【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
叔父さんは机の上のお茶を飲みながら言った。
(´・ω・`)「だけどね、やってみると大変なんだよ」
(;^ω^)「分かりますお……」
叔父さんの言葉が身にしみて分かる。
早くも根をあげている自分をよそに、叔父さんはてきぱきと作業を済ませて
いく。
自分の不甲斐なさに腹が立った。
151: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 22:16:17.01 ID:/YDuLUAZ0
( ^ω^)「僕も頑張るお……」
(´・ω・`)「ブーン君、この作業は単純で、地味で、つまらない仕事だ」
(´・ω・`)「だけどね、どんなに苦しくてもやらなくちゃいけないことな
んだ」
(´・ω・`)「世の中に出たら、もっと多くの苦しいことがある」
(´・ω・`)「でも、諦めちゃだめだよ。さぁ、作業に戻ろうか」
叔父さんはそう言って、またノートに目を移した。
( ^ω^)「(よし……!)」
叔父さんに諭されて、僕は再び作業を始めた。
面倒でも、がんばろう。
そう心を入れ替えて、電卓をさっきまでより強く叩いた。
153: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 22:19:44.70 ID:/YDuLUAZ0
↓次ページへつづく↓