肉食は死なず、「東京カレンダー」の世界(日経MJ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25856270Y8A110C1H11A00/?ap=1
高級レストランに集まった東京カレンダーの愛読者(東京都港区のテーブルナイントウキョウ)
まさにハイスペック。20代後半にして年収は1000万円を軽く超え、ルックスも申し分ないエリートサラリーマン。
「丸の内OL」なら六本木のクラブのVIPルームから電話1本で呼び出せる。
でも本命は別。自分に見合う女性を探して今夜も美女と西麻布のあの店へ――。
これは東京カレンダーに出てくる「港区男子」のイメージだ。
同誌の発行部数は5.5万部(公称)。出版不況の中、11月号、12月号で最高部数を更新した。
登場人物は暑苦しいほどギラギラした生活をおくるが、彼らは決してフィクションではない。「とりあえず『泡』でいきましょうか」。
東京・港。品川プリンスホテル39階「ダイニング&バー テーブルナイントウキョウ」で港区男子4人がテーブルを囲む。
乾杯は当然シャンパンから。「ビールが飲めない女性もいる。『泡』なら間違いない」。
丸の内の外資系金融機関に勤めるタカさん(25)はグラスを傾ける。東カレを読み始めたのは2年前。雰囲気のいいお店は常に探している。
「単価は一人1万円ぐらい。きめたいときは一人2万円は普通」。
もちろん女性に財布は出させない。「ハナから出さない気の子はきついけど」と言いつつ帰りのタクシー代も惜しまず出す。港区男子にはなりたくないと言いつつ「周りにいますよ。まんま港区男子の友人とか」と笑う。
「東カレは共通言語。女性とのごはん会で話題に出て盛り上がるから」と会社でも回し読みする。
ボーナスが6ヶ月だとしたら月給45万だしそんな生活できないでしょ
手取り800行くわけないだろ馬鹿
確かに住民税だけで10%だしもっと安いか
君の知らない世界が東京にはあるんだよ。
なぜ神奈川県民が言うのか
草
歩合の営業職以外だぞ
普通の会社員は無理だろうな
特に上場企業
あるとするならテレビ局か総合商社
外資系金融なら余裕だが。
外資系金融なんて65まで勤められるようなとこじゃねえだろ
下手したら40前に肩たたきだろ
それがこんな金遣いして将来にどういう見込みがあるんだ?
そもそも65まで働こうなんて考えはない。稼げる間に十分稼いで若い内にセミリタイアだったりするからな。
年収「1000万円以上」の高収入男性の家賃や部屋をご紹介。
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まあこれ
ある意味正しい
プロスポーツ選手に近いわな
30半ばでほぼ一生分稼ぐから関係ないよ
おれも9年いて2億いったし ガツンと稼いで、あとはベンチャー行ったりのんびり実家の家業継いだり、同期や先輩は移住したりしてる
最近はFinTech分野の出資やらで知り合い見るけど
商社でも20代で1本は厳しいぞ。
民放テレビ局ならADなどはこき使われまくってるから、残業代込みでいくかな。
むしろAD時代の方が働きまくってる分金使わんし。
中途半端に偉くなっ方が後輩におごったり、業界内の付き合いで交際費がかかってしまうって知り合いのディレクターは言ってた。
年収「1000万円以上」の高収入男性はいくらの家賃で、どんな部屋に住んでいる?
全人口でわずか5.8%しかいない高収入男性のお部屋の中を徹底取材!
いつかは大台を突破したい――男性の多くが夢見る年収1000万円のライン。
ただし、現実はなかなか厳しいようで、国税庁の「平成24年民間給与実態統計調査結果」によると、年収1000万円以上の男性は全体の5.8%と決して多くはない。
会社組織のなかで厳しい競争を勝ち抜いた、もしくは、自ら起業して事業を成功させた、ほんの一部の男性だけが、年収1000万円台に到達していることが伺える。
このまま年収をキープできるのかと不安も多いだろうが、原則的には「勝ち組」といえる年収1000万円超えの男性。彼らは一体どんな暮らしをしているのか。訪ねたのは30〜40代男性3人。働き方や職業もさまざまな彼らの住まいを覗いてみよう。
年収1200万円、港区在住Oさん(35歳)の場合
職業 | 広告 | |
家賃 | 17万円(1LDK) | |
築年数 | 13年 | |
アクセス | 最寄駅から徒歩1分ほど | |
居住歴 | 2年 |
「最寄駅から雨の日も濡れずに移動できる近さ、周辺環境の賑やかさや利便性、部屋から見える夜景が気に入って、内覧1部屋目で決めた部屋に住んでいます。LDKは食事をしたり、友達を招いたりする部屋として使っています」
駅徒歩1分、高層階、周囲に店が多いなど、かなり恵まれた立地に住むOさん。暮らしやすさをご自身に採点してもらうと「100点」だとか。
「間接照明や差し色を入れる形で、生活感のない部屋を目指しています。収納スペースが広めなので、見せたくないものは全部隠していますね。収納スペースが広い、というのは、物件選びの際惹かれたポイントでした。
この部屋に住むまでは休日も外出するばかりで、部屋は『寝るだけの場所』と化していたので、インテリアにはまったくこだわっていませんでした。でも、2年前に引越してからは、この部屋がかなり気に入ってしまいまして……。『休日もまったり過ごしたい』と思える部屋にしたくて、インテリアに凝るようになったんです。
狭い部屋に住んでいたときと比べて、開放感あふれる空間にいると、気持ちにゆとりができるとわかりました。次に引越すときは、都心から少し離れてもいいので、1部屋が10畳以上ある広めの物件に住みたいです。そのときは賃貸ではなく、購入になると思いますが」
インテリアにこだわる人にとって、収納スペースの広さはマスト項目のひとつ。普通のクローゼットよりは、より収納力の高いウォークインクローゼットというように、できるだけモノを隠して、生活感を見せたくないと考える人が多いようだ。
年収1500万円、世田谷区在住Fさん(33歳)の場合
職業 | 経営者 | |
家賃 | 18万円(2LDK) | |
築年数 | 16年 | |
アクセス | 最寄駅から徒歩6分ほど | |
居住歴 | 1年2ヵ月 |
「ファミリータイプの広めな物件に、妻とふたり暮らしをしています。最寄駅から近いこと、都心へのアクセスがよいこと、ほどよい交通量の通り沿いにあること、周辺に夜遅くまで営業しているお店が多いことなどが気に入っています」
空気の汚さが気になるため、大型車などが通行する大通り沿いは避けていると話すFさん。喉の病気にかかりやすくなったり、洗濯物を外に干せなかったり……といったデメリットは、奥さまも気にしていたそう。
「個室は6帖で、机とセミダブルベッド、本棚、小さめのテレビを置いてもまだスペースがあります。大きめのクローゼットがついているので、服や鞄などのファッションアイテムはすべて収納しています。
最近になって、マンション購入を検討し始めました。35歳くらいまでには、購入しておきたいですね」
6帖と、広すぎず狭すぎない個室は、天井の高さまである大きめのクローゼットがあるため、余裕を持って使えているようだ。
「部屋はLDKを夫婦共用空間、残り2部屋をそれぞれの個室として使っています。私がかなり書籍を多めに所有しており、本棚を複数置く必要があったので、LDKは10帖以上とやや広めです。
ベランダもありますが、室内に洗濯物を干しても、十分な広さがあります。共働きでふたりとも平日は帰宅が遅いので、室内干しできるスペースがあると助かりますね」
個室はそれほど広くなくてもいい、とFさんは話す。
それ以上に、共有のものを置いたり、家具を置いたりするLDKの広さを重要視していることがうかがえる。
年収1000万円、愛知県在住Kさん(43歳)の場合
職業 | 人材系 | |
家賃 | 6万4000円 愛知県、1LDK |
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築年数 | 13年 | |
アクセス | 最寄駅から徒歩7分ほど | |
居住歴 | 2年 |
「2年前に転勤で、愛知県に引っ越してきました。家賃は共益費・水道代込、1LDKの間取りなのに6万4000円と、かなり安くて最初はびっくりしました。東京に住んでいたときには、考えられなかった金額です」
先に紹介した2人は都内在住だが、Kさんは愛知県在住とあって、都内の同じような物件よりも10万円ほど安いのが特徴。東京の家賃がいかに高いかが分かる。
「管理職ということもあり、仕事ではストレスが溜まることも。そのため、住まい探しをする上では『都心部の喧騒がないこと』『リラックスできること』を重要視して物件を借りました。借りたのは、目の前に畑が広がる立地の物件。都心で暮らしていたころを知る友人からは『病んでる?』と心配されたこともあります(笑)。夏に窓を開けると、カエルの大合唱が聞こえてくるのも、自分としては結構気に入っているのですが……」
窓を開けると田舎の風景が広がる。一方で、名古屋市街へも30分ほどで出られるそうで、田舎と街のいいとこ取りのようにも感じられる。
「部屋のこだわりは、自分の好きなミュージックビデオが大画面で、高音質で楽しめる環境づくりをしていること。帰宅後や休日に大好きな音楽を聴くのが至福の時間です。
また、あまり多くのものを持たないよう、常に意識して暮らしています。転勤が多い仕事なので、いつでもサッと引越しができるよう、身軽な状態でいるのが理想。
今後また転勤があったり、ライフステージが変わったりした場合も、日当たりがよく、適度に広く、静かな環境にある、築10年以下の物件に住みたいですね」
できるだけ都会に住みたい「利便性重視」派もいれば、Kさんのように都会に近い田舎に住みたい「まったり感重視」派もいる。なるべく駅近で、アクセスさえよければ、ほどよく田舎に不動産を持つのもありだろう。
1000万円を超える収入があるとはいえ、いずれの男性も、堅実な暮らしを心がけているように見受けられた。収支のバランスに合った物件に住まい、いつかは物件を所有することを想定してか、貯蓄への意識が高いことも一因にあるようだ。
安定した収入があるというのは、入居者として迎え入れるにはうれしい条件。彼らの心を掴む物件には、「きれいさ」「快適さ」以外にも、収納の多さや駅に近いことなど様々な要素が求められているようだ。