海上で受け渡しをする「瀬取り」と呼ばれる方法で、今年8月に約475キロ(末端価格307億円相当)の覚醒剤が密輸された事件で、水戸地検が覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕された指定暴力団極東会系組会長(73)ら4人を、嫌疑不十分で不起訴処分としたことが分かった。19日付。処分理由を明らかにしていない。
4人は8月21日、大量の覚醒剤を船籍不明の船から漁船に積み替えるなどして、茨城県ひたちなか市の那珂湊漁港に翌22日未明に陸揚げして輸入したとして、11月29日に逮捕されていた。
神奈川、茨城両県警や警視庁、横浜税関などの合同捜査本部は、これまでに同法違反などの容疑で計20人を逮捕した。
引用元:http://www.sankei.com/affairs/news/171221/afr1712210029-n1.html