「この子は理解力が乏しいから」と言われ、勉強に遅れをとる発達障がいを持つ生徒がいた。
しかし、ある教師が取った工夫でこの生徒が学年トップの成績になった話が話題を呼んでいます。
発達障がいの生徒A
「自閉症」や「アスペルガー症候群」など、現代では4人に1人が発達障害を持っているという。
今回の話の中心人物の1人、A君もその一人でした。
発達障がいには症状の違いこそあれど、コミュニケーションが上手く取れなかったり、複数のものに同時に取り組むことができないなどの特徴が見られます。
A君は軽度の発達障がいからか、人の話や授業の内容が理解できないと悩み、また、前担任もそのことで悩んでいました。
そしてもうひとりの話の中心人物の教師「先生」との出会いでA君の運命は大きく変わることとなります。
なんでもないたったひとつの工夫
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前担任から、A君は理解力の乏しい生徒だから、、、と引き継がれた先生はA君のためにたった1つの工夫を施しました。
それは、無駄な情報を排除してあげること。
発達障害をもち、注意力が散漫になってしまいがちなA君にとっては色すらも無駄な情報になります。
本当の意味で集中ができるように授業で使う資料は白黒印刷のコピーをあげて、「今話しているところここだよ」と言いながら、不必要なところは他の紙で隠しながら授業を進めました。
するとどうでしょう、、、1つの集中すべきものを理解できるようになったA君はあっという間に成績を伸ばしました。
特別なことは何もない、誰にでもできる工夫1つでした。
しかし、その工夫がなかったために今まで苦しんでいたA君は先生に一言、
「先生の授業、わかりやすい」
教師に取ってコレほどの褒め言葉はないでしょう。
勉強がわかるようになったA君は人が変わったように挙手をするようになり、参観日に来た保護者を驚かせたそうです。
最終的にはA君の成績は学年トップに。
その工夫とは?続きはコチラ↓↓
集中させるための工夫
先生はA君だけを特別視していたわけではありませんでした。
そこで先生がクラスの全員のためにした工夫は「黒板周りの装飾をなくす」ことでした。
黒板の上部に飾ってあった生徒一人ひとりが頑張って作った自画像の切り抜きは後ろの黒板へと移動し、教室の前は授業用にシンプルに、教室の後ろは生徒達が自由に使う場所として目的をしっかりと別けたのです。
保護者から殺風景すぎるのではと口出しされたこともあったそうです。
確かに、カラフルに彩られた教室は一見、雰囲気のいいクラスを連想させますが、それは一部の教師の自己満足でしかなく、
発達障害が増えた現代では、本当に集中してもらうべきものの周りに注意を散漫にさせるものを置いてるだけと断言します。
私達が過去を振り返ってみても、たしかに黒板周りの自画像や装飾に目が行くことがよくありませんでしたでしょうか?
先生は物事の本質を見抜いた上で、本当に生徒のためになることをやり続けたんですね!
困ってる生徒に対してしっかりと回答を持ち出してくれる。
こんな先生のもとで学べる生徒はきっと幸せですよね!
ネットでの反応
- この先生すごい。小学校くらいの早いうちに、こんな理解ある先生に会えるかどうかで子供の未来が変わるんだよ、小学校の先生ってそうあるべきだよね、って理想だけどさー。でも、すごいなぁって。
- これ、めっちゃ大事。
- わしも情報が多すぎて気が散るタイプの子だったので、すごくわかる。
- アスペルガー症候群は真価を発揮すれば天才に化けるからな、
引用元:https://vipper-trendy.net/teacher-device/