埼玉で「なんでもあり」のやりたい放題の混浴風呂。○○だらけの実態がエグい……
彼は基本的に正直者だ。
そんなふうに持ち物検査は終わった。
84:名無しNIPPER:2011/07/25(月) 12:57:05.81 ID:evCbY/gxo
昼休みに屋上に行く。
あたりまえのような顔をして屋上さんがコーヒー牛乳を啜っていた。
場所を変えようかと思ったが、どうせいるかも知れないことを承知でき
たのだ。こちらが変えてやる理由もない。
俺は彼女が苦手だが、彼女と話すのは嫌いではなかった。
「また来たんだ」
屋上さんは困ったような顔をして俺を迎えた。強く拒絶されることはな
い。
最初の頃は来るだけでも冷たい視線を向けられたが、今となっては彼女
の方もだいぶ慣れたらしかった。
屋上さんに近付く。
「人、多いね」
普段はろくに人がいないのに、今日は屋上で食事を摂る人間が多いよう
だった。
「たまにある。こういうことも」
屋上さんは周囲を気にするでもなく言う。人ごみの中にあっても、彼女
が孤高であるということは揺るがない。
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