【暴露】実はドロドロ・・・社交界でラブはゲーム。デヴィ夫人とアラン・ドロンの秘密の関係とは?
レジュメを輪転機にかけて、読み合わせをして。
気付くと、8時半になっていた。
あまり緊張する間もなく、俺は急いでまなみの家に向かった。
まなみの家に着くと、9時ちょっと前。
メールを送信した。
俺:今家の前にいるよ!
メールを送ると、すぐに扉が開いた。
どうやら玄関で待っていたみたいだ。
まなみの家の庭には、ちょっとした電灯がついていたので顔ははっきり見えた。
なんか不安げな顔で、俺の顔を見て笑ったんだけど、泣き笑いみたいな感じに見えた。
そして、右手にはあの赤白の杖を持って。
286:とんかつ ◆voT6OcgkPo:2007/12/06(木) 01:23:46.74ID:3UGkvDEo
俺:おっす。どこいこっか?
俺は、今更ながら高まってきた心臓の鼓動を紛らわすように、明るく言った。
まなみ:ん、公園でいいかな。寒くない?
今日は結構厚着だった。
友達の家に忘れっぱなしだった唯一のファー付きアウターも返ってきたし、寒くない。
俺:大丈夫だよ。まなみも、大丈夫?
まなみ:うん、平気。ごめんね、夜に呼び出して。
やっぱり、声にも元気というか、なんか覇気がない。
俺:大丈夫だよ。じゃ、いこっか。
公園は俺とまなみの家のちょうど間。俺は手をのばしてまなみに差し出した。
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