【幻の秘話】ドラえもん「道具を使って本気で戦いたいだって?」 ⇒ あの道具、こんな使い方あったのかよww アニメでは決して放送できない幻の秘話がココに!!

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――7月13日、朝――――――…

 

ドラえもん「こらっのび太!起きろ!遅刻するぞ!」

 

のび太「…もーいいじゃん行かなくたってさぁ、あと数日で夏休みなんだから…」

 

ドラえもん「………そのまま起きずに死ねばいいのに」

 

のび太「…あ?」

 

ドラえもん「大体君は中学生になったというのに、無責任というか無神経というか」

 

のび太「あ?どっちが無神経だよ。居候の分際で死ねとか言っていいと思ってるの?」

 

ドラえもん「『あ?』て…誰に向かって口聞いてんのさ。せっかく起こしてあげたのに」

 

のび太「あ?」

 

ドラえもん「そんな性格で歴史を都合の良いように変えるなら君は粛清さ

 

れるべきだと思うよ」

 

のび太「あ?何言ってんのウスラハゲダヌキ」

 

ドラえもん「君は歴史の汚物であり僕の人生の汚点だからただちに殺すね」

 

のび太「お?お?やんのかタヌキ?お?」

 

ドラえもん「しょうがない奴だなぁ…苦しまないように瞬殺だよ」

 

ドラえもんが四次元ポケットに手をつっこむと同時に

 

すかさず押入れにあったスペアポケットに手を伸ばすのび太

 

のび太〈……何か道具で……距離をとらないとッ…!〉

 

ドラえもん「熱線銃~」てってれっててってってーー

 

のび太「ウワァッ!!?」

 

のび太が道具を取り出した瞬間、ドラえもんが引き金をひく…!

 

部屋は眩く光り、家は一瞬にして炭と化した

 

ドラえもん「ウフフフフフフフ…!」ガラガラガラ・・・

 

のび太「shitッ!タケコプターで窓から飛び出していなければ死ぬところ

 

だった……!」

 

ドラえもん「shitって……勉強してないくせに、そんな汚い英語はおぼえ

 

ているんだね」

 

のび太「しつけが悪いのさ。それよりいいのかい?僕はスペアポケットを

 

持っているんだよ?」

 

ドラえもん「君は実に馬鹿だなぁ」

 

ドラえもんの顔がニヤリと歪む

 

悪寒を感じ取ったのび太はとっさに身構えた

 

ドラえもん「あははははははは」

 

ドラえもんは狂気に満ちた笑い声をあげながら

 

勝ち誇った顔でフラスコ瓶を見せ付ける

 

ドラえもん「ハイこれ何でしょう」

 

のび太「それは…『ウソ8OO〈エイトオーオー〉』」

 

※ウソ8OO〈エイトオーオー〉

 

言った事が全てウソになる薬

 

以前、これを飲んだのび太の独り言によって

 

未来に帰ったドラえもんが再びこの時代に戻ってきた

 

二人にとって感慨深い道具である

 

ドラえもんは瓶の蓋を開け、『ウソ8OO〈エイトオーオー〉』をゆっくり

 

と飲み干す…

 

ドラえもん「のび太君は生きる」

 

のび太「…!!」

 

ドラえもん「のび太君は楽しみながら生きるよ」

 

満面の笑みを浮かべながらドラえもんは続ける…

 

ドラえもん「のび太君は生き続ける」

 

ドラえもん「のび太は永遠に生き続けるよ」

 

のび太「――――――ッ」

 

ドラえもん「君は…おっと!!」

 

とどめの決め台詞のひとつや二つ浮かんだのであろうが

 

ウソ8OO〈エイトオーオー〉の効果でのび太が生き返ってしまっては元も

 

子もない

 

ニアミスな発言は控えるべく、ドラえもんは衝動を押し殺した

 

 

 

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