今でも根強い人気を誇る映画『ハリー・ポッター』シリーズ。主人公ハリーのライバル的存在、トム・フェルトン演じるドラコ・マルフォイが、シリーズ全8作品でわずか31分間しか登場していないことが明らかになった。ファンに衝撃を与えている。
ドラコは、ハリーが通う魔法学校ホグワーツの同級生。マグル(非魔法使い)出身のハーマイオニーを差別したり、授業中にハリーの揚げ足を取ったりと、傲慢で意地悪、鼻持ちならないヤツだ。しかし、良家の出身であるがゆえの悲劇的な側面もあり、ファンから惜しみない愛情を受けている。
そんなドラコ。ファンのツイートで、実はシリーズを通して、たった31分30秒間しか登場していないことが明らかになった。第5作目の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に至っては、たったの15秒だったという。全作合計19時間40分の中で、ハリーは539分15秒、ロンは211分45秒、ハーマイオニーは205分だというから、その短さが伺える。
これは、俳優、映画、テレビ番組等のオンラインデータベース、IMDbに掲載されたデータによるもの。この数字は、ファンが集計したもので、15秒単位で記録されている。また、MailOnlineによると、群衆で大勢と一緒に映り込んだシーンが集計に入っているかは不明だそうだ。
今回明らかになった事実に、ファンは騒然。あるファンは、本来はブラウンヘアのトムが、役のためにブロンドにしていた事に触れ、「トム・フェルトンは、10年もの間髪をブロンドに染めなくてはいけなかったのに、それがたった30分の登場時間になったのね。彼とドラコはもっと良い扱いを受けるべきよ」と怒りをあらわに。
またあるファンは、「14歳だった私に、31分間しか登場しないキャラの誕生日を祝ってるわよと言える?」と、ショックを隠しきれない。ほかにも、「ドラコはスピンオフ映画を作ってもらうべきね」というツイートも。
とは言え、スピンオフシリーズ『ファンタスティック・ビースト』にも登場するダンブルドアでも登場時間は合計77分15秒。最強の悪役ヴォルデモート卿ですら37分15秒と、いずれも長くない。たった31分間の登場で、強い印象を残し、ファンにこれほど愛され、今でもこうして話題になる事を考えると、ドラコのキャラの立ち具合、そしてトムの演技は素晴らしいものだったといえそうだ。
黙ってたらハリーやロンよりかっこいいよね
悪になりきれないマルフォイが好きだった。
今でもハリポタ観てるよ。
不死鳥の騎士団に15秒しか出てないらしいからプラマイゼロってことじゃない?
それだけなのに、あの存在感はすごいよね。演出もすごいんだろうけど、あの人のキラキラしてるけどちょっと意地悪そうな美少年のオーラは、好き。
また、いい作品に出会ってほしいな。
いい意味で主人公のクールな敵役って雰囲気がバッチリ出てるね
このにくたらしいオールバックが忘れられない
アズカバン辺りから成長してちょっと方向性が変わった気がする
イケメンだけど