【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

感動, 物語学校, 泣ける話, 病院, 療養, 青春

630: 9k1Z+XoP0

 

前々から、俺の連休最終日に、食事に行く約束をしていた。

 

当然のことながら香子は仕事で、しかも遅番だったので、終わるのは8時

 

 

迎えにいくのは、8時半だ。

 

朝に立てたスレも見事に8時に投下終了でき、この上ない幸先のよさ。

 

こいつはきっとうまくいくぜ!

 

そんな高いテンションで、俺は出発した。

 

634: 9k1Z+XoP0

 

香子の職場の前に車を停めると、

 

既に香子は私服に着替えて、待っていた。

 

「ごめん、待たせた?」

 

「ううん、今終わったとこ。」

 

言いながら、香子は助手席のドアを開けて乗り込む。

 

今日はドアくらい開けてやろうと思ったのに、素早い動きで先を越され

 

た。

 

香子が車に乗り込むと、車中にいい匂いが拡がった。

 

「香水変えた?」

 

「そろそろ秋っぽくw」

 

なにが夏っぽくてなにが秋っぽい匂いなのかよくわからないが、

 

 

 

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