「ガキ使」特番でベッキーに批判殽到。本人は受けた“タイキック“「ありがたかった」と感謝するも…
タレントのベッキーが、2017年12月31日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のドッキリ企画で、不倫騒動を起こした「禊ぎ(みそぎ)」として、タイ式キックボクサーに蹴られる内容が放送され、Twitter上で賛否を呼んでいる。
■どんな内容だった?
ベッキーが登場したのは、年末恒例の特番「絶対に笑ってはいけない アメリカンポリス24時(日テレ系)」の1コーナー。
ココリコの田中直樹に、タイ式キックボクシングの「タイキック」を仕向けるという役目を終えて安心していたベッキーに「逆ドッキリ」が仕掛けられた。
2016年、人気バンド「ゲスの極み乙女」の川谷絵音さんとの「不倫」が報じられたことを受けて、テロップには「ベッキー 禊(みそぎ)のタイキック」と表示された。
「私はもうスッキリしてるんです」と叫びながらキックボクサーから逃げようとしたベッキーだが、ダウンタウンの浜田雅功らが「あんまり動けへん方がええで」とベッキーを捕まえ、遂に女性ボクサーの強烈な蹴りを腰に受けた。
「痛い、ヤバいこれ」という声とともに崩れ落ちたベッキーの姿が、出演者の爆笑とともに放送された。
■ベッキー「タレントとしてありがたい」
放送後、Twitterでは暴力を通じて笑いをとる様子に対し、「いじめ、集団リンチ、暴行の域にあたる犯罪」「弱い者いじめで笑いを取る日本のバラエティー番組なんて滅べ」「子どもが産めなくなったら、どうするんですか?」といった批判の声が相次いだ。
一方ベッキー自身は、1月6日放送のラジオ番組「ミッドナイト・ダイバーシティー~正気のSaturday Night(FMラジオ)」に出演した際に、「年末のバラエティー番組の代表格なので、そこに出演させてもらってうれしかったです。逆ドッキリされるっていうのもね、タレントとして本当にありがたかったなと思います」と感謝の気持ちを述べた。
■議論は更に加熱「番組の問題性を感じる」
ベッキーの「ありがたかった」という発言を受けて、ネット上では更に議論が加熱。
「タイキック」は、これまでも同番組の人気コンテンツの1つであったことを引き合いに出し、「今回だけ騒ぐのはおかしい」といった声や「他のメンバーも全員ケツバットを食らっている」と投稿するユーザーもいたが、「許されない」と怒りを露わにするユーザーも相次いだ。
ネット上での番組批判を打ち消そうとしたかのようなベッキーの発言に「(番組への)忖度」ではないかと指摘するユーザーもいた。
「ベッキーは番組出演に感謝してるじゃん」って言って蹴りを入れられた事を全く問題視しない人達、本人が告発すると仕事に支障が出るとか想像しないのか。
(ベッキーが)こう言わざるをえない力関係を利用しての暴力に、よけい番組の問題性を感じます。
ベッキーが嬉しかろうが嫌かろうが暴力・差別肯定番組でしかない。それ観て笑える人しかり。
同番組は、ダウンタウンの浜田雅功が米俳優エディー・マーフィに扮して、肌を黒くメイクしたことを受けても非難を浴びている。英メディアのBBCや米メディアのニューヨークタイムズなど、海外メディアから「人種差別的」と批判的な報道もされた。
「ベッキー X ガキ使」リアルタイムツイート
謝る必要ある?何がだめなのかね?みんな、視聴者に、笑ってもらおうとからだはってやってくれてるのに……なんで? 『ガキ使』で物議! 黒顔メーク、ベッキーにタイキックでも日テレが謝らないワケとは a.msn.com/07/ja-jp/BBI8j…
ガキ使見てリンチやいじめをやろうってヤツは、警策で座禅修行者の肩をバシバシ叩く僧侶を見てもやるでしょうな。というか、そういう観点で見ると後者の方が悪質ってことになる。ベッキーはまだ「被害者」って演出があったけど、座禅は被害者性ゼロ。 twitter.com/amneris84/stat…