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【閲覧注意※】『事古又物件アワード2017』1位は“あのアパート”『大島てる』管理人が「圧倒的に1位」と語る物件とは

 ニコニコ生放送番組「冬のホラー百物語」を記念し、放送前夜に特別番組『ホラーアシスタント女子会』が放送されました。お笑い芸人の松原タニシさん、映画監督の寺内康太郎さん、女優の小松彩夏さん、ニコ生ホラーの女性アシスタント川居尚美さん杉本笑美さん金田萌黄さんが出演し、事故物件の情報提供サイトを運営する大島てるさんをスタジオに招き、事故物件を紹介しました。

 『事故物件アワード2017』と題し、2017年に大島てるさんが調査した事故物件を紹介するコーナーでは、大島さんによる座間の“あの物件”の不動産価値について解説を行いました。

前列左から松原タニシさん、小松彩夏さん、川居尚美さん、杉本笑美さん、金田萌黄さん、後列左から大島てるさん、寺内康太郎さん。

霊現象? 同じ場所で繰り返し発生する事故物件

松原:
 『事故物件アワード2017』ということで、事故物件を大島てるさんに紹介していただきたいと思います。

大島:
 ではまずこちらのスライドをご覧ください。

大島:
 神奈川県内の某アパートです。火災が発生し、死者が出たところです。木造アパートで火事が起こって人が亡くなるとこうなります。左上の部屋が火元でしょうか。火事の範囲が1平米でも亡くなる場合もありますし、逆に大火事でも怪我人がないということもあります。

松原:
 他にもあるんですか。

大島:
 はい、次の写真にいきましょう。

松原:
 あれ、綺麗ですね。

大島:
 これは孤独死があった物件で、リフォーム後に立ち会わせていただきました。ですが、窓の奥に隣のアパートが見えると思うのですが、実はそこでも数年前に殺人事件が起きた部屋です。ここは閑静な住宅街で事件事故も少なく治安もいいのですが、たまたまこの2件が隣同士になっています。

次の写真がコチラ↓↓


松原:
 次の写真にいきましょう。

大島:
 これは北海道のものですが、また火事です。

松原:
 この木の板は何でしょう。

大島:
 119番通報があって、消防や救急が駆けつけてここから突入した跡です。一人暮らしで鍵がかかっていますから、外から扉を壊しています。ここから鍵をこじ開けるのですが、そのままだと防犯上よくありませんから、応急処置として上からベニヤ板を貼っているのだと思います。

 もう1枚あります。

大島:
 これは大阪の物件ですが、同じシチュエーションの火事で、ドアが頑丈な場合、切断するしかないのでチェーンソーで切っています。

寺内:
 霊現象的なものはありましたか。

大島:
 先ほどの孤独死の物件などはまさにそうなのですが、同じ場所で繰り返し起こるというようなことがあります。霊現象かどうかはわかりませんが、治安がいいのにどうしてここばかり? というのは気になりますね。

地下階段の死角でホームレスとみられる遺体を発見

大島:
 次の写真はこちらです。階段を下っていった部分で遺体が見つかりました。ちょっとわかりにくい部分で、ホームレスと予測される人が暮らしていても気づかないし、死んでいても気づかないのではないかと思います。

松原:
 これはどの部分が事件、事故なのですか。

大島:
 駐車場ですね。

松原:
 でも事件・事故は住めば都ですからね(笑)。

大島てるが選ぶ、事故物件アワードは…続きはコチラ↓↓
 

 

座間9遺体事件の物件は「オカルト的な怖さはない」

大島:
 では次は例の物件の写真をご覧ください。

杉本:
 座間9遺体事件【※】ですよね。2階のブルーシートの場所が現場でしょうか。

※座間9遺体事件
2017年10月31日に発覚した死体遺棄事件。 神奈川県座間市の当時27歳の男が住むアパート室内で、若い女性8人、男性1人の、計9人とみられる複数人の遺体が見つかっている。 

大島:
 そうですね。YouTuberが殺到していましたね。

松原:
 住人はまだ出ていっていないんですよね。昨日の段階でお祓いは済んでいるのかな、ツイッターでも「タニシさん次の家として住んでください」と言われましたけどね。でも……住めないことはないですから。もし僕が住んで、何もないということがわかれば大家さんは喜ぶかな。

 その部屋自体は警察の捜査があるのでまだまだ空かないでしょうけど。でも、あの物件って値段下げてなくて2万2000円のままですよね? これがてるさんのアワードですか。

大島:
 同じ部屋で9人というのは、聞いたことがない。戦後から数えて圧倒的な1位ですし、先日の相模原しかり神奈川ばかり続いているのが不思議なんですけれども、あれはやはり一度にたくさん殺したということで連続殺人ではなく大量殺人というくくりですね。

 座間の件は短い期間ですけど、次々と殺していくというこれは連続殺人ということになるので、それでカウントすると数としては最多ということになると思います。しかし同一犯の犯行ですから、オカルト的な怖さはないかなと思います。無関係に自殺が続いてしまうという物件があるのですが、これと比べると犯人が捕まったわけですから、これで終わりでしょう。

杉本:
 生々しさが残っているという怖さがありますよね。痕跡がある。霊は痕跡がないイメージがあります。ですが今回の座間市の事件は完全に痕跡が残っていますからね。

松原:
 聞いた話なのですが、3階建てのハイツで大家さんが1階で管理人をやっていたんですが、3階の住人を殺したんですよ。その部屋が空き物件で募集しているんですが、その殺した大家さんが精神鑑定で不起訴になって、戻ってきてまた1階の部屋で大家をやっているという物件があるらしくて。そこは本当に住みたくないなって思います。

 幽霊も怖いけれど、人間もなかなか怖いなっていうのも踏まえて、事故物件に住みましょう。

 

引用元:http://originalnews.nico/68800