国民的人気アニメ「サザエさん」の4月以降のスポンサーが通販大手のアマゾンジャパン、ベビー用品専門店の西松屋チェーン、大和ハウス工業に決まったことが30日、分かったが、これを受けネットでは、サザエさんの歌詞が「否定される」と心配の声が上がっている。
サザエさんのオープニング曲は誰でも口ずさめるほど馴染み深いものだが、その中にサザエさんが財布を忘れて、出掛けてしまうというくだりがある。これにネットは反応。通販大手のアマゾンがスポンサーとなったことから「もう、買い物しようと町まで出掛ける必要も無いし、財布を忘れてもカード決済なので心配ないな」「買い物しようと町まで出掛けなくなるサザエさん」「財布のかわりにパスワード忘れるのかな?」などの声が上がった。
また、サザエさんに出て来る「三河屋」さんを心配する声も。「飲食物もアマゾンパントリーがあるので、三河屋さんの今後が心配」「磯野家には、今後も三河屋を利用してほしい」などのつぶやきが上がっていた。
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サザエさんのスポンサー争いに敗れた高須院長「悔しいなう」 ツイッターで無念さにじませる
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東芝が経営合理化を理由に3月末で降板する国民的アニメ「サザエさん」の新スポンサーが決まったことを受け、名乗りを上げていた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が自身のツイッターなどを更新し「奮闘努力のかいもなく大企業の皆さんに力負けした」などと敗戦の弁をつづり反響を呼んでいる。
高須氏は昨年11月1日、ツイッターに「電通とフジテレビにすぐに連絡した」と報告し、スポンサーに意欲を見せていた。今月30日のツイッターでは「いま広告代理店から報告。『サザエさん』のスポンサー入札に負けてしまった。一番に手をあげて『邪魔するな』ってお願いしたのに…」と報告。「奮闘努力のかいもなく大企業の皆さんに力負けした。悔しいなう」と無念さをにじませた。
また同日の自身のブログでは、「広告代理店に提示されたスポンサー料で一番にオーダーした。広告業界では電話一本で話が決まる 普通はこれで契約は終わりのはずだ」と明かし、「大企業のスポンサーと代理店との入札競争になってしまい、負けてしまったそうだ。オークションなら手を上げ続けたんだが…入札とは知らなんだ」と選に漏れた経緯をつづった。
これを受け、ツイッター上では「高須先生でも『悔しい』があるのか」「日本のいいものを残そうとする取り組みを心から尊敬します」といった激励などが寄せられた。
「サザエさん」枠はフジのドル箱?推定スポンサー料は1社で年間8億円か
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東芝が経営合理化を理由に約48年間続けてきた国民的アニメ「サザエさん」(日曜午後6時30分、フジテレビ系)の番組スポンサーを3月末で降板するのに伴う新スポンサーに、ベビー用品専門店の西松屋チェーンやインターネット通販大手アマゾンジャパン、大和ハウス工業が決まったことが30日、わかった。スポンサー候補としては美容外科「高須クリニック」がいち早く手を挙げていたが、落選。そのスポンサー料は――。
「サザエさん」のスポンサー入札では10社近くの参加企業から選定が行われたという。
東芝が撤退を表明した昨年11月、「高須クリニック」の高須克弥院長(73)がいち早く手を挙げ、広告代理店とフジテレビに連絡したことをツイッターで表明していた。
高須氏は1月30日、ツイッターで「いま広告代理店から報告。『サザエさん』のスポンサー入札に負けてしまった。一番に手をあげて『邪魔するな』ってお願いしたのに…奮闘努力のかいもなく大企業の皆さんに力負けした。悔しい なう」と“敗北宣言”した。
ご立腹のようだったが、その後、フジ側のおわびを受けたようで、再びツイッターで「フジテレビの偉い方から丁寧なお詫びを頂いた。誠意はわかりました。かっちゃん(高須氏)はもう愚痴りません。仲良くやりましょう。なう」と怒りをおさめた。
さらに「LINE(ライン)」の舛田淳取締役もツイッターで、入札に敗れたことを明かし「残念」とつぶやいた。
東芝が48年にわたり「サザエさん」のスポンサーを務め、1998年まで1社提供を続けていたことで、番組冒頭やエンディングでサザエさんが語る「エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りいたします(いたしました)」のセリフが耳に残っている。
新スポンサーとなる西松屋チェーン、アマゾンジャパン、大和ハウス工業は、日曜日の夜に家族が揃って楽しめる人気番組で、3社はいずれも提供企業に加わることでイメージアップなどの宣伝効果を期待している。気になるスポンサー料はいかほどか。
「推定ですが、1社で月7000万円前後、年間約8億円といわれています。一般の視聴者は高いと思うでしょうが、大手企業にしてみれば、すべての世代の男女に訴えられることで、企業イメージを上げると思えばさほど高くないでしょう」と広告代理店関係者。
さらに最近の視聴率低迷で落ち目のフジテレビにあって、このサザエさん枠だけは“ドル箱”ともいわれていた。
別の代理店関係者は「視聴率も安定していたし、視聴者層もはっきりしていたので、フジでは他の時間枠が値段を落としていたのに、この時間枠だけは値段が下がらなかったといわれている」とも。
東芝は、エアコンやカラーテレビといった家電の普及が進んだ高度経済成長期末期の69年に「サザエさん」の提供を始めた。事業の軸足がパソコンなどの情報通信分野に移り、98年に1社提供から撤退。2016年に白物家電事業を中国企業に売却したことなどから、スポンサーを続ける意味合いが薄れ、昨年11月に降板を発表していた。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/14234012/ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000502-san-ent http://news.livedoor.com/article/detail/14239798/