2月8日から16日にかけて行われたニューヨーク・ファッション・ウィーク。時には、前衛的で大胆なファッションに目が釘付けになることも。その中でも一際目立っていたのが、KAIMINのランウェイ。
KAIMIN のショー全体のテーマは多様性と寛容。この陰部用ウィッグは、個性の受容を表現しているという。KAIMINのプレスリリースは「ショーのライブビデオで表現し、ランウェイのモヒカンウィッグでも強調したとおり、個性の受容が人間の膣なのです」と説明した。
女性の陰部用のウィッグは新しいものではない。
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今回、KAIMIN のショーで使われたウィッグは、健康衛生問題とは一切関係がない。自分の体と、特に自らの独自性に誇りをもつことを訴えている。
もちろん、陰部用のウィッグがすべてじゃないけれど。
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かなりの注目を集めたことは間違いない。
ふんどし姿の美男美女がランウェイ…世界初「ふんどしファッションショー」レポ
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「ふんどしファッションフェスティバル」
ハロウィン本番を控えた10月29日、台風の日曜日。7月にパナソニックが立ち上げたばかりの施設、東京・渋谷の100BANCHに人が集まった。
「ふんどしファッションフェスティバル」を見るためだ。
会場では、世界初のふんどしファッションショー、ふんどしの脱ぎ方を競うコンテストなど、ユニークな催しが行われた。
既存のふんどしのイメージを覆すスタイリッシュなデザインでバリエーション豊かなふんどしが披露された。
一部女性も支持 世界へ発信するスタイリッシュなふんどし
2018年で100周年を迎えるパナソニックが「100年先の世界を豊かにするための実験区」として開設した100BANCH。
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若い世代を中心としたチームに場所や機会を提供、支援していくという。その第1期プロジェクトとして支援対象に選ばれた1つが、東大院生2人で立ち上げたベンチャー企業・株式会社ふんどし部だ。
ふんどし部は、文字通り、ふんどしを製造・販売して世界に発信することを掲げる。男性だけではなく、デザイン性の高い女性用のふんどしを開発し、一部の女性客を開拓しているという。
「ふんどしファッションフェスティバル」は、その足がかりとして新たに発足したイベントだ。事前にクラウドファンディングサービス「Makuake」にて資金募集が行われ、支援者には「ふんどしファッションフェスティバル」への特別招待といった特典が用意されていた。
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美男美女が気品あふれるふんどし姿に
「ふんどし」と聞くと、オーソドックスな赤いふんどしを想像する人が多いかもしれない。
しかし、世界初とされている「ふんどしファッションショー」では、その想像を超えるふんどしにお目にかかることができた。
和風デザイン、ギンガムチェックのブリティッシュ風デザイン、デニム、ダウン素材、SFテイスト、剣道……何も知らされずにこの文字列だけ見たとしたら、これらすべてがふんどしのことだと誰がわかるだろうか。
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バラエティに飛んだふんどしを身につけた美男美女が、ランウェイを堂々と歩く姿は不思議と気品にあふれ、観客たちは固唾を飲んで見守っていた。
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白熱の「世界ふんどし脱ぎ方コンテスト」では会場に笑いの渦が
世にも珍しいふんどしファッションショーを目撃、さらに日本酒が振舞われていたおかげもあって、会場の空気は暖まっていた。
そんな中で始まった「世界ふんどし脱ぎ方コンテスト」は、緊迫のファッションショーとは打って変わって、白熱しつつも観客からのツッコミや笑いの渦が終始巻き起こるパフォーマンスだった。
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コンテストには、ふんどし部の代表取締役社長・星野雄三さん曰く「ふんどしを脱がせたら右に出る者はいない脱ぎストたち」9名が集結。
出場者たちは上半身裸になり、いずれも引き締まった肉体を惜しげもなく披露する。もちろん股間はふんどしで包んでいる。ただし今回は、股間を包んだふんどしの下には事故防止のためにパンツが着用されていた。
そして審査員は、お笑い芸人・整体師の楽しんごさん、競輪選手として3度オリンピックに出場し銀メダルも獲得している長塚智広さんといった豪華な面々。
ここでは、脱ぐタイムや美しさ、発想などを競う計3種目がトーナメント形式で行われた。
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開始早々、誰よりもふんどしを履き、脱ぎ慣れているはずのふんどし部取締役・野田貴志さんが初戦で敗退するという番狂わせも。
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華麗な側転脱ぎで会場を沸かせた選手や、正座から膝を使って身体移動を行う膝行(しっこう)脱ぎを披露して独自の世界観を貫いた選手など、「ふんどしを脱ぐ」という行為を洗練したパフォーマンスに、会場も大いに盛り上がった。
来場していた女性客から黄色い声援が飛ぶ場面もしばしば。
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優勝は、鍛え抜かれた猛者たちの中でも一際たくましい筋肉が目を惹く男性が選ばれた。筋骨隆々な体躯とのギャップがあまりにシュールな「魔女の宅急便」という独特の脱ぎ方で会場を沸かせた。
楽しんごさんが「純真な人たちの集まり」と評した通り、一見バカバカしいけれど、時間をかけて独自の脱ぎ技を開発・練習してきただろうことがうかがえる出場選手全員に、拍手が絶えなかった。
「世の中からパンツを駆逐したい」ふんどし部代表
日々たゆまぬ鍛錬を重ねていることを雄弁に物語る筋肉と、股間を優しく包み込むふんどしとのマリアージュは、どんな言葉よりも圧倒的な説得力をもって、来場者の目に焼きついたことだろう。
「世の中からパンツを駆逐したい」──自身も鍛え上げた見事な肉体を披露していた代表・星野さんの言葉だ。
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ふんどし部を取材したのは初めてだったが、「打ち合わせにもふんどしで現れる、移動もふんどし姿」という噂は耳にしたことがあった。もちろん、彼女とのデートもふんどし。というより、ふんどしデートを許してくれる人でないと付き合えないとか。
「ゆくゆくはふんどしをオリンピックの競技種目にしたい」という言葉の真意はわからないが、旧来のイメージを打ち破るふんどしの進化を垣間見た。