【閲覧注意】背筋凍る怖~い恐怖の都市伝説『鬼ゆすり』とは?

物語

 
 
 
 
「つんぼゆすりとは、そうしたものではない」
 
 
 
この刀自は僕にも遠縁になるはずだが、凄く威厳のある人だったという。
 
 
「一体誰に吹きこまれたか知らぬが」と一睨みしてから、刀自は語りじめた。
 
 
この村はむかし、どこでもあったことだが、生まれたばかりの子供を口減らしのために殺すことがあった。
 
 
 
 
貧しい時代の止むをえない知恵だ。
 
 
 
 
 
本来はお産のあと、すぐに布で首を締めるなりして殺し、生まれなかったことにするのだが、
 
 
おぶるくらいに大きくなってから殺さなければならなくなったときには、世間というものがある。
 
 
そこで、母親はつんぼがあやまって赤子を揺すり殺してしまうように、わざとそういうあやしかたをして殺すのだ。
 
 
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