【感動】余命三か月と診断された42歳のお母さんが最後にとった行動とは・・・「少しだけ長生きさせてください」と言ったその訳【涙】

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彼女には2人のお子さんがいます。
 
 
上の子が高校3年で、下の子が高校2年。
 
 
せめて上の子の卒業式までは

生かしてあげたいと

僕たちは思っていました。
 
 
でも彼女は余命3か月と言われてから

1年8か月も生きて

2人のお子さんの卒業式を

見てあげることができたんです。
  
 
そして、1か月ほどして亡くなりました。
 
 
彼女が亡くなった後

娘さんが僕のところへやってきて

びっくりするような話をしてくれたんです。
  
 
僕たち医師は

子供のために生きたいと言っている

彼女の気持ちを大事にしようと思い

彼女の体調が少しよくなると

外出許可を出していました。
 
 
「母は家に帰ってくるたびに

 私たちにお弁当を作ってくれました」
  
 
と娘さんは言いました。
 
 
彼女が最後の最後に家へ帰った時

もうその時は立つこともできない状態です。
 
 
病院の皆が引き留めたんだけど

どうしても行きたいと。
 
 
そこで僕は
 
 
「じゃあ、家に布団を敷いて

 家の空気だけ吸ったら

 戻っていらっしゃい」
 
 
と言って送り出しました。
 

ところがその日

彼女は家で台所に立ちました。

 

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