【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
29: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 20:05:14.15 ID:i1nggAI80
僕は、怖くて、口を閉ざしたままでいた。
……ずっと、こうして押し黙っていたい。
(´・ω・`)「……辛いことかもしれないけど、教えてほしいんだ」
叔父さんが優しい目をして諭す。
――――僕は決心して、重い口を開いた。
( ^ω^)「……僕も、中学校までは毎日が楽しかったんですお」
心の奥に押し込んだ記憶を思い出す。
たどたどしい言葉遣いで、昔話を続けた。
( ^ω^)「気の合う友達と一緒に、毎日のようにふざけあっていました
お」
( ^ω^)「いつもいつも、皆は僕のそばにいてくれましたお」
( ^ω^)「いつしか、それが当たり前の事に思うようになったんですお
」
31: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 20:07:40.07 ID:i1nggAI80
( ^ω^)「……卒業後、僕は両親の薦めで、私立の進学校に通うことに
したんですお」
( ^ω^)「いつもいた友達はそこにはいなくて、周りは知らない人ばか
りでしたお」
( ^ω^)「その時初めて、『ああ、あの時間はあんなに貴重なものだっ
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