【緊張の走る瞬間】子供が893をアイスまみれに。その後の対応にあたりは唖然・・・

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本物は心が広かった

男の子がぶつかり、手に持っていたアイスがべっとりとついた瞬間、グワッと男の子のことをヤクザ風貌の男性が顔の位置まで持ち上げました。

みんな嫌な予感がよぎったと思います。

しかし、そんな心配は一切必要ありませんでした。強面の男性の口から出た言葉は、

「おう坊主!!怪我しなかったか!!!」

そんな素敵なものだったのです。

とても豪快な話し方でしたが、アイスをズボンにつけられてしまったにも関わらず、真っ先に自分にぶつかった子供のことを心配したのです。

ぶつかってしまって、いきなり抱き上げられ、目の前には強面の男性。ちょっとキョトンとしていた男の子でしたが、
「・・・(こくり)」
と男性の言葉に頷くと、男性は男の子をおろして、大きな手で男の子の髪の毛をぐしゃぐしゃとします。

「よかったよかった!!遊ぶのは良いけど。ちゃんと周りをみないとダメだぞ!!!」

そしてそのまま男の子に行くように促し、一言もアイスのことに触れること無く、男の子と別れたのです。

男の子がタタタッと走っていった後、おもむろにポケットからハンカチを出し、ズボンをふく強面男性。もしかしたら、風貌が怖いだけで、中身はとてもしっかりした人なのかもしれません。

全く嫌な顔をしないで男の子に接していた男性に、みんな心を奪われていました。

やはり人は見た目ではわからないですね。心でどんな人かの印象が決まるもの。こうした優しさを自然に出せる人っていいですね。

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