【幻の秘話】ドラえもん「道具を使って本気で戦いたいだって?」 ⇒ あの道具、こんな使い方あったのかよww アニメでは決して放送できない幻の秘話がココに!!

まめ知識, 物語, 話題, 面白, 驚きドラえもん, ひみつどうぐ

 

ドラえもん〈これで君は……死んだッ!!!〉

 

ドラえもん〈ウソ8OO〈エイトオーオー〉を飲んで言った事は必ずウソになる〉

 

ドラえもん〈この嘘には絶対に逆らう事が出来ない…〉

 

ドラえもん「……それなのに……君はなんで生きているんだァァーーーッ!!」

 

動揺するのも無理はない

 

嘘をついたにも関わらずのび太は平然としていたのだから

 

のび太「………」

 

のび太は手帳に何かを書き始める

 

ドラえもん「答えr……るなッ!!ええい、ややこしいなぁ!!」

 

ドラえもん「どうやってウソ8OOから逃れたんだッ!?のび太ッ!!!」

 

のび太「…相当うろたえている様だけど、君が何を言っているのかわからないな。」

 

のび太はドラえもんの怒鳴りを他所に

 

持っている缶ジュースの蓋を開けて飲み始めた

 

ドラえもん〈な…何だのび太のやつ…缶ジュースなんか飲んじゃって…余裕のつもりか…?〉

 

ドラえもん〈い…いや…ジュースなんていつ買ったんだ?…いつから…缶…?〉

 

ドラえもん「……缶ジュースだってェェッ!!?」

 

のび太「2分17秒、気付くまでの時間だ。ドラえもん、『君は実に馬鹿だなぁ』」

 

ドラえもん「その缶ジュース、『吸音機』だなッ!」

 

吸音機

 

周囲の音を全て吸収し、蓄えておくことができる道具である

 

音が伝わらなければ声を出していないのも同然、ウソのつきようがない

 

のび太〈君がもし人間なら……『自分の声が聴こえていない』時点である

 

程度の憶測が立てられただろうに……〉

 

ロボットの場合、自分の声を発する際に内容をプログラムで認識してしまうため

 

『自分の発した音声を再び拾い処理する』という習慣が疎かになっている

 

……

 

まして〈自称〉高級ロボット、身体機能の不具合あらば内部で認識できる

 

彼にとって、その習慣ほど不要な物は無い

 

ドラえもんの盲点を突いたのび太の防衛策であった

 

ドラえもん〈……驚かされたけど……中身を飲んだ今なら音が伝わるだろう!?甘いねのび太!!〉

 

ドラえもん「のびた!!生き…」

 

のび太「『あははははははは』」

 

ドラえもん「!?」

 

のび太「『ハイこれ何でしょう』」

 

ドラえもん「そ…それは!!」

 

のび太「『それは…ウソ8OO〈エイトオーオー〉』」

 

ドラえもん「!!?」

 

のび太の手にはウソ8OO〈エイトオーオー〉

 

そしてもう一方の手に握られたスペアポケットから『鏡棚』が頭を覗かせていた

 

ドラえもん「どうしてだ!『フエルミラー』じゃ未来デパートで買った商

 

品は増やせないぞ!?」

 

のび太「自分の道具をろくに把握できてないくせに、何とかなると思って

 

るから君は道具の扱いに機転を利かせる事が出来ないんだ」

 

のび太「これは『フエルミラー』じゃなくて『あべこべ世界ミラー』さ」

 

※あべこべ世界ミラー

 

現実と全て反対の『あべこべの世界』へと続く鏡

 

『あべこべの世界』では現実世界と同じ人間が存在している上に、皆の性

 

格が逆になっている

 

のび太「さっき君がうろたえている時、『予定メモ帳』にこう書いたのさ

 

今日、『あべこべ世界ミラー』の世界から来たドラえもん が

 

起床前のドラえもん に

 

押入れ で

 

『ウソ8OO〈エイトオーオー〉』と『水』をバレないよう交換し、後で鏡

 

越しののび太に渡す

 

ドラえもん「じゃあさっき僕が飲んだのは…ッ!」

 

のび太「得意そうにただの水を飲んじゃって。あははははは」

 

ドラえもんの顔が怒りでみるみる赤くなっていく…!

 

のび太「書いた予定通りになる『予定メモ帳』、こう使えば不都合無くち

 

ょっとした歴史も変えれるのさ。」

 

のび太「本来ならすぐにでも機能停止させれたんだよ?どんな気分だい?

 

生意気な口調で煽り、余裕の表情を見せるのび太だが

 

内心煮え繰り返っているのは、むしろ彼の方であった

 

タイムマシンで全て元通りになるとは言え

 

死ねと言われた挙句、両親と自宅を粉々にされたのだ

 

ドラえもんのプライドを完膚なきまでにズタズタにしなければ気がすまなかった

 

のび太「チェックメイトだよドラえもん」

 

のび太はそう言い終えた後、ウソ8OO〈エイトオーオー〉を飲み干した…

 

ドラえもん「のび太はshi」

 

 

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