【心温まる】ダウンタウン浜田雅功ファミリー子育て論
浜田家のようにお父さんの仕事が忙しくて、子どもとの接点がない
家庭では、お母さんの演出の腕が見せどころ。
「ちゃんと見てくれている」 「褒めてくれてたよ」。
子どもがやったことに対し、間接的でもそんな言葉の積み重ねが
父親という存在への尊敬や共感に繋がるという。
「人間性の部分」と「仕事人としての部分」の両面で
尊敬できれば、最終的なところでのたがははずれないと。
家のこまごまとしたことはお母さん、
大きな決定や判断はお父さんが担当。
そんな『浜田家式お約束』には、
「菜摘の悩み相談室」という形で、子育てママたちの
さまざまな相談に菜摘さんが答えている。
「あとがき」には、夫・浜田雅功が妻・小川菜摘に
贈った言葉が綴られ、「ほんまにごくろうさん」
という言葉がやけに響いた。
浜田家は家訓「おもしろくなきゃダメ」通り、笑いの絶え
ない暖かい浜田家であり続けるんだろうなと
思わせてくれると同時に、浜田家の活躍ぶりに合点が
行く。
「おかえりっ!―浜田雅功ファミリーのできるまで」
という本には幸せをお裾分けしてもらったような、ずいぶん満たされた気持ちで本を閉じた。