上原多香子の現在。 2LDKの地味物件で同棲も新恋人は苦悩?自転車に乗って差し入れにきたり・・・
コウ氏を直撃すると
1度は華やかな世界にいた上原にとって、倹約を強いられる生活は初めてだろう。コウ氏は今後の展望を持っているのだろうか。12月下旬、稽古場に来た彼を直撃した。
ーー上原さんと同棲されていますよね?
「……僕はフリーなんで、向こうの事務所に問い合わせてもらっていいですかね?」
戸惑ったように詰まりながらも、言葉を絞り出すようにして話す。
ーー元旦那さんが自殺した原因が上原さんの不倫だと聞いて驚かれたそうですが……。
「いやぁ、もうけっこう前の話なんで……」
少し顔をゆがめながらも、受け答えはしてくれた。足早に稽古場への階段を上っていく。
ーー何もお答えいただけないということでしょうか?
と質問を投げかけると、ふと足を止めた。
「いや、だから、向こうの事務所を通してください。僕、全然、芸能界関わりないんで。フリーなんで」
何度もフリーであることを強調した。
ーーご結婚のことなどに関しては、プライベートなことだと思いますが。
「あのー、ちょっと困るんで……。すいません、寒い中ありがとうございます」
最後に少し頭を下げ、稽古場のある階へと消えていった。
翌日、ふたりが暮らすマンションを訪ねた。ベランダの洗濯物はすでに取り込まれているようだ。
自転車置き場には、ふたりが共用しているらしい電動自転車が置いてあった。クリスマスは終わったが、玄関ドアにはリースが飾られたまま。インターホンを鳴らすと、部屋の奥から犬の鳴き声が聞こえた。
「(驚いた様子で)はい?」
この日はコウ氏がすでに稽古に出かけていて、上原がひとりで部屋にいたようだ。
ーーコウさんとの同棲は順調ですか?
ストレートに質問すると、一瞬の間の後に小さな声が返ってきた。
「……すいません、あのー、私からお話しすることはできないので……」
おそるおそる言葉を探しているような口調だ。幸福な生活を送っていても、それをそのまま口にすることははばかられるのかもしれない。
─コウさんにもお話を伺ったのですが……。
「すいません。私、今もうお仕事をしていないので、そちらのほうは発言を控えさせていただきます。ごめんなさい、失礼します」
どちらからも、まっすぐにハッピーな心を伝える言葉は聞けなかった。
過去の“過ち”が、今もふたりの重い足かせとなっているのだろうか……。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/14130892/