埼玉で「なんでもあり」のやりたい放題の混浴風呂。○○だらけの実態がエグい……
彼女がひとりでいることと、周囲に人間がいることは無関係なのだ。
85:名無しNIPPER:2011/07/25(月) 12:57:36.82 ID:evCbY/gxo
「このくらい騒がしい方、逆に落ち着くでしょ」
そうだろうか。俺は人が多すぎると落ち着かない。
「で、なんで私の隣に座るわけ?」
「一緒にお昼食べようと思って」
「……まぁ、いいけどさ」
最初の頃と比べれば格段の進歩と言える。
とはいえ彼女が不躾なほど威圧的な視線を見せることはまだある。
俺が何か言わなくていいことを言ったときとか、何か気に入らないこと
があったときとか、あるいは理由なんて想像もできないこともある。
いずれにせよ屋上さんは俺に対してなんら執着を持つことがないようだ
った。
いたらいたでいいし、いないならいないでいい。どちらでもかまわない
。不快になってもまあ仕方ない、という考えでいるようだった。
「今日はおべんとあるんだ」
屋上さんが静かに言う。甘ったるそうな菓子パンをかじりながら、彼女
はフェンスの向こうを眺めていた。サンドウィッチじゃないんだ。
「忘れてこなかったから」
包みを開けて食事をはじめる。屋上さんはそれに目もくれず一心にフェ
↓次ページへつづく↓