【復讐】B君が教室で友達と話していると、Cが後ろから消しゴムをちぎっては投げてきた。B君はCの手を払いのけたが、それに逆上したCが殴りかかってきた結果…【反撃】
親戚の子供の話。
その親戚は母子家庭で中学三年の男子の一人っ子。
この男子をB君とする。
B君は基本的に物静かな性格。
しかし部活はガチガチの体育会系。
試合の時などは闘争心丸出しで頑張るという、静と動の切換がある。
さらに言うと勉強は嫌いだが頭の回転は速い。
ニュースなどもよく見ており、
世界情勢の話題なんかでも大人と遜色ないくらいに話せる。
そんなB君が三年の夏休みの前日、教室で友達としゃべっていると
後ろから消しゴムをちぎっては投げてくる馬鹿がいた。
こいつをCとする。
B君ははじめ無視していたが、
しつこく投げてくるCに止めるよう言うが止めない。
頭にきたB君はCの手を払いのけたが、
その拍子に持っていた消しゴムが飛んでいった。
普段B君は逆らったりすることがなかったので、
Cはたったそれだけで逆上しB君に殴りかかった。
その所為でB君の右目は大きく腫れ上がり、
眼球の毛細血管が切れ白目の部分が赤く染まった。
病院で診察をうけた結果、しばらく激しい運動は控えるようにとなった。
間の悪いことに夏休みに入ってすぐ、
三年間頑張ってきた部活の試合があった。
B君は怪我のため出場できないことが確定した。
B君の悔しさたるや計り知れず、
友達が遊びの誘いに来るも家に籠もる日々だった。
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