SMAPの名前に由来した番組が全て終了の原因
ジャニーズ事務所への忖度か?
テレビ番組の改編期が近づいている。大きなニュースが続いたせいか、あまり話題になっていないが、SMAPの名前に由来した番組が3月ですべて打ち切りになる。
『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)と『おじゃMAP‼』(フジテレビ系)だ。その陰にはジャニーズ事務所に対する忖度があったのでは、という報道が出ているが……。
SMAP解散、そして香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎が独立した後、早々に3人の番組打ち切りの話が出てきたのだが、
「打ち切りになったのは『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)だけでした。各テレビ局内では、もはやSMAPは存在しないのに、その名前が付いた番組を継続させるのはどうなのか、という意見が出ました。
だからと言って、すぐに打ち切りにすれば、ファンが黙っていないでしょうし、局が事務所の圧力に屈服した、などと叩かれるのは目に見えていました」(スポーツ紙記者)
すぐに番組がなくなることはなかったが、業界内では、
「次の改編期には間違いなく打ち切りになる」
という声は多かった。
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「『SMAP』という名前が番組名に入っていたからというだけでなく、そもそもどの番組も、視聴率は伸びていません。
横ばいか落ちているものもあります。『「ぷっ」すま』は20年近く放送されている長寿番組ですが、さすがにマンネリ感はぬぐえません。局としては解散・独立騒動が起きる前から、そろそろ打ち切りにして新しい番組を立ち上げたいと考えていたようですし」(芸能プロ関係者)
しかし、事務所との関係を良好に保つためには、そう易々と番組打ち切りを断行できない。それはジャニーズに限ってのことではないが、
「だから、独立はいいタイミングだったのですが、世論が打ち切りを許さない状況でした。ここにきて、決定したのは、騒動も沈静化したことで、もう局側が非難されることもないだろうと考えてからでしょう。特に“忖度”があったわけではありません」(前出・スポーツ紙記者)
国民的アイドルとなったSMAPのメンバーが出ていたとしても、特定のファン層だよりの番組には限界があるということなのか。
「テレビ東京の『池の水ぜんぶ抜く』や『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』も注目されています。
局内でも、これからは人気アイドルなどの出演者に頼らず、低予算でも、視聴者が見たくなるような番組を作るべきだという声が大きくなっています」(広告代理店関係者)
騒動の影響は意外なところに及んでいる⁉
ジャニーズ事務所のネット写真解禁は社長交代への布石か
ジャニーズ事務所がついに、所属タレントの写真をインターネットのニュースサイト上で使用することを解禁した。
写真の使用にはルールがある
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通常、記者会見や舞台挨拶、映画やドラマのロケなどでマスコミを呼んだ場合、そこで撮影されたタレントの写真や動画はウェブサイトも含めて各媒体で紹介される。しかし、
「ジャニーズ事務所は所属タレントの写真をインターネット上で使用することを禁止していました。それは、ネット上で肖像権に関するルールが整備されていないことが大きな理由でした」(ネットニュース関係者)
また映画のポスターや雑誌の表紙などもウェブ上で掲載不可とされていた。
「所属タレントが写っている雑誌が写り込むことすらもNGでしたね」(スポーツ紙記者)
今回、二次使用やコンサート本番の写真が使えなかったりなど、すべてが解禁となったわけではないが、少なくとも今後は記者会見や舞台挨拶などの写真は記事と一緒に使えることになったわけだ。
昨年、堂本光一が雑誌のインタビューで、“ジャニーズ事務所も積極的にネットに参入するべきだ”と語っていたが、所属タレントの進言に触発されてか、ジャニーズ事務所は続々とネット対応を進めてきている。
「すでに事務所のオフィシャルサイト上には、所属タレントの顔写真が掲載されています。また、ファンクラブ会員のウェブ登録やコンサートの電子チケットの導入なども済んでいます。
ジャニーズWESTのメンバーが出演したドラマがNetflixで配信されたり、岡田准一のLINE LIVEへの出演、木村拓哉のLINEスタンプ、CM出演などネットでの露出が増えています」(前出・スポーツ紙記者)
一方でこんな話も聞こえてくる。
「今さらネットで写真が解禁されても、大きな影響はないと思います。ただジャニーズ事務所が大きく変わる第一歩にはなると思います」(芸能レポーター)
それまでも少しづつ変化が感じられたが、SMAP解散・独立騒動をきっかけに、ジャニーズ事務所に大きな地殻変動が起きているという。
「今年は所属タレントの結婚ラッシュになるだろうと言われていますが、社長の交代もささやかれています。それに伴い、社員のマネジメント方法や人事制度の転換も着々と進んでいるそうです。また、社屋も移転し、今までバラバラだった系列会社が全部一か所に集められるという話も出ています」(前出・スポーツ紙記者)
“個人商店”から脱却し“企業”を目指すのか⁉ 今年もジャニーズから目が離せない。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/14275998/ http://www.jprime.jp/articles/-/11603