【感動】披露宴会場で海上自衛隊関係者が涙の敬礼。会場の空気を一変させた新郎祖父の言葉とは??【実話】

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新郎は防衛大学出身の海上自衛隊員だったので、宴席には制服組が目立っていました。

その多くは同僚のようでした。

最初にスピーチをした新郎の上司は制服ではなく礼服でした。

後で分かったのですが、礼服の出席者の中にも海自関係者が多くいたようです。

 

何人かのスピーチが終わり、宴も終盤に近づいて新郎のお爺ちゃんが挨拶に立ちました。

杖を付きながら立ち上がり、ゆっくりとした足取りでマイクの前に立ったお爺ちゃん。

一通りの挨拶をした後・・・

「私も船乗りだったので、孫が海自に入って艦に乗っていることは嬉しく、そして誇りに思う。」

そして、お爺ちゃんは昔話を始めた・・・

出席者の多くが酒を呑む手を止め、神妙な顔をしてお爺ちゃんの言葉に耳を傾けていました

それは戦時中の苦労話だったのですが、披露宴ということを意識して努めて明るい表現で話していました。

色んな苦労を夫婦で乗り越えることで、幸せを感じることが出来るといった内容だったと思います。

それは、戦中戦後の大変な時代を生き抜いてきた人の重みのある言葉でした。

「私の世代が不甲斐なかった故に、海自の皆さんには大変な苦労をお掛けしている。それについては、誠に申し訳ないと思っている。」

「先の戦争で多くの戦友を失いました。しかし生き残った私は、孫の結婚披露宴に出席するという幸せに恵まれている。」

「死んでいった者たちも、きっとこういう場に立ちたかったことだろう。そんな彼らの気持ちを思うと、この場に立つ幸せを申し訳ないとさえ感じる。」

「しかし、いつ死んでもおかしくなかった私が今こうして生かされているのは、何かしらの意味があるのだと思っている。」

「その意味はこの歳になっても未だに分からないが、こうして孫の幸せな姿を見せてもらえることを、私の代わりに死んでいった者達に感謝したい。」

お爺ちゃんの話が終わった後、制服組の一人が新郎の席に行って尋ねていました。

「お前のお爺ちゃんは、軍人だったのか?」

「そう、自分の祖父は海軍士官だった。」と新郎が答えると・・・

「では、乗っていた艦の名は?」

 

 

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