【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
計算が終わるころにはもう夕食の時間になっていた。
あんなにぎらついていた太陽も、すっかりいなくなってしまった。
日が落ちて月が空を支配し始める頃、僕たちは出発した。
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇブーン、一体どこに行くって言うのよ」
( ^ω^)「それは着いてからのお楽しみだお」
懐中電灯を片手に山道を歩いて行く。
(;^ω^)「それにしても蒸し暑いお」
ξ;゚⊿゚)ξ「ホントね……夏はこれがなければいいのに……」
日が落ちても暑さは変わらなかった。ツンがじっとりと汗ばんでいる。
ツンの芳しい汗の匂いが、風に乗って流れてくる。
僕は少しだけ、変な気持ちになってしまった。
ξ゚⊿゚)ξ「……ちょっと、なんか目つきがやらしいわよ」
(;^ω^)「あうあう」
154: 名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/08(日) 22:20:0
3.56 ID:uLgBBMr4O
支援
156: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 22:23:07.24 ID:/YDuLUAZ0
家を出てから30分ほど経っただろうか。
僕たちはまだ長い道を歩き続けていた。
まだ辺りはそれほど暗くなっていない。
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