息子が危険な状態の時に、医師遅刻⇒父親ブチギレ。しかし、医師の真実を知ったとき、凍りついた。

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あるテレビ番組で、「医者の呼び出しって休日とかでも頻繁にあるものなの?」という質問がありました。

残念ながらこたえはイエスです。

呼び出されるパターンは大きく分けて二つです。

ひとつは入院している患者の急変、ふたつめは土日や夜間の外来でいつも診察している患者がきた場合です。

 

 

入院患者が急変

たいていの入院患者の変化に関しては、看護師さんだけで処理できるようにあらかじめ指示をだしています。

たとえば嘔吐したらこの薬を使う、痛みを感じたら坐薬を使う、便秘だったら下剤を使う・・などです。

しかし、激痛がはしった、転倒した、血圧が急激に下がったというような場合は緊急事態の可能性もありますので、我々に電話がきます。

電話だけで対応できる場合もありますが、そうでない場合は病院へ行かなければなりません。

特に患者さんが亡くなったという場合には死亡確認のために必ず病院にいかなければなりません。

したがって今晩は危ない患者さんがいそうだな、という場合には早めに家に帰ってなるべく休息を取るようにしています。

 

夜間や休日の外来患者

夜間休日の外来患者対応に関しても同様です。

たとえば消化器内科にかかりつけの患者が、お腹の痛みを訴えて来院した場合は、どの医者でも痛み止めを出しておけば大抵物事は解決します。

しかし消化器内科かかりつけの患者が血を吐いたということで来院した場合は、状況にもよりますが消化器内科の医者が内視鏡のカメラ検査を行う必要がでてきます。

したがって院内にカメラのできる医者がいなければそれが夜間休日であっても呼び出さなければなりません。

これはどの科の先生も少なからず共通して、主治医となっている患者が救急外来にきて入院させる必要が出てくれば、当然主治医が対応しなければなりません。

私もしばしば呼び出されることがあります。

たいていは「この日はこの先生!」と当番が当てられていますので、旅行の最中に電話がかかってくるということはありませんが、

当番といっても日常生活は普段通りしているので、買い物中とか、食事中に電話がかかってくる可能性は十分ありえます。

 

つらい呼び出し

いつ呼び出されるかわからない、というのは結構ストレスになります。

ある先生は自分が当番の日ではないにもかかわらず、担当患者さんが急変したことによって彼女と記念日のdinner中に呼び出されたことがあったそうです。

さすがに放っておけないので、dinnerを途中で抜け出して患者さんの対応をしたということでした。

その後、彼女さんとはいろいろあって別れてしまったそうですが、このような状況を許容できる女性でないと、医者とは結婚できないということでしょうか。

そのほか、カップラーメンにお湯を入れた時点で病院から電話がかかってきたとか、

お風呂に入ろうとして全裸になった瞬間緊急事態で呼び出されたとか、小話は尽きません。

若いうちは病院からの電話を逃してはならまいと、お風呂にも病院のPHSを持ち込んでいる循環器内科の医者もいました。

 

 

 

 

引用元:http://like-channel.info/article-Qp18UIVJ 、 http://marryadoctor.jp/top/%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/