日産自動車は14日、電気装置の不具合で車両が燃える恐れがあるとして、「セレナ」など6車種、計31万6759台(平成22年2月~26年9月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。
27年7月以降、8件の火災が発生したが、けが人はいないという。他の対象車種は「キューブ」「NV200バネット」、スズキブランドの「ランディ」、三菱自動車ブランドの「デリカD:3」「デリカバン」。
国交省によると、バッテリーからワイパーやライトなどに電流を分配する電源分配器の基板に不具合があり、高い湿度の中で使用した場合、分配器が発熱して火災が起きる可能性があるという。