女性は280日もの長い間、ずっとお腹の中でわが子を守り、育てます。
つらいつわりや、数々のマイナートラブルを乗り越え、
体重増加の恐怖と戦いながら、検診で見るわが子の姿。
そして胎動に励まされ、わが子に出会えるその時を心待ちにして、長い期間を耐え抜くのです。
現代社会ではいくら医療が発達したとはいえ、いまだに出産は命がけの一大イベント。長い間待ち続けたわが子との対面、いままでに経験したことがないような陣痛の痛み、そして思い通りにならない周囲の人々…。
出産にはドラマがたくさん詰まっています。今回は、出産にまつわる数々のエピソードをご紹介します。
出産シーンというと、生まれてきてくれてありがとう!と、出産を終えたお母さんが泣いてしまうところを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
実際、感動の涙を流したというエピソードもあるのですが、実は多数派は「それどころじゃなかった」という意見。
出産は本当に大変なことなんですね。
日本では麻酔を使った無痛分娩があまり一般的でないことから、多くのママが激しい痛みと長時間向き合わなければいけないのが現状です。
中には24時間以上も陣痛が続き、意識がもうろうとした中出産したというエピソードも…。
出産後も、感動の対面というよりは「やっと終わった」「疲れた」という意見が多いようです。
いくら感動的な出産シーンといっても、ときにはユニークなハプニングが起きることもあります。
それはそれで、良い思い出になるかもしれませんね。
いかがでしたか?赤ちゃんに会えた喜びから涙するママもいれば、痛みと披露でそれどころではなかった!というママまで、出産エピソードは千差万別。
中には痛みのあまり暴れたり暴言を吐いたりする妊婦さんもいるようですが、ご本人は覚えていないことも多いとか。
経験がものを言うようで、2人目、3人目と出産していくうちに、ようやく出産の感動を素直に味わえたというママもいるそうです。
出産は、人生の間でもそう何度も経験できることではありません。
しかも、思い描いていた理想と違ってしまうことも多いもの。
それでも、赤ちゃんが生まれてきてくれる喜びはみんな同じです。
一つひとつのエピソードに詰まった思い出を、大切にしていきたいですね。