたいだし・・・。

「・・・ダメ」って答えたら、あっさり引き下がる彼。

実は、まだ1人しか経験がなく、イヤよ、イヤよも好きのうちが分からないみたい。

 

こっちから誘うわけにもいかず、また食事やドライブだけのデートが続く・・・

いい加減こっちから言わないと進展しなそうなので

「今度の連休、温泉に行きたい・・」

とおねだりしてみた。

でも、どこまで鈍感なのか日帰りだと思ってるw

話が進むうち、いよいよ彼が「温泉入ったら疲れちゃうから泊まりで行こうよ」と誘ってきた。

 

「うーん・・」

「ダメぇ?」

「・・・いいよ」

「ほんとに!!!!」とはしゃぐ彼。

すごく可愛くて、その場で押し倒したいけど、ガマン・・・

 

宿選びは彼に任せて、伊豆へ出発。

着いた宿は、貸切露天風呂のある小さな宿でした。

部屋で2人きりの食事・・・

「なんか照れちゃうね・・・」なんて、いい年して本気で思った。

 

「お風呂行く?」

「一緒は恥ずかしいからイヤ」

「大丈夫だよ、二人きりだし・・・」

「じゃあ、タオル巻いて・・・」

と二人でタオルを巻いて露天風呂へ・・・

まだ、SEXもしてないのに、裸になって一緒にお風呂に入るなんて・・・

実は、彼がなかなか手を出してこないのは、経験も少ないし、あそこに自信が無いせいだ・・と思っていた。

ところが、タオルを巻いた彼の下半身からは、見えて無くてもわかる、巨根がくっきり浮かんでいる。

「・・・すごい」と気がつかないフリで心で思った。

私のタオルも谷間が見えるように、少しずらしてアピールw

彼も気がつかないフリで、チラチラ見てる。

でも、まだ触れてこない・・・

「そろそろあがらない?」と立ち上がろうとする私の手を始めて彼が触れた。

「もう少し・・・」と私の手を引く彼。

「あっ」少しよろけて彼にしがみついた。

彼の巨根がおなかにあたる。

「もうあがろうか」と顔を赤くする彼。

「見ちゃダメだからね!!」と浴衣に着替え、部屋に戻る。

 

部屋に戻ると、布団が少し離れて敷いてあった。

なんとなく顔が赤くなる・・・

彼を見ると、可愛い顔が真っ赤だw

私が髪を直しに洗面台に行くと、少し離れてた布団がピッタリくっついていた。

さっきより真っ赤な彼が「このほうがいいよね」と照れて笑った。

「なんで?せっかく部屋広いんだから広く使おうよw」と意地悪を言ってみる。

「いいよ、このままで・・・」とふてくされる彼。

本気で可愛いww

こんなに可愛い顔をして・・・

さっきお風呂で見た巨根を思い出してムラムラする。

このまま縺れ合いたいけど、彼の出方を待ってみる。

知らん顔で「おやすみ♪」と布団の中に入った。

どうするのかと思っていると、彼も隣の布団に入った。

「・・・あらっ??まさか今日もナシ???」

 

・・・5分

・・・10分

・・・・20分

時間がどんどん過ぎていく・・・

 

もう寝てたのかと思った瞬間、彼の手が伸びてきて私の布団に入ってきた。

そして、私の手を捜しつかんで、また、そのまま10分・・・

ふいに「こっちに来て」と私の手をひっぱった。

「あっ」という間もなく、彼の腕の中に抱きしめられた。

「いい匂い・・・可愛い」と彼。

5歳も年下の男の子に可愛いだなんて・・

うれしさと恥ずかしさで、そのまま抱きしめられたままでいた。

彼のキレイな顔が、ゆっくりと私に近付き唇をふさぐ。

長い長い濃厚なキス。

舌が絡んで、嘗め回す。

苦しくなって離れようとしても唇が離してくれない・・・

まだ子供だと思っていたのに、ねっとりと大人のキスが続く。

体中が触れて欲しくて、疼いているのに気がついている彼は、キスを止めない・・・

 

「・・・あっあん」私の吐息と共に唇から、耳、首筋と彼の唇が移動する。

たまらない私は「・・・お願い」と言った。

私のお願いを聞いてくれた彼は、ゆっくり浴衣の紐を解き、私の裸を眺めた。

「キレイだね」と彼は私の胸を愛撫した。

手のひらで乳首を転がすような愛撫。

「あっ、ああん」たまらず声が漏れる・・・

「キレイだ・・・」彼は私の乳首を丁寧に舐めまわす。

ゆっくりと、時に激しく吸い付き、私の反応を楽しんでいるようだった。

「はぁはぁぁ・・ああん」

まだ見ていない彼の巨根が私のふとももにあたり、それだけで溢れてしまうのがわかった。

私も手を伸ばし、彼のものを確かめてみた。

「あっ」っと一瞬腰をひく彼・・・

少し強く握ってみた。

私の手首より太い、そして20cm以上はあると思われる巨根。

 

体勢を代え、彼の浴衣を解く。

パンツの上から亀さんの頭が飛び出ている!!

「・・・すごい」思わず、声が漏れる。

恥ずかしそうな彼・・・

私もさっき彼がしたように、上に乗り濃厚なキスをお返し。

おなかにあたる巨根がそそり立つのがわかる。

その大きさはおへそを超えたところまでまっすぐに立ち、おなかにピッタリと張り付きそそり立っている。

たまらず口に含んでみる。

「そんなとこ・・ダメだよ・・」さっき私を攻めていた彼とは別人のようなことを言う。

無視して舌先でチロチロすると、「ウグッ」っとのけぞった。

大きなカリを口に含む。

大きすぎて喉につかえそうだけど、口の中で転がす。

「あっ」彼の小さなため息が私を刺激する。

大きすぎて根元までは、口に入らない。

でも、いけるとこまで咥えてスイング。

 

私の大きな胸の乳首が、彼の太ももに擦れて気持ちいい。

乳首に気が付いた彼がそっと手を伸ばす。

「あぁぁぁ」彼の巨根を含んだ口から思わず声が漏れる。

お尻を高く突き上げて、四つんばいになっている私のオマンコから太ももにオツユが垂れた。

足を広げて四つんばいの体勢。

パックリ割れたオマンコから、触らなくてもわかるくらい大きくなったクリが飛び出す。

 

触れて欲しい・・・

そう思った時「そのままの体勢でおしりこっちに向けて・・・」と彼が言った。

カリを口に含み、根元をしっかり握ってお尻を彼の顔に向けた。

「またいで」と彼は私の膝を持ち上げようとする。

彼の綺麗な顔の上を、グチョグチョのオマンコでまたぐ。

モアッとメスの匂いが広がる・・・

 

「まゆみ・・・可愛い顔していやらし・・」

彼に初めて呼び捨てにされて、また感じる。

「・・・恥ずかしいから、あんまり見ないで・・・・」

しゃぶっていた口を離し、思わず叫ぶ。

私の叫びも無視して、太ももに垂れたオツユを舐めあげる彼。

「すげぇ・・・」彼が小さな声でつぶやいた。

彼の舌が上に登り、割れ目をなぞる。

彼の巨根をしゃぶろうとするけど、体が震えて上手くいかない。

「ムリしないでいいよ・・」太ももに顔を押し当てながら彼が言う。

でも彼と気持ち良くなりたくて、もう一度口に咥える。

同時に割れ目をなぞっていた彼の舌も、押し広げて中に入ってきた。

 

あまりの快感に叫びそうになるのを抑えて、彼の巨根を必死に舐めまわした。

「あっあああぁぁぁ」私より先に彼の呻き声が響く・・・

「そんなことしたら、お返しだよ」

そう言いながら、彼は私の一番敏感な突起を舌で探す。

パンパンに膨れて硬くなったクリはすぐに見つけられて舌で転がされた。

「あっあんあん、あぁぁぁぁぁぁ、はぁはぁぁぁぁ」

優しく転がし、激しく吸い付き、ねっとりと舐めまわす。

「はぁんぁん、・・・すごい・・きゃぁぁぁ」

私の叫びと、オマンコから聞こえるクチュクチュといやらしい音が静かな部屋に響く。

「もっと感じて・・・」彼が言う。

返事が出来ない私は「あっあんあん」とひたすら悶えるだけだった。

もう彼の巨根を咥えていることは出来ない。

私はもう何も考えれらず、快楽の波に落ちていった。

 

もう咥えることが出来なくなったのを知って、彼が私のオマンコから舌を離した。

「寝て・・・」と覆いかぶさる彼。

もう一度、舐めまわすようなキス。

彼の巨根は、全くぜい肉の無い少年のようなおなかにピッタリ張り付き、今にも爆発しそう・・・。

もう一度、彼の顔を見る。

閉じた瞳に長いまつげが光っている。

元々ヒゲが薄いのか、ツルンとした肌は本当に少年のようだ。

その少年のような美しい彼に、こんなに感じさせられてる・・・

そう思うだけで、自分が本当にいやらしいメスに思える。

彼は私の汗ばんだ脇の舌を刺激し、女の匂いを楽しんでいる。

 

「女の人って、すごいね・・・」

恥ずかしそうに言う彼。

「あなたの方がすごいわ・・・どこで覚えたの?」

実は、まだ女を知らないと言う。

途中までは何度かあるけど、いつも最後までいけないんだ。

私はたまらなくなり「もう来て!!!」と彼の巨根をつかんだ。

「俺に入れさせて・・・」彼の巨根を握った手を振り払った。

彼は自分の巨根を握り、私の穴を確かめた。

「溢れているよ・・・」

彼は巨根を握ったまま、私のオマンコに指を滑らす。

彼の細くて長い指が奥まで入る。

思わずのけぞる私、キュッとオマンコが締まるのがわかる。

 

「・・・すごい、吸い付いてくるよ」

指をクチュクチュさせながら彼が言う。

「あぁっあっ・・・もっと激しく動かして・・・」

今までガマンしてたのに、たまらず欲望が言葉になる。

彼は応えて、指を激しく動かしてきた。

一緒に乳首にも吸い付く。

「あっあっ、どうしよう・・・もうダメかも・・・」

「・・・」

「えっ、どうしたの??痛い?」

「ううん、良すぎてイキそう・・・」

まだ女がイクのを見たことがない彼。

イクという言葉に反応したのか、もっと激しく突いてきた。

乳首を攻めている舌も激しくなる。

 

「あっあっ・・・イクイクゥ~あんあん」

「あっ・・・あぁぁぁぁ」

私は彼に抱きしめらながら、果ててしまった。

 

「あぁ、すごい可愛い・・・」

ギュッと抱きしめる彼。

「先にイってごめんね・・・もう来て・・・」

「もう少し、このまま・・・」

私を抱きしめたまま、動かない彼。

まだビンビンしている巨根が私のおなかにあたる。

そのまましばらく抱き合っていたけど、彼のキレイな顔を見ていたら、たまらず私から軽いキス。

そのキスで目覚めたのか、また舐めまわすような激しいキスをしてきた。

 

「ウグゥグゥ・・」彼にふさがれている私の口の脇から唾液がこぼれる。

「いやらしい・・・」彼はそんな私を見てまた興奮しているようだった。

「もう・・来て」

彼に見つめられ恥ずかしさの中、私が言った。

もう一度オマンコに指を入れ、まだ濡れているのを確認し、今度は一気に巨根をねじ込んできた。

「あっあぁぁぁぁぁぁぁぁ」

私の小さなオマンコにギリギリと彼の巨根が入り込む。

十分すぎるほど濡れていたのに・・・・

痛さと快感で、打ちひしがれた。

 

「す、すごいぃぃぃぃ!!」

私は叫びながらも、もっと奥に入るように腰を動かす。

その動きに合わせ、巨根を滑らす彼。

今まで入ってきたことが無い深いところまで彼の巨根が入り込む。

思わず、私は腰を浮かせた。

その腰を持ち上げ、自分の方に引き寄せ自分の太ももに乗せる。

きっと彼からは、つながっているところが丸見えだ・・・

「恥ずかしいよ・・・」思わず頬が赤くなる。

体中が熱い・・・

「大丈夫、キレイだよ・・・」

彼は巨根をくわえ込んでいるオマンコの上から、触って欲しくて飛び出しているクリを見つけて優しくさすった。

「はぁはぁ・・・気持ちよすぎるよぉっぉぉぉ」

無視して彼はクリを弄り続ける。

 

気持ち良過ぎて気が狂いそうになる。

彼の太ももの上に腰が乗ったままなので動きにくいが、無意識に腰が動いてしまう。

彼は動いてくれなくて、ひたすらクリを責めるから私が動くしかなくて、一生懸命自分の気持ち良いように動いた。

「うっぅぅぅ」彼も低いうめき声をあげる。

「動くとすごい締まるよ・・・」

そういいながら彼は私の腰を下ろし、抱き合う形になった。

強く抱きしめながら、舌を絡める濃厚なキス。

彼の唇にふさがれた私の口から唾液がこぼれる。

「・・・いやらしい・・」

彼は激しく腰を打ち付けてきた。

「ジュルジュルジュル」

彼が動くたび、淫靡な音が響く。

彼の巨根はどんどん中に入り込み、奥で何かにひっかかる。

 

「すごい・・・こんなの初めて・・」

思わず、こんな言い尽くされた言葉が出てしまう。

私のオマンコも彼の巨根を逃がさないように、ギュウギュウと締め付ける。

それに負けないように、激しく腰を振る彼。

「あっあんあん・・いい、いい」

ところがその時、彼の巨根が急激にしぼんでしまった・・・

「・・・どうしたの??」

「いつもこうなんだ・・・だからまだ一度も女の人でイッたことがない・・」

「ごめんね・・」とうなだれる彼。

「ううん、私すごく満足したからいいよ」と笑ってみせた。

彼も笑顔になり、抱き合ってそのまま眠ってしまった。

ホントは一緒にイキたいけど、何度も満足したし抱きしめられる充実感でみたされていた。

 

気持ち良いが続いたまま1時間ほど抱き合って眠っていたのだろうか・・・

気がつくと、彼が私をギュッと抱きしめたまま眠っていた。

そのキレイな顔にキスをすると、突然目を覚まし私の胸を弄りだした。

「うっうん・・起きたの??」

「うん、柔らかくて気持ち良いね・・・」

それからお互いの体を弄りあり、イチャイチャしていた。

気が付くと二人とも汗だくで、シャワーを浴びようと部屋のバスルームへ。

小さな温泉宿の部屋風呂だからラブホみたく大きくないけど、余計密着感がある。

シャワーを流したまま、抱きあってキスをしたり触りあったりしていた。

それから二人で洗いっこしたり、舐めあったりしばらくバスルームで楽しんだ。

「お布団戻ろ!!」すぐ近くなのに手をつないで布団へもぐる。

彼はまた私を押さえつけて、全身丁寧にキスをしてくれた。

彼の舌が私の秘所に近づく・・

 

「うっん、またぁ~」

私を無視して、舐め続ける彼。

イキ易くなっている私は少しの刺激で、達しそうになる。

「入りそう?」と私の問いかけに、黙って私の手を自分の巨根に持っていく。

再び私の手首くらいに膨れあがった巨根が、私のオマンコを疼かせる。

「今度は私に入れさせて!!」と彼を寝かし上にまたがる。

女の人に乗られるのが初めての彼は、どうしていいのか分からないのか私の胸をつかみ、乳首をもて遊んでいた。

彼の巨根はものすごい勢いでそそり立ち、おなかに張り付いて入れにくい。

彼の上に乗り、グチュグチュになったオマンコを彼の巨根に擦りつけた。

「あぁ、それ気持ち良い・・」彼が言う。

 

彼にキスをしながら、オマンコを擦りつけて腰を動かす。

乳首も彼の胸に擦れて、気持ちが良い。

そのままオマンコを亀頭に近づけ咥えこむ。

このまま腰を落とせば入るはず・・・

私はゆっくりと腰を落とした・・・

ところが、あんなにそそり立っていた巨根が挿入するとしぼんでしまう・・・

「ごめんね・・・ムリみたい・・」と彼は言ったけど、どうしても一緒にイキたい私はフニャフニャの巨根を抜いて、しゃぶった。

すぐに復活。

もう一度、彼の上に乗ろうとすると、彼が「今度は自分で入れてみる」と私に乗ってきた。

・・・でも、やっぱりダメ・・・

 

もう一度と愛撫を始めた。

壁に背をつけて座らさせられ、M字に足を広げて顔を近づける。

彼が舐めているところが、上からよく見える。

彼の背中やお尻も見えて、すごく恥ずかしい。

足を思い切り広げさせられ、クリを舐めながらジュブジュブとオマンコに指を入れる。

「あっあっ・・イキそう・・・あぁぁぁぁ」

そのままイッてしまった私。

彼は舐めるのを止め、「また汗かいちゃったね」ともう一度シャワーを浴びて布団に入り、抱き合ったまままたいつも間にか寝てしまった。

次に起きた時には、もう朝の6時半過ぎだった。

「朝の貸切露天風呂行ってみようよ」と夕べも入った貸切露天風呂へ。

夕べは二人ともタオルを巻いて入ったけど、今朝は二人とも産まれたままの姿。

湯船の中では、ずっと抱き合ってキスをしていた。

また彼の巨根が大きくなるのがわかった。

 

部屋に戻り、そのまま合体。

彼がゆっくりと腰を動かす。

「今度はどう?」

「なんだか今までとは違う・・・このままイケそう・・」

彼はそう言うと、奥に奥に押し込んできた。

中でまた大きくなる巨根。

たまらず私も腰を動かす・・・

「あっあっ、すごい・・・さっきと全然違うよ!!○○くんの別の生き物みたい・・・」

硬い硬い巨根が私の中を荒らす。

キリキリと擦れて、気が遠くなる・・・

そこに突然『りーん、りーん』と電話のベルが鳴った。

無視する二人。

 

「はぁはぁ・・すごいよ、ずっとこのまま繋がっていたい・・・」

「俺も気持ち良い」

彼の巨根が子宮を付き抜け・・・・

こんなの初めて・・・快感をむさぼる二人。

そこにまた電話のベル・・・

もう一度無視。

というより、離れられない・・・

トントン

 

すると、今度はドアのノックが聞こえた。

「お客様・・まだお休みですか?お食事のご用意ができていますので、お願いします」

と大きな声が聞こえた・・・

「ハイ、わかりました」繋がったまま彼が叫ぶ。

気が付くと、もう8時を過ぎていた。

 

もう少しなのに・・・

まだ大きいままの巨根を抜く彼。

「行こっか・・」

寝乱れた浴衣を直し、食事処へ。

 

二人とも中途半端で食事どころじゃないんだけど・・・

よく見ると、みんなちゃんと着替えていてこんな寝乱れているのは私たちだけだ。

一目で今までやってましたとわかる・・・

食事も早々に切り上げ、そそくさと部屋に戻る。

チェックアウトは11時・・・まだ2時間以上ある。

私たちはどちらとも無く浴衣を脱ぎ、お互いの体をむさぼりあった。

私の潤いを確かめる指ももう慣れて、クチュクチュ動かすとすぐに、オツユが溢れ出した。

「もう一度行くよ」

「早く来て・・・」

彼の巨根はすんなりと入り、ズコズコと音を立てて奥に入っていった。

「あっ、あっ」

二人の呼吸のリズムがぴったり合う。

 

「・・・どう?」

「すげー、気持ち良いよ・・・」

もう小さくなることの無い巨根が私の中で暴れる。

小柄で小さい彼が、私の腰を持ち上げ突きまくった。

彼の巨根はどんどん中に入り、子宮を突き上げる。

「・・・こんな激しくちゃ壊れちゃうよ・・・」

少年のようなキレイな顔が今は野獣に見える。

さっきまで優しく気遣ってくれていたのに、今まで味わったことのない快楽で、頭がいっぱいのようだ。

彼の腰の動きが速くなる。

「あっ、あっ」

・・・す、すごい・・・

私も一緒にイケるように、気持ち良い位置に腰を動かす。

「あっ!!!」

 

突然、彼が巨根を抜いた。

同時に、若い精子が私の胸まで飛び跳ねる。

少し顔にもかかった・・・

「・・・ごめん、気持ち良過ぎた・・」

真っ赤な顔の彼が言った。

その顔は大きな瞳は潤んでいたけど、いつものキレイな彼だった。

「良かった?」私の問いかけに返事は無かったけど、代わりに強く抱きしめて、おでこにキスをした。

「一人でイッてずるい・・イク時は、言って!!一緒にイキたかったのに・・・」

「そういうものなの??知らなかったから・・・ごめん」

ワザとふてくされたのに、本気申し訳なさそう。

 

「今度はちゃんと言ってね」

「うん!!」

可愛い笑顔にキスしたくなる。

彼も同じ気持ちなのか、キレイな顔が近づいた。

初めは唇を合わせるだけの軽いキス。

でも彼の舌が私の唇を押し開け、強引に入ってきた。

私の舌を探し、絡ます・・・

「ねぇ・・・もうダメ、時間ないよ・・・」

「いいから・・・」

彼は私の手に自分の巨根を握らせた。

「あっ・・・」

もう大きくなっている・・

若い男の子の回復力って・・・・

「・・・・時間・・・」

時計を見るともうすぐ10時・・・

あと1時間と少しだ。

 

隣の部屋からは、掃除をする音やおばさん達の話し声が聞こえる。

さっきまでのあえぎ声を思い出して、恥ずかしくなる。

「ねぇ、もう準備した方がいいなじゃない?」

キスをやめて、私の乳首を舌と指で弄んでいる彼に言った。

「ん??やめていいの?」

私のオマンコのオツユを指ですくって、私の目の前で糸をひいて見せた。

「・・・あっ、それは・・・まだ、イッてなかったし・・・」

「今度はちゃんと言うから・・・」

彼が私の足を持ち上げ秘所に顔を埋めた。

「ああぁん、あっ」

もう抵抗することなんて出来ない。

隣の部屋で掃除をしているおばさんに気が付かれない様に、声を潜めて喘ぐのが精一杯だった。

 

「俺のも舐めて!」

私の目の前に巨根を突き出した。

たった今、射精したばかりのオチンチン。

1本の陰毛が、まだ私の愛液でヌメヌメ光っている巨根に張り付いている。

あまりの卑猥さに興奮する。

仰向けの姿勢のままで彼の巨根を口に含んだ。

おなかにピッタリ張り付くようにそそり立った巨根は口に入れようと下に向けても、ものすごい力で跳ね返す。

上手くしゃぶれないから体を起こし、彼を座らせた。

ちょうどさっき彼が私の秘所を舐めてくれたのと同じ体勢。

「ちゃんと座ってて、寝ちゃダメだよ!!」

そう言って彼の巨根を舐めまわす。

激しく首を上下させ、吸い上げた。

「うっ!!」

彼がのけぞり、巨根が私の口から離れた・・・

 

「・・・スゴ過ぎるよ、出ちゃいそう・・」

仰向けに寝た彼が言った。

黙って私は彼の上に跨った。

「気持ち良い?」私は彼のキレイな顔を舐めまわすようにキスをしながら聞いた。

「あぁぁぁっ」彼が声にならない返事をする。

そのまま腰を動かし、オマンコに巨根をこすりつけた。

さっきは出来なかったけど、今度は入りそう・・・

私は巨根に手を添えて、オマンコに押し当てた。

ジュブジュブジュブ・・・

 

オツユが溢れる音がして彼の巨根が沈んでいく。

「あっ、あっ」

足をM字にし、腰を突き出すように動かした。

私が一番速くイケる体位だ。

彼が顔を上げて、繋がっている部分を見る。

クチュクチュと、私の動きに合わせて出たり入ったりする自分の巨根に興奮しているようだ。

広げたオマンコから飛び出ているクリを彼がなぞる。

 

「あっ、ぁぁぁぁぁ」

耐えられない快感に、思わずM字が崩れ膝を立たせた体勢に戻る。

彼が背中に手を回し、力強く抱きしめてくれた。

もっと快感を求める私は、腰を動かすことを止められない。

抱きしめられたまま腰を動かすと、彼も一緒に突き上げている。

どんどん奥まで入る彼の巨根。

「・・・はぁはぁ・・イキそう・・」

思わず私が言う。

「じゃあ、俺に動かさせて・・・」

そう言うと繋がったまま私を仰向けにし、抱きしめたまま激しく腰を動かしてきた。

「はぁんあんあん・・・あっイキそうあっ、あっイクイク・・・」

私のイキそうな声を聞いてより動きが激しくなる彼・・

「・・・・・・・・・・俺も・・・イ・・ク・・」

ひとつの生き物のようにピッタリくっついて激しく動く彼。

私は頭の中がからっぽになって、彼の動きに合わせてしがみついているしか出来なかった。

私のオマンコが痙攣し始め、快感の波が押し寄せる。

 

「イ、イクゥゥ~」

「オ、俺もイキそう・・・」

私のオマンコが、彼の巨根を搾り出すように締まった。

「・・・あっ、あぁぁぁぁぁ」

「・・・あっ、あぁぁぁぁぁ」

二人同時に果ててしまった。

しばらく離れられない二人。

一瞬、気を失ってしまったようだ。(後で、考えるとたぶん1~2分の短い間だと思う)

彼の声が遠くに聞こえる・・・

 

「・・・・・・大丈夫」

「う、うん大丈夫・・良かった?」

「うん・・良かったよ」

「私もすごく良かった・・」

再び、彼が強く抱きしめ、おでこにキスをしてくれた。

「早く、準備しなきゃ」

そう言って二人でシャワーを浴びに行ったのが、チェックアウト10分前。

軽く流して、髪はゴムで留め、荷物はかばんに詰め込んで、布団も浴衣も寝乱れたまま、あわてて部屋を出たのでした。

 

・・・・以上が、私の今でも忘れられないSEXです。

多少着色じゃなくて、脚色もありますが、95%実話です。

へたくそな文章でごめんなさい。