【モヤモヤ】突然の病気で手術することになった友人に借金を申し込まれた。俺「返すのは100年後でもいいから」と言ったものの…→数年後

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その翌日には色付きでお金は返ってきた

さすがに色は受け取れぬと言うも、それは利息のようなものだと

結局受け取ってしまう

 

謝られてしまったよ

実は返す用意はコツコツと整えていた

いつ返せと言われてもいいようにと封筒に入れて、貧しい生活で困っても使ってしまわないようにと管理して

でも本当は待たずに申し出るべきだった、100年後という言葉に甘えてしまったな、と

確かに、受け取った袋は少しヨレヨレだった

 

俺はと言うと感情の整理がつかないでいた

もとはと言えば手放すつもりで人助けのつもりで差し出したお金

それに後ろ髪ひかれるみたいにまるで拗ねたように何年も連絡を断っていたこと

 

いや、特に俺が間違っていたとは思わない

貸したものが返されないのはふつうに腹がたって然るべきことだと思う

彼の言った「100年後と言う言葉に甘えた」と言うのもそれはふつうに落ち度だろうと

でも言うなればお互い様だと思った

だから何も問わないことにした

連絡を断っていたことの理由も話さず

と言っても今日まで追求されることもなかったけど

 

 

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