でも、灰だらけになって眠る親父の顔を見て、一生目覚めないその顔を見て、それが現実だとわかった。

悲しくて、涙が止まらなかった。

でも、同時に誇らしかった。

親父は灰だらけでボロボロで、もう目覚めなかったけれど、あの日の火事では、全員救出できたそうだった。

最後まで、「人を助けるっていう情熱」を失わなかった。

他人から見ればただの一介の消防士にすぎないだろうけど、オレにとっては、最後まで最高にかっこいい親父だった。

そんな親父の最後が誇らしくて、何故かさらに涙が溢れた。

 

続きはコチラ↓↓