【2000円→0円】キンコン西野「大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します」
たどりついたのは、ひともよりつかない砂浜。
「いこう、ルビッチ。さあ乗って」
「なにいってんだよ。この船はこわれているからすすまないよ」
おかまいなしにプぺルはポケットから大量の風船をとりだし、
ふうふうふう、と息をふきこみ、風船をふくらませます。
ふうふうふう、ふうふうふう。
「おいプぺル、なにしてんだよ?」
ふうふうふう、ふうふうふう。
「いそがなきゃ。いそがなきゃ。ぼくの命がとられるまえに」
プぺルはふくらませた風船を、ひとつずつ船にむすびつけていきました。
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