サンサーラ速報❗️

彼女の車から異臭。後日、気になって問い詰めたら驚愕の事実が!!!!!

ある日の朝、彼女と海水浴に行く約束をしていた俺は車を走らせて彼女の家へ。 

当時の俺の車はレジャー向きではない車だったので 

彼女の車で出掛けることになっていた。 

俺も彼女もお互いサービス業勤務だったから平日休み。 

だからそんなに早起きして出掛けなくても渋滞や場所取り等の問題はないので 

約束の時間は早朝ではなかった。 

 

彼女が支度を終えて家から出てくる前に

合鍵を使って俺の車から荷物を彼女の車に移す。

夏場で早朝でもない時間に露天駐車の彼女の車の中は既に暑い。

解錠してドアを開けると熱気と共になんかのニオイが…。

まあそのときはあまり気にしなかった。

 

それから数ヶ月経ったある日。

彼女が家に遊びに来て、帰宅していった後

手帳を忘れていったことに気付いた。

 

普段から手帳を持ち歩いてことあるごとになんか書いてたので

なんとなく興味が湧いて内容を見てみた。

 

内容は大概くだらないことだったが

日付のある欄にマークが書かれている日がある。

 

俺の記憶と職場の定休日などを総合して考えると

アレをした日にマークを書いている、ということが解った。

 

『ふーん、こんなもん記録して何が楽しいのかね』

とか思いながらページを繰っていくと

数ヶ月前のページに同じマークではあるのだが、色が違うものを見付けた。

 

『はて、これにどんな意味が?』

と思って当時の記憶を辿ってみる。

なんか妙に仕事が忙しくて毎日残業続きだった時期だった。

アホ会社だったので残業手当は全く無し、

しかし客がいるからには仕事しないわけにはいかない。

毎日グッタリして寄り道もせずに直行帰宅して寝てた時期だったので

このマークはアレの印だが色が違うし相手は俺ではないな、と思った。

 

そのときに思い出した。

 

以前海水浴に行ったときの彼女の車のニオイ。

車の中でアレしたときのニオイだったよな、と。

 

 

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もう結構遅い時間ではあったが、

車を走らせ彼女の家に向かう。

 

当時の俺の車はちょっとうるさい車だったので

彼女の家の横に着けるとすぐに彼女は家から出てきて隣に乗り込んだ。

 

『どうしたの?』

とか呑気に言ってるが黙って車を出す。

取りあえずすぐ近くの国道沿いの待避所に移動した。

 

車を停めると彼女の

膝に手帳を放り投げて

『説明しろ』

とだけ言った。

 

彼女は俺が何のことを言ってるのか解らないようだったので

淡々と手帳に書かれているマークの意味は解るから、とだけ言った。

 

すると、

『普通勝手に中見るか?』

と逆ギレしてきた。

 

なので

『んなこと知るか。説明しろ』

と迫ったら拒否されたので

『あっそ』

とエンジン始動。

 

彼女の家の近くには山がある。

その山には道路があるのだが、非常に幅員が狭い。

1.2車線あるかないか、という具合。

 

その道路の

入り口まではのんびり車を走らせたが

道幅狭小区間に入ってからアクセルを全開にした。

 

当時の俺の車はジムカーナ仕様のミッドシップ車だった。

レジャー向きではない、どころではないな。

そのときは正直俺自身自分がどうなってもいい気分だったので

限界を超えても構わないと思いながら走った。

一車線ちょいしかない山道でほぼ常時100km/hオーバーで走った。

彼女は案の定すぐ白状した。

俺の前の前の男とやったんだとさ。

でも一回だけだと。

まあ手帳にある色違いマークは一個だけだったんでそれは信じた。

 

 

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で、その彼女の前の前の男、というのが

聞いてみると彼女の学生時代のバイト先の男で俺も顔見知りだったんだわな。

 

彼女が伏せてたのでそのときまで知らなかったんだが

彼女の浮気の前にも後にも顔を合わせてたし会話もしていた。

 

彼女と付き合い始めるときに俺は言ったんだけどなあ。

ウチは母親の浮気が原因で両親が離婚している。

母親の浮気相手は

ろくでなしだったので子供の頃は極貧生活だった。

俺が五歳の頃に家を出て行った父親はバリバリ仕事をしている。

母は俺が寝静まったのを見計らって毎晩のように家から抜け出し

浮気相手の元に通っていた。

俺は浮気は許せない。

他の男が気になったらそう言って俺と別れてくれ。

その男と付き合ってダメだと思ったとき、まだ俺が独りだったら戻ってきてもいいから。

浮気だけは絶対にやめてくれ。

そこまで俺は言ったし、約束もしてくれたんだがな。

もう二度としない、とお約束のセリフを彼女は言った。

浮気の発覚が事後数ヶ月を経てからだったことと

発覚するまでの当時はかなり仲よくやっていたので彼女に押し切られるかたちで

そのまま付き合いを続けることになった。

しかし、次があったら俺はもう怒らない、と伝えた。

解った時点で何も言わずに黙って俺は自分で死ぬ、と。

母親からも裏切られ、やっと信じることのできた彼女にも裏切られた。

裏切られてばかりの人生は辛すぎる。

 

出典元:http://kitizawa.com/archives/71947458.html

 

 

引用元:http://bazz-anecdote.com/?p=2172