【閲覧注意】背筋凍る怖~い恐怖の都市伝説『鬼ゆすり』とは?

物語

 
 
事故であると、そういう建前で。
 
 
 
業の深い風習である。それゆえに鬼ゆすりとも呼ばれ忌避されるのだ。
 
 
「おぬし、弔いの真似事をしたそうだが、そのとき母親に情をうつしておったろう」
 
 
伯父はおもわずうなずいた。
 
「あのあたりに昔あった集落は、どれも貧しい家だった。とりたてあそこでは、鬼ゆすりが行なわれたはず。
 
 
 
 いいか、浮ばれぬのは母親ではなく、殺された赤子のほうじゃ。
 
 
 助けをもとめて泣き叫び、それもかなわずに死んだ赤子の怨念が、泣き声が、
 
 
 
 呪詛となって母親の魂をとらえ、この世に迷わせて離さぬのだ」
 
伯父はそれを聞いて総毛立ったという。
 
やはりあの時森の中で聞いた声は、伯父たちを誘っていたのだ。
 
 
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