【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
たんだ』って気付きましたお」
(´・ω・`)「…………」
ショボンさんは黙って僕の話を聞いていた。
一時も、僕から目を逸らすことなく。
( -ω-)「――――そして、もう一つのことに気が付いたんですお」
( -ω-)「……僕は、こんなにも消極的な人間だったんだって」
32: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 20:10:08.79 ID:i1nggAI80
そこで一瞬だけ言葉に詰まってしまった。
……それでも、僕は続けた。
すべてを吐き出してしまいたかった。
( -ω-)「ある日、勇気を出して隣の子に話しかけてみましたお」
( -ω-)「……でもその時、僕は冷たくあしらわれましたお」
思い出す。
あの日々の記憶を。
( -ω-)「クラスメイトの頭の中は、みんな勉強のことばかりでしたお」
( -ω-)「授業中も、休み時間も会話はないまま、半年が過ぎていきまし
たお」
33: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 20:12:27.10 ID:i1nggAI80
僕は記憶を掘り起こし、話し続ける。
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