【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
( ゚∀゚)「ほぅれ、かかったぞー!」
手に伝わる引きを感じ取り、ジョルジュさんは釣り糸を勢いよく巻き上げる
。
数匹のアジが海からあがり、空中でぴちぴちと跳ねた。
21: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 22:10:07.62 ID:uJ7PyqMC0
( ゚∀゚)「ほれ、やってみんか!」
ジョルジュさんは僕に竿を渡し、「おっしゃー引いとるわ!」と叫びながら
戻っていった。
( ^ω^)「……よし」
僕は竿を握り、波立つ海に仕掛けを落とした。
波に揺られ、カゴの中の撒き餌が広がっていく。
教えてもらった通り、アジがかかるまで竿に集中した。
( ^ω^)「……お?」
しばらくの間じっと待ち続けていると、釣り竿が、くんっ、と反応する。
握りしめた手に、確かな引きを感じた。
23: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 22:12:51.29 ID:uJ7PyqMC0
(‘A`)「おいっ、ぼさっとするな! 引いてるぞ!」
(;^ω^)「おおおおおおっ!?」
ドクオさんの声を聞いて急いで糸を巻き上げる。
重い手ごたえが伝わる。間違いない、仕掛けに魚がかかった。
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