アイドルを熱烈に応援するアイドルファンが、本気で恋してしまった状態、“ガチ恋”。
今回のニコニコワークショップではアイドル活動の経験のある配信者のむらまこさんを講師に、同じく配信者のやみんさんがMCを務め、関慎吾さん、アイドルグループ おやすみセカイのりかぴさん、来夢みうさんがファンと握手会で接している様子を実演しつつ、“ガチ恋”ファンの実態について語りました。
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やみん:
チェキの時間は決まったりしているんですか。
りかぴ:
チェキ券が2枚だと1分30秒で、1枚だと45秒です。
むらまこ:
AKB48より長い! 確かに1分30秒会話してくださいって言われると結構長いですよ。
やみん:
では関さんとむらまこさんで握手の実演をしてください。
関:
握手が強いんですよ。それがいいと思う人もいると思うけれど、おやすみセカイさんのほうが握り方が優しいんですよ。力強く握っちゃうと、手の柔らかさが伝わらないんです。
握った瞬間にか弱い女の子だなっていう気分になって、守ってあげなきゃと思っちゃいます(笑)。
やみん:
守られたくないですよね?
来夢:
嫌です(笑)。
“ガチ恋”アイドルファンの良い点・悪い点
やみん:
続いてのテーマはガチ恋の良い点、悪い点です。
むらまこ:
どんなイベントでも来てくれます。あとはDD【※】誰でも大好きではなくて、私だけを見てくれるんです。他のアイドルの物販にも行かないし、私だけにお金を落としてくれます。
悪い点は、こちら側が興味がないと、もうライブに来なくなっちゃったりします。一人の女の子として見ているので、興味がなくなると来なくなっちゃいます。あとは他のお客さんや、男性の共演者にやきもちを焼かれます。そして私に恋人ができると、急にアンチになります。チェキを燃やされます(笑)。
※DD
「誰でも大好き」(Daredemo Daisuki)の頭文字。特定のアイドルのファンにならずに、複数のアイドルを掛け持ちで応援している人のこと。
やみん:
ちょっと怖いよね。
むらまこ:
「自殺するわ」とか、いってくる人とかいます。
やみん:
それはちょっと深刻だね。
むらまこ:
買ってきた自殺用の縄を写真で撮って、それを使って構ってちゃんをする人とかいますね。
アイドルが変な男と付き合うと夢が持てる
やみん:
りかぴさんはガチ恋の良い点と悪い点についてはどう思いますか。
りかぴ:
最近、DDの人が多いんです。でもガチ恋だったら、結構一途でいてくれるんじゃないかなと思います。でもやっぱり悪い点のほうが多い気がします。
関:
自分は恋しちゃいけないのに、他人には愛されたいって、結構都合いいですよね(笑)。KinKi Kidsの『愛されるより愛したい』を聞かせてやりたいですよ(笑)。
りかぴ:
悪い点はすぐにいなくなっちゃうところです。よく、「ガチ恋は2カ月まで」といわれるのですが、ガチ恋になると、頻繁にライブに来るんですよ。でも2カ月経ったらいなくなる人がほとんどだと聞きますね。
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やみん:
私、アイドル好きでいろいろ見ていますけれど、アイドルが付き合う相手として、イケメンなら許せると思うのですが、関さんみたいな変な人だったら失望しちゃいます。
関:
どういう意味なの。
やみん:
見る目ないなって(笑)。
関:
でもファンには「こんなやつでもアイドルと付き合えるんだ」って夢を与えることができるんじゃないですか。
AV男優もそうじゃないですか、変なオッサンとかばっかりじゃないですか。男に夢を持たせるのはAVもアイドルも一緒なんじゃないですかね。
ガチ恋よりも応援してくれるファンのほうがありがたい
やみん:
最後のテーマです。「アイドルを応援する作法は?」です。望ましいファンについてお話をしてください。関さんには、アイドルとこういう関係でありたいというものはありますか。
関:
そんなの結婚したいに決まってるじゃないですか(笑)。AKB48の『遠距離ポスター』という曲があるんですが、距離感的にはああいう感覚ですよ。あの曲の歌詞がアイドルとファンの距離感を上手く表現していて、秋元康は天才だなと思います。
むらまこ:
もし結婚できなかったときに暴れませんか(笑)。狙ってる女性とアイドルって一緒ですよね。
関:
確かにそうですね。好きだった子がたまたまアイドルだっただけです。
やみん:
おやすみセカイさんは、どんなファンの方が望ましいですか。
来夢:
純粋に応援してほしいので、ライブ中はコールをたくさんしてほしいです。振りコピとかもしてほしいです。
りかぴ:
きょう、いろいろお話を聞いていて、やっぱりガチ恋よりもアイドルとして応援してくれるファンの方のほうがありがたいですね。