【幻の最終回】クレヨンしんちゃん作者事故死から9年…誰も知らない22年後の物語に涙が止まらない
渋々、手を洗いに行った。これも何度目の光景だろうか。
行動が全く進歩しない妹に、少しばかり不安を感じる。
これじゃ、嫁の貰い手もないだろうな。
15 :◆YAe/qNQv0cvW:2014/08/14(木)22:12:36 ID:1O7mcjVGu
「いっただっきま~す!」
「いただきます」
今のテーブルを二人で囲み、晩御飯を食べ始める。
普段着に着替えたひまわりは、一心不乱にシチューを食べていた。
「――うん!さすがお兄ちゃん!すっごくおいしい!」
「ありがと。……それより、会社はどうだ?」
「会社?……う~ん、あんまり面白くないかも……」
「そりゃそうだ。会社ってのは、面白くもないところだ。
面白くないことをするから、お金を貰ってる。基本だぞ?」
「そうなんだけどね……なんていうか、つまんないの。
会社の業績はまあまあなんだけど、先輩に面倒なオバハンがいてね。
↓次ページへつづく↓