【超悲報】戦時中か!?アベノミクスのせいで学校給食までもが・・徐々に小さくなる(画像あり)
なった。ここ数年続く食材の値上がりを受け、横浜市などで小学校給食が徐々に寂しく
なっている。給食費を上げる動きも目立ってきた。
横浜市では、2011年度にみそ汁とともに「アジの開き」が出されていた。それが1
4年度には「ししゃもの素揚げ」にかわり、17年度にはみそ汁を豚汁にかえて、主菜は
「ちくわの磯辺揚げ」に。11年度に6分の1カットだったデザートのメロンは17年度、
半分の12分の1カットになった。
横須賀市では、人気のカレーライスの豚肉は1人あたり50グラムだったが、40
グラムに減らす日が出てきた。付け合わせの福神漬けも、13年度は年8回出していたが
16年度は1回だけ。13年度に24回だったデザートの提供回数は、16年度は8回に
まで減った。
学校給食は、人件費などは公費負担で、食材費相当分を保護者が負担する。政府の基準
や計画で必要な栄養量が決められ、食材の80%以上を国産とする目標も示されている。
神奈川県の16年5月のまとめでは、県内市町村の小学校給食費は月額平均4062円。
1食あたり243円だった。だが、この額では使える食材が限られ、定められた栄養量を
確保することが難しくなっているという。
川崎市の資料によれば、消費者物価指数の上昇が続いており、09年を100とすると、
16年には食料が106・2になった。生鮮食品は上昇が大きく、121・7に達したと
いう。
ソース
https://digital.asahi.com/articles/ASL1K4ST5L1KULOB00Y.html
続く
8あった。だが、値上がりの影響で17年度には53回に減り、種類は18と半分以下に
なった。
栄養面でも、エネルギーとたんぱく質で基準量を維持するのが精いっぱい。鉄分や食物
繊維は基準を下回っている。
このため横浜市は、今年9月から月600円値上げし、4600円とする方針を決めた。
これで、品目数や栄養価を14年度の水準まで戻せるという。
市教委健康教育課の担当者は「品目が充実した11年度がベストだが、同じ水準にしよ
うとすると800円の値上げが必要で、高すぎると判断した。給食費を上げずに献立を
変える工夫も限界にきており、心苦しいが負担をお願いすることにした」と話す。
川崎市は、学年により月3650~4050円だった小学校の給食費を、4月から一律
4500円に上げる。横須賀市も、月4千円だったのを4月から4500円に上げる方針。
月4千円の秦野市は、4月からの値上げを検討中という。
月3800円の平塚市でも、担当者は「かなり厳しくなってきた。消費税が10%に
なるころには値上げを考えざるを得ないのではないか」と話す。
一方、月4千円の海老名市は、地元食材の購入費に充てるため、児童1人あたり年間7
00円を公費で穴埋めしている。すぐに値上げする予定はないという。(太田泉生)