生活保護で月額11万円の生活。
生活保護費減額の実態と
国民年金との比較をまとめました。
月額11万円なので食費が1日260円
埼玉県内で暮らしている加藤さん(仮名)。
生活保護を3年ほど受給している。
生活保護費は月額約11万円。
そこから4万4000円のアパート家賃を支払い、
6万5000円程度で月々の生活を送っている。
近くのスーパーマーケットに夕方以降に向かい
安い食材がさらに割引になるタイミングで買い込み
自炊しながら暮らしている。
食費1日260円ほどの生活が毎日続くことを
あなたは想像できるだろうか。
加藤さんは現在、
弁護士とともに首都圏の裁判所で
いわゆる生活保護裁判を闘っている。
2013年から3回にわたり
生活保護における生活扶助基準が段階的に引き下げられている。
2015年7月からは生活保護における
住宅扶助基準も引き下げられた。
さらに冬季に暖房費などの名目で支給される
「冬季加算」も減額された。
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北海道や東北地方など、
寒冷地の生活保護受給世帯は心細い思いをしていることだろう。
しかし、ネットでの反応は賛否両論。
嫌なら働けばいい。
なんにもせずにそれだけ貰えるんだから贅沢言うな。
生活保護の風評被害の影響で
よく思わない人がほとんどのようです。
年金払った人より生活保護の方が安定する
さらに、年金を40年払った人より
1円も払わなかった生活保護の人のほうが
老後が安定するという事実があります。
国民年金受給と生活保護受給者
老後の生活では年金支給額が基盤になります。
高齢者の方は考えています。
実際の支給額には、個人の年金事情で差があります。
例えば、自営業者。年金は国民年金だけの方が殆どです。
(現在、月額の年金支払額は、一人16000円ほどです。)
自営業者は、国民年金支給額が低く設計されているのです。
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国民年金を40年間納付した場合
国民年金を40年間納付した場合、支給額は月6万5000円ほど。
夫婦二人で満額の支給を受けても13万円なのです。
ところが、生活保護世帯は平均支給額が19万円。
なんと、国民年金の支給額よりも高額になっています。
国民年金受給者の場合、この支給額から、
後期高齢者保険料や、介護保険料を天引きされます。
この保険支払い金額は、自治体により違いますが、
月額が一人1万円ほどと概算すれば、
夫婦二人で2万円が天引きされてしまうのです。
一方、福祉のお世話を受けている生活保護世帯では、
この保険料金を支払う必要がありません。
「下流老人は現在600万人以上いると推定されます。
今後さらに増え続ける」
「高齢者の9割が、病気や離婚などで、
下流老人に転落する危険がある」
「平均的な給与所得者やホワイトカラーも例外ではない」
引用:NEWSポストセブン
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国民年金支給額が低額すぎるのか、
生活保護支給額が高額なのか、考えなければなりません。
生活保護の支給額に問題あり?
生活保護で月々30万円くらい支給されて、
サラリーマンより豊かな生活を送ってる人もいるようです。
ただ、これは半分ホントで、半分ウソです。
子供を抱えているかどうかで生活保護の金額が全然違います。
以前、「月29万円の生活保護の母子家庭」が
ニュースになって批判されていました。
地域によって差があるのですが、
都市部ではたとえば母と子2人の世帯なら、
生活保護(生活扶助)だけで毎月20万円近くもらえます。
これに住宅扶助が東京都心だと上限7万円近く、
関西でも上限5.5万円くらいが加算されて、
さらに教育扶助の数万円と合わせて、
毎月30万円近くもらっている世帯が存在するのは事実です。
この現状では
「生活保護や障害者の方が楽に暮らせて幸せだよね」
と批判する人が出てくるのも当然かもしれません。
引用元:https://vipper-trendy.net/seikatsuhogo-11man/