米保健当局者は２１日、前政権が導入した医療保険制度（オバマケア）について、２０１７年の登録期間中に８８０万人が新たに加入したと明らかにした。トランプ政権が制度の骨抜きを図る中、多くの国民が加入を続けている現状が明らかになった。
前年比で４％減にとどまった。独自の加入システムを導入した州では受け付けを締め切っておらず、最終的な加入者は増えるとみられている。
オバマケアの見直しを最優先課題とするトランプ政権は、２０日に上院を通過した税制改革法案に、オバマケアに基づく個人の保険加入義務を廃止することを盛り込んだほか、保険加入期間を半減させた。
オバマケアの登録期間は年１回に限られており、この期間中に必要な手続きを終えないと翌年の新規加入や保険契約の変更が難しくなる仕組みになっている。
引用元：http://www.sankei.com/world/news/171222/wor1712220039-n1.html