安田大サーカスHIROの現在。42キロ減の“激痩せ”担当医「命の危険もあった」
1日1食ダイエット
HIROさんが取り組んだのは、まず「1日1食ダイエット」です。この時、好きなものではなく、炭水化物を抜いたりする低糖質ダイエットが行われていました。
ご飯を我慢できないHIROさんのために、管理栄養士さんは寒天や乾燥わかめ、芽ひじきなどの糖質の吸収を抑える素材を一緒に摂取するように進めていました。HIROさんはそれまで食物繊維が足りない食生活だったので、食物繊維を摂取する習慣が身に付いたそうです。
食事200gダイエット
2か月経過したところで、「1食200gダイエット」に変更されました。この方法は、毎食の食事を200gまでにする、と言うものだそうです。
それまでは1日1食でしたが、これは2時間置いたら1日に何回食べてもOK!それまでは食べることが大好きなのに1日に1回しか食べる喜びがなかったHIROさんも、2時間置いたら食べられる!と喜んでいました。
しかし、200gを図るのが面倒だという理由で、わずか9日しか続きませんでした。その後は、計る必要のない1日1食ダイエットに戻ってしまったようです。
レコーディングダイエット
HIROさんは、1日1食などの食事制限とともに実践したのが、「レコーディングダイエット」。食べたものをすべて記録していくと言うものです。食べたものを書いて残すことで、客観的に食事や体重を把握することができるのですね。
また、レコーディングダイエットの流行の元である岡田さんは、「書くのが面倒になってきて、書きたくないから食べなかった」とも言っていました。ルールを決めることで、食べることを我慢する効果もあるようです。
運動
HIROさんは、スポーツトレーナーによる運動も行っていました。ダイエット開始から約2か月たってからジムトレーニングにデビューです。内容は以下のようなものでした。
・レッグプレス 20回×3セット
・ラットプルダウン 10回×3セット
・バーチカルチェスト 10回×3セット
・サイクリング 15分
- ・ランニング
筋力トレーニングと有酸素トレーニングの両方が入ったメニュー構成になっています。
レッグプレスは、マシンを使用した下半身の筋肉を鍛えるもの。ラットプルダウンはバーベルを利用した肩周りから背中の筋肉を鍛えるもの。バーチカルチェストもマシンを使用したトレーニングで大胸筋メインに鍛えるものです。
全身をまんべんなく鍛えているだけではなく、消費カロリーの高い、大きな筋肉を集中的に鍛えていることがわかります。
筋力トレーニングにはBIG3と呼ばれるくらい重要な3種目があり、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトのことを指します。この3種目だけで筋力アップも体脂肪減少も可能であると言われます。
HIROさんのトレーニングはBIG3ではありませんが、マシンを使用してBIG3で鍛えるのと同じ筋肉を、より安全に鍛えています。たとえば、バーチカルチェスト。これは専用のチェストプレスマシンに座って、水平に腕を動かしていくトレーニングです。
BIG3だとベンチプレスで大胸筋を鍛えるところですが、高重量のバーベルを体の上に落下させてしまうと大きな事故につながります。
また、マシンを使うことでフォームが安定しやすく、トレーナーからの指導を受けやすい利点もあります。HIROさんはもともと相撲の世界にいたので、筋力トレーニングの基礎があったとは思われますが、現在の健康状況や体重、脂肪量などを考慮したトレーニングメニュー構成になっていますね。
同時に有酸素運動を行うことで、体脂肪を積極的に燃焼させています。サイクリングとランニングの両方を行うことで、体の負荷を分散しつつ、多くの筋肉を使うようにしているのですね。ランニングだけだと膝の負担が大きそうですから、これは効果的ではないかと思います。
安田大サーカスHIROの現在
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